今日は、宇宙についてパート4ということで。
まずは北極星から。
北極星は、地球の自転軸をのばしたところにあって、いつも同じ位置で輝くので方角の目安になっていますが、
この北極星は、現在はこぐま座のα星ですが、1万2000年後くらいにはこと座のベガが北極星になることが、解っています。
これは地球の自転軸が、太陽と月の引力によって、ぶれているからで、この現象は歳差運動といわれています。
はるか先の事ですが、北極星は永遠に同じ星ではなく、代わってしまうんですね。
また天気のいい日に、夜空を眺めると無数の星が輝いているように見えますが、肉眼で見ることができるのは約3000光年の範囲で、せいぜい3000個ぐらいです。
しかしその向こうのも宇宙は、ずっと広がっているので、星の数も半端ではありません。
銀河系だけでも、1000億個以上の星があることが解っています。
この星たちは、あまりにも遠いので動いていないように見えますが、実は激しく動いていて、平均すると時速18万キロメートルで動いています。
こんな無数の星が猛スピードで動いていて星どうしが、衝突しないのかな?
と思いますが、・・・
実は太陽の一番近くのケンタウルス座αでも、その距離は4.3光年もあります。
夜空にびっしり見える星も、実はスカスカで、その様子を「太平洋にスイカ3個」と例えた日本の学者もいます。
宇宙の大きさを、つくずく感じますね。
それでは、また・・・
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