2014年12月18日
A420・「忘れる」ことは良いことだ
前回A419のタイトルは「物忘れ」と「認知症」でした。
最近、認知症が社会問題として大きく取り上げられるほどに、「忘れる」ということが脳の故障、劣化現象と思われがちのようですが、我が親愛なる忘却殿の為に一言弁護しておきたいと思うのであります。
「忘れる」と言うことがなければ、人は生きていくない!
それ程大切なことであることを忘れてはいけない!
と思うのです。
あれこれ思ったり、思わせられることが次々に起こって、都度泣いたり笑ったりするのが人生ですが、楽しいことも悲しいことも辛いことも、決して忘れてはいけないような事までも、時の流れとともに、何時しか忘れて行くのが人の常のような気がします。
私は年齢の為ばかりではなく、ずっと以前から「忘れるは易く、覚えるは難し」の傾向が強いと自覚してきました。しかし、有難いことに「人間は忘れるから生きられる」という説に救われて、来年は傘寿の今日まで生きて来ることが出来ました。
確かにあらゆることを全て覚えていたら、たちまちノイローゼになってしまいそうです。
「忘れる」ことがなかったら「人の噂も四十九日」という諺が生まれなかったでしょうし、
かって大流行した「君の名は」「あなたと私の合言葉、有楽町で会いましょう」のラジオ放送が始まると銭湯の女湯が空になったという、あの「忘却とは忘れ去ることなり・・」という名台詞も生まれなかったでしょう。
「忘れる」ということは人にとって必須の健康法と言えそうです。
理屈っぽい人は「法定の期限は1秒遅れても許されないから、絶対忘れてはいけないことがある」というでしょう。
確かにその通りです。
一方、昔整列ビンタが日常茶飯事であった軍隊でさえ、「忘れました!」と言うと、ビンタを免れたと聞きました。その位に「忘れ」は尊重されていたとも言えそうです。
誰かが白といえば、別の誰かがいや黒だ!といい、お互いに譲らぬままに年月が経つと何を言っていたのかも忘れてしまう。人の世の常です。
忘れるという事は個人の健康法としても、社会の潤滑剤としてもなくてはならない大切なことなのだと思います。
こう自分に言い聞かせると、何となく気が楽になってきます。
この様に、「忘れる」という事は私たちにとってなくてはならぬ大切なことでもあるのです。
忘れてはならないことはメモを取るなどして、(メモを取ったことを忘れないようにして)、
その他のことは自分のペースで忘れたり、思いだしたり・・・
自然体で暮らしていくのが最も健康的な生き方なのだろうと思っています。
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1、「日記・諸事寸話」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(1)
2-1、「身体の健康」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(2)
2-2、「運動」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(3)
2-3、「食習慣・食生活」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(4)
3、「心・頭脳の健康」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(5)
4-1、「病気・傷害・医療」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(6)
4-2、「糖尿病」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(7)
5、「福祉・介護・看護」
「ジャンルなし」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(8)
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「忘れる」と言うことがなければ、人は生きていくない!
それ程大切なことであることを忘れてはいけない!
と思うのです。
あれこれ思ったり、思わせられることが次々に起こって、都度泣いたり笑ったりするのが人生ですが、楽しいことも悲しいことも辛いことも、決して忘れてはいけないような事までも、時の流れとともに、何時しか忘れて行くのが人の常のような気がします。
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「忘れる」ということは人にとって必須の健康法と言えそうです。
理屈っぽい人は「法定の期限は1秒遅れても許されないから、絶対忘れてはいけないことがある」というでしょう。
確かにその通りです。
一方、昔整列ビンタが日常茶飯事であった軍隊でさえ、「忘れました!」と言うと、ビンタを免れたと聞きました。その位に「忘れ」は尊重されていたとも言えそうです。
誰かが白といえば、別の誰かがいや黒だ!といい、お互いに譲らぬままに年月が経つと何を言っていたのかも忘れてしまう。人の世の常です。
忘れるという事は個人の健康法としても、社会の潤滑剤としてもなくてはならない大切なことなのだと思います。
こう自分に言い聞かせると、何となく気が楽になってきます。
この様に、「忘れる」という事は私たちにとってなくてはならぬ大切なことでもあるのです。
忘れてはならないことはメモを取るなどして、(メモを取ったことを忘れないようにして)、
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