今日は、久〜しぶりの宇宙について。
実は、宇宙の中で人間が観測できるものは、たった4.9%です。
このことは、衝撃的でした。
その観測できない物は、質量を持つ物質(ダークマター)と質量も実体ももたない何らかのエネルギー(ダークエネルギー)に分けられることまでは、解っているようです。
しかし、どちらもその正体は、まったく解っていません。
ただ、観測衛星プランクが宇宙背景放射のムラを観測して、宇宙の構成要素が、
星や銀河をつくる普通の物質 4.9%
ダークマター 26.8%
ダークエネルギー 68.3%
だという事が、解っています。
(宇宙背景放射とは、ビックバンのときに発生した、エネルギーが高く波長の短い光のことで、138億年かけて地球に届くまでの間に引き伸ばされていったために、現在は光ではなくマイクロ波として観測されています。)
ダークマターやダークエネルギーが、どんなものなのか知るためには新しい理論を作る必要があるようです。
現在、ダークマターを探す研究は世界中で行われていて、岐阜県の神岡鉱山の地下1000メートルに、ダークマターを直接発見するための実験施設 XMASSがあります。
本当に宇宙って、不思議だし謎だらけですね。
それでは、また・・・
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