2014年05月18日
A391・立って靴下を履けますか?
「そんなの簡単!」
と言って、実際に、ふらふらせずに履ける人は「ご立派!」なのだそうです。
フラミンゴとか野球のバッターとかのように一本足で立つことは、一般の人が試してみると思う以上に上手くいかないケースが多いようです。
ことに高齢者にとっては高いハードルですが、とかく起こりやすい転倒・転落を防ぐために、是非「転びにくい身体であること」を心がけたいと思っています。
高齢者はバランスを保つ能力が低下していることもあって、少し姿勢が崩れても転倒しやすく、更に骨の虚弱化もあって大腿骨頚部骨折といった重度の骨折となる危険性が高い様です。
その結果、寝たきりになる、肺炎を起こすといった深刻な事態に連鎖していきます。
また、転倒の問題点はそれ自体にとどまりません。
一度転倒を経験すると不安が先立ち、病気でもないのに転倒を心配するばかりに閉じこもりがちになる ⇒認知症を悪化させる ⇒筋肉や骨を弱らせる ⇒さらに寝たきりに拍車をかける…といった悪循環を生じる。ともいわれます。
「転びにくい身体づくり」を心がけようと思う所以です。
この為の一策は
「片足立ちで鍛えよう」という事です。
アンチエイジング医療にも取り組んでいるドクター坪田一男さんのお話です。
運動は4種類あります。
(1)走る、エアロビック(有酸素運動);
(2)筋力トレーニング;
これは別の運動です。ただ走るだけでは筋肉はつかない。筋肉をつけるためには、最大筋力の8割とか9割ぐらいの負荷をかける必要がある。
(3)ストレッチ;
これが重要です。エアロビックも筋トレも、筋肉を使うと拘縮していく。それを防ぐには必ずストレッチをする。
(4)バランス;みんな結構忘れているけどバランスが大切。
Q;バランス? それはどのように運動すればいいのですか?
A;一番簡単なのをやってみますか? 、みんな立ってください。右足で立って、左手を腰につけて、このまま3分間、動かずにいられたら合格」
というQ&Aがありますけれど、3分間など普通の人はまず出来ないでしょう。30秒できればご立派!ではないでしょうか。
2,3秒でアウトでも大丈夫です。練習すれば誰でも出来るようになります。
ドクター曰く
「どうやって鍛えるか。例えば、きょうこの後、
・エレベーターに乗るとしたら片足立ち。エレベーターの前、片足立ち、
・バスを待っている時、片足立ち。
・電車のホームは危ないから真ん中あたりで片足立ち。
・パーティーでつまらないあいさつ、片足立ち。」
(補足)
片足立ち!
当然、右足立ち、左足立ち!
片足で1分半立っているだけで、1時間ウォーキングしたので同様の脚の筋肉強化になるそうです。といっても、筋肉強化であって、もちろん心肺機能は別ですね。
心肺機能はやっぱりウォーキングやジョギング、エアロビクスなどの有酸素運動を日々継続しないとなかなか強化されない! という事なのでしょうが、
先ずは足、脚部の筋肉が衰えては、立つことも容易でなくなり、さらには歩行困難、寝たきりになる入り口にもなるので、簡単にどこでも短時間にできるこの片足立ちがお勧めである!・・・と思っています。
また、この片足立ちは「バランス」を保つ筋肉と脳神経も育てる!
と説明されています。
この「バランス」は年齢を経るとともに、極端に落ちてくるの能力なのだそうです。
何もしないでいると、40代でも10秒も持たない人がいる。といわれる反面、
習慣的に練習を反復していると70〜80歳でも1〜2分はOKとなります(私の体験です)。
別のドクターのお話です。
「ときどき駅の階段を踏み外しておっこちOLさんやおとーさんがおられるのであるが、これ、脚力はもちろん足の運動神経も含めた感覚、バランス能力が衰えていることに原因がある。
・・・
バランス能力というのは身体を垂直に保つ筋肉である遅筋を鍛えるということであるから、これ、つまり、毛細血管を育てるということにも繋がる。
・・・
これも、継続が重要であるのはいうまでもない。
・・・
しかし、これ、1分半で1時間のウォーキングと同様の効果がある方法であるだけに、足腰、各関節への負担はかなり大きいので、膝や股関節に問題のある人は、できれば医師とご相談の上、無理のないように行なって頂きたい」
要するに、自分を守るのは結局は自分なのだから、「よい」と聞いてやみくもに頑張るのではなく、さりとて何もしない!ではなく、
頑張りすぎない程度に頑張る!
ゆっくり、右肩上がりをねがって、
今日を過ごし、明日を迎える日々を過ごしたいと願っています。
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(お礼と報告)
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”医療と健康(全般)” 13位/250人中
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1、「日記・諸事寸話」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(1)
2-1、「身体の健康」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(2)
2-2、「運動」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(3)
2-3、「食習慣・食生活」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(4)
3、「心・頭脳の健康」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(5)
4-1、「病気・傷害・医療」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(6)
4-2、「糖尿病」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(7)
5、「福祉・介護・看護」
「ジャンルなし」
-・「ハッピー健康習慣」バックナンバー(8)
と言って、実際に、ふらふらせずに履ける人は「ご立派!」なのだそうです。
フラミンゴとか野球のバッターとかのように一本足で立つことは、一般の人が試してみると思う以上に上手くいかないケースが多いようです。
ことに高齢者にとっては高いハードルですが、とかく起こりやすい転倒・転落を防ぐために、是非「転びにくい身体であること」を心がけたいと思っています。
高齢者はバランスを保つ能力が低下していることもあって、少し姿勢が崩れても転倒しやすく、更に骨の虚弱化もあって大腿骨頚部骨折といった重度の骨折となる危険性が高い様です。
その結果、寝たきりになる、肺炎を起こすといった深刻な事態に連鎖していきます。
また、転倒の問題点はそれ自体にとどまりません。
一度転倒を経験すると不安が先立ち、病気でもないのに転倒を心配するばかりに閉じこもりがちになる ⇒認知症を悪化させる ⇒筋肉や骨を弱らせる ⇒さらに寝たきりに拍車をかける…といった悪循環を生じる。ともいわれます。
「転びにくい身体づくり」を心がけようと思う所以です。
この為の一策は
「片足立ちで鍛えよう」という事です。
アンチエイジング医療にも取り組んでいるドクター坪田一男さんのお話です。
運動は4種類あります。
(1)走る、エアロビック(有酸素運動);
(2)筋力トレーニング;
これは別の運動です。ただ走るだけでは筋肉はつかない。筋肉をつけるためには、最大筋力の8割とか9割ぐらいの負荷をかける必要がある。
(3)ストレッチ;
これが重要です。エアロビックも筋トレも、筋肉を使うと拘縮していく。それを防ぐには必ずストレッチをする。
(4)バランス;みんな結構忘れているけどバランスが大切。
Q;バランス? それはどのように運動すればいいのですか?
A;一番簡単なのをやってみますか? 、みんな立ってください。右足で立って、左手を腰につけて、このまま3分間、動かずにいられたら合格」
というQ&Aがありますけれど、3分間など普通の人はまず出来ないでしょう。30秒できればご立派!ではないでしょうか。
2,3秒でアウトでも大丈夫です。練習すれば誰でも出来るようになります。
ドクター曰く
「どうやって鍛えるか。例えば、きょうこの後、
・エレベーターに乗るとしたら片足立ち。エレベーターの前、片足立ち、
・バスを待っている時、片足立ち。
・電車のホームは危ないから真ん中あたりで片足立ち。
・パーティーでつまらないあいさつ、片足立ち。」
(補足)
片足立ち!
当然、右足立ち、左足立ち!
片足で1分半立っているだけで、1時間ウォーキングしたので同様の脚の筋肉強化になるそうです。といっても、筋肉強化であって、もちろん心肺機能は別ですね。
心肺機能はやっぱりウォーキングやジョギング、エアロビクスなどの有酸素運動を日々継続しないとなかなか強化されない! という事なのでしょうが、
先ずは足、脚部の筋肉が衰えては、立つことも容易でなくなり、さらには歩行困難、寝たきりになる入り口にもなるので、簡単にどこでも短時間にできるこの片足立ちがお勧めである!・・・と思っています。
また、この片足立ちは「バランス」を保つ筋肉と脳神経も育てる!
と説明されています。
この「バランス」は年齢を経るとともに、極端に落ちてくるの能力なのだそうです。
何もしないでいると、40代でも10秒も持たない人がいる。といわれる反面、
習慣的に練習を反復していると70〜80歳でも1〜2分はOKとなります(私の体験です)。
別のドクターのお話です。
「ときどき駅の階段を踏み外しておっこちOLさんやおとーさんがおられるのであるが、これ、脚力はもちろん足の運動神経も含めた感覚、バランス能力が衰えていることに原因がある。
・・・
バランス能力というのは身体を垂直に保つ筋肉である遅筋を鍛えるということであるから、これ、つまり、毛細血管を育てるということにも繋がる。
・・・
これも、継続が重要であるのはいうまでもない。
・・・
しかし、これ、1分半で1時間のウォーキングと同様の効果がある方法であるだけに、足腰、各関節への負担はかなり大きいので、膝や股関節に問題のある人は、できれば医師とご相談の上、無理のないように行なって頂きたい」
要するに、自分を守るのは結局は自分なのだから、「よい」と聞いてやみくもに頑張るのではなく、さりとて何もしない!ではなく、
頑張りすぎない程度に頑張る!
ゆっくり、右肩上がりをねがって、
今日を過ごし、明日を迎える日々を過ごしたいと願っています。
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