アフィリエイト広告を利用しています

2023年05月24日

371番:中国語文法(23)


中国語文法(23)


《文型4》 「是」を伴わない名詞述語文

主語 + 名詞(句)

  今天 星期一。 / きょうは月曜日だ。
Jīntān xīngqīyī


【応用形】

否定形  : 今天不是 星期一。
  Jīntān bú shì xīngqīyī
きょうは月曜日ではない。


一般疑問形: 今天不是 星期一吗?
Jīntān xīngqīyī ma ?  
きょうは月曜日ですか?


反復疑問形: 使用されません。


選択疑問形: 今天 星期一还是星期二?
Jīntān xīngqīyī háishi xīngqī' èr ?
きょうは月曜日ですか、それとも火曜日ですか?


疑問詞疑問形:今天 星期 几?
Jīntān xīngqī jǐ
  きょうは何曜日ですか?

※ 述語部に「是」を伴わない名詞だけのこの、名詞述語文は
表現用途が限られており、
  「出身」、她北京人 (Tā Běijīnrén.) /(彼女は北京出身だ。)
  「年齢」、你弟弟几岁了? (Nǐ dìdì jǐ su ì le ?)
/ (弟さんはおいくつですか?)  
  などです。

詳しく見ていきましょう。

1: 述語名詞(句)が数量・数字関係(年齢、年月日、曜日、時刻、金額、重量)
   などを表すとき

   我今年二十岁。/ 私は今年20歳だ。
    Wǒ jīnnián èrshí suì.

今天七月六号。/ きょうは7月6日だ。
    Jīntiān qīyuè liù hào.

这件衣服二百块钱。
    Zhè jiàn yīfu èrbǎi kuài.
この服は200元です。

    他身高一米八,体重七十公斤。
Tāshēngāo yì mǐ bā, tǐzhòng qīshí gōngjīn.
彼は身長180センチメートルで、体重70キログラムだ。


2: 述語名詞(句)が出身地、職業、特徴、天候などを表すとき。

他上海人, 我北京人。
Tā Shànghǎirén, wǒ Běijīnrén.
彼は上海出身で、私は北京出身だ。

    这个姑娘大眼睛, 高个子。
    Zhège gūniang dà yǎnjing, gāo gèzi.
この女の子は目がぱっちりしていて、背が高い。

    今天晴天。
    Jīngtiān qíngtiān.
きょうは晴れている。

● 述語名詞の前に副詞を入れることができます。また文末に「了」
  を伴うこともできます。この場合の「了」も変化を表します。

现在已经九点了。
   Xiànzài yǐjīng jiǔ diǎn le.
今はもう9時になった。

   爸爸都五十岁了,孩子才两岁。
Bàba dōu wǔshí suí le, háizi cái liǎn suí.
父はもう50歳になったが、子供はまだ2歳だ。


● 否定形は必ず「不是」を使います。 否定文のあとに、続く肯定文には
  「是」が必要になります。
  また、「也」、「还」、「 又」などの副詞を用いるときも、多くの場合
  「是」が必要です。

  明天不是晴天, 是阴天。
  Míngtiān bú shì qíngtiān, shì yīntiān.
明日は晴れではなく、曇りだ。

* 名詞述語文が否定文になると、必ず「不是」を用います。その後の
   肯定文にも、「是」を用います。

后天也是阴天
  Hòutiān yě shì yīn tiān.
あさっても曇りだ。

  * 「也」などの副詞を使った場合も、「是」を加えることが多い。



⦿ 「是」 その他の用法

ダイヤ1 「是」+ 動詞句 +「的」 の形で分類を表します。

她是学英语的,我是学汉语的。
Tā shì xué Yīngyǔ de, wō shì xué Hànyǔ de.
  彼女は英語を勉強し、私は中国語を勉強する。

这是用来写字的。
Zhè shì yònglái xiě zì de
これは字を書くために使うものだ。

* 用来(yònglái):〜のために用いる
 
这个事例可以用来做我们的参考
Zhè ge shìlì kěyǐ zuò wǒmen de cānkǎo.
この事例は我々の参考にすることができる。


ダイヤ2  主語 + 「是」+ 形容詞 +「的」 の形で普遍的な事実や
    一般的傾向を表します。

雪是白的。
   Xuě shì bái de.
雪は白い(ものだ)

2023年05月23日

370番:アルト・ハイデルベルク(110)


アルト・ハイデルベルク(110)



−−−−−−−−−−【110】−−−−−−−−−−−−−−−−

............Lutz:Um vier Nachmittags kommen wir nach Frankfurt.
.....................Ich gehe in den Wartessal, um eine Flasche
.....................Selters zu trinken, da sitzt Se. Durchlaucht !

Schölermann:(erschreckt) Wo ?

.............Lutz:Im Wartessal ! Neben diesem Doktor !
......................Se. Durchlaucht trinkt Bier ! Hält in der Hand
......................ohne Handschuh ein fettiges Papier mit sogenannten
......................Frankfurter Würsten.

Schölermann:−Ach !−

.............Lutz:−ißt davon !

Schölermann:(total perplex) Ja−

.............Lutz:Es rennen Leute vorbei, stoßen an Sr. Duechlaucht
......................Stuhl, setzen sich an denselben Tisch, machen
......................Lärm−da hör' ich diesen Doktor schreien.
......................≫ Kellner ! noch zwei ! ≪


−−−−−−−−−−− (訳) −−−−−−−−−−−−−−−−

ルッツ:午後4時に、私たちはフランクフルトに
    着いたんだ.私は1本炭酸水を飲むために、
    待合室に行った.何とそこには殿下が座っ
    ていらっしゃる!

シェーラーマン:(びっくりして)どこにですか?

ルッツ:待合室にだよ.あの博士の隣にだ! 殿下は
    手袋もはめずにビールを飲んでおられた. 
    手にはあのフランクフルトソーセージという
    ものを包んだ油だらけの紙を持っておいでなの
    だ.

シェーラーマン:−何と!−

.............ルッツ:−その汚れた紙の中を召し上がられていた !

シェーラーマン:(すっかりうろたえて) そうでしたか−

.............ルッツ:人がみんなそのそばを突き刺さんばかりに走っ
..........................ていくのだ.殿下の椅子にぶつかる者もいた.
..........................同じテーブルに着く者どもいた.騒ぎ立てる者
..........................どももな−そこへもってきて、あの博士が叫ぶ
..........................んだ.「ボーイさん、ビールあと2杯!」とな.



−−−−−−−−−−−《語彙》−−−−−−−−−−−−−−−

der Wartessal [ヴァルテザール](変E) (大きな駅などの) 待合室
die Flasche (Nタイプ) 瓶
  eine Flasche Bier ビール1本、
  eine Flasche Wein ワイン1本
Selters:Selterswasser (炭酸入りミネラルウォーター) (北ドイツ)
erschreckt:(3単現) <erschrecken (自)驚く、どきっとする
   3変化:erschrecken、erschrak、erschrocken
尚、(3単現)の形はerschrickt もあり、
   こちらが標準なので
   こちらで覚えましょう.Er erschrickt./ Du erschrickst.
der Handschuh (Eタイプ) 手袋
   手袋をはめている:Handschue tragen
手袋をはめる:Handschue anziehen 
手袋を脱ぐ:Handschue ausziehen
fettig (形) 油で汚れた [ここではPapier が中性単数のため
            混合中性4格語尾 es を伴う]
sogenannt: (形) いわゆる
Frankfurter: (形) フランクフルトの [格語尾はつきません]
die Wurst: ソーセージ [女性名詞ながら強変化、変Eタイプ]
  die Wurst..... die Würste
der Wurst......der Würste
der Wurst......den Würsten
die Wurst......die Würste
ißt :(3単現、新綴りはisst)
<essen (他) 食べる / (自) 食事をする 
essen 3変化:essen, aß, gegessen
davon:ここでは von dem fettigen Papier
rennen: (自) 走る、駆ける (他) 突き刺す
vorbei: (副) 通り過ぎて
  辞書不掲載でしたが、ここではvorbei /rennen
という分離動詞と考えてもよいでしょう.
es:これがあるためrennen は他動詞.
そうなると、人々を突き刺すというのは
常識的に不可.よってLeute が主語で、es がA格.
  ちなみにes はN格G格D格A格の順で
es, seiner, ihm, es 
さて、そのes が指すものは何か?
具体的に描かれておりません.
  ここでは、「その状況を」指していると考えましょう.
  殿下がフランクフルトを召されているその状況で、
そのそばを人々が突き刺すようにそばを駆けてゆく、
という感じだと思います.
  (文法欄でもう一度見てみましょう.
stoßen: (他) [Aを] 突く、突き刺す
    (自) (an を) 突く、突き刺す
(an に) ぶつかる、衝突する
    3変化:stoßen…stieß…gestoßen
der Lärm: (単ノミ) 騒音

−−−−−−−−−−−−−《文法》−−−−−−−−−−−−−−−

Es rennen Leute vorbei. /
(殿下の) そばを駆け抜ける人たちもいた.

しつこいけれど、再度 es の説明です.定動詞が3人称複数形な
ので、先ほどのご説明で間違いかとは思いますが、別の角度からも
みてみましょう.
 英語の構文でThere is 〜、There are ~ というのがありました.
どうも文の雰囲気からして、これによく似ていると思い、このコー
ナーで取上げました.では、これを英語のこの構文に当てはめてみ
ましょう.
 There are people running through. あるいは
 There are people passing by.
が考えられます.

そうしてみると、英語のthere に対応する成分は
ドイツ語では es になるかと思われます.
 Es ereignite sich ein Unfall./ 事故が発生した.
There happened an accident./ 同上

 Es kamen drei Soldaten heran./ 3人の兵士が近づいてきた.
 There came nearer three solders. / 同上

これらの違い目は何かというと、there が副詞なのに対しes は
文の主語であり、動詞を定める力を持っていること.
それ以外は同じ役目で、「これからあるお話をしますよ」という
前置きの役目を持っていることです.

ですからes という仮主語に対し、意味上の主語には
不定冠詞か数詞がついています.
英語の場合も、「there + V + 主語」の
主語は不定冠詞か数詞がつくのが普通のようです.

結論:ドイツ語のes は英語のthere に似た働きがある.
   ただし文法機能はちょっと違うが…   

369番:ハリエット嬢(130)


ハリエット嬢(130)
Miss Harriet
Maupassant



−−−−−−−−−−【130】−−−−−−−−−−−−−−−

 Je ne rentrai pas pour déjeuner. J' allai faire un
tour au bord de la falaise, ayant autant envie de
pleurer que de rire, trouvant l' aventure comique
et déplorable, me sentant ridicule et la jugeant
malheureuse à devenir folle.


−−−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−−−−

 私は昼食には戻りませんでした. そして断崖のとこ
ろまで行きました.泣きたくもあり、笑いたくもありま
した.恋愛はコミカルでもあり、嘆かわしいものでもあ
ると知りました.私には滑稽だと感じました.そしてハリ
エットさんには狂人になるほど不幸なものなのだと判断を
下しました.


..−−−−−−−−−−〘語句〙−−−−−−−−−−−−−−−−

déjeuner:(m) 昼食; (自) 昼食を食べる;
  ここでは前置詞の直後なので名詞と解釈したいが
  無冠詞なのでやはり動詞と見るのがいいでしょう.
[ pour + 不定詞= 〜するために、〜するように]
Je suis venu pour vous voir. /
  あなたに会うために来ました.
尚、déjeuner が名詞の場合は定冠詞le を伴います.
après le déjeuner / 昼食後に
  prendre le déjeuner sur la terrase / テラスで昼食をとる.
  ただし形容詞が伴うと不定冠詞になります.
  faire un bon déjeuner, arrosé de bons vins /
上等のワイン付きのおいしい昼食をする.

  例外はpetit という形容詞がつくとき、
  petit déjeuner は「朝食」という別の概念をもちます.
  この場合は定冠詞le が伴います.
  prendre le petit déjeuner / 朝食をとる
  これも同じく形容詞がつくと不定冠詞になります.
  prendre un bon petit déjeuner / 素敵な朝食をとる

  最後にひと言:déjeuner に限らず定冠詞がつく名詞
  が形容詞を伴うと不定冠詞になります.
  Il fait un soleil radieux. さんさんと日が照っている.
  形容詞だけでなく修飾語を伴うと不定冠詞です.
  sous un soleil de plomb / 灼熱の太陽の下で 

falaise:(f) (特に海岸の) 絶壁、断崖 
aventure:(f) 異常な出来事 
comique:[コミック](形) 喜劇の、滑稽な
déplorable:[デプロラーブル](形) 嘆かわしい
ridicule:(形) 滑稽な、おかしな
me sentant ridicule:自分をばかげていると思いながら
jugeant:(現在分詞) <juger (自/他) 判断を下す 
malheureuse:(形、女性形) <malheureux (形) 不幸な
   aventure (恋愛)、もしくはハリエットさんを受け
   ているので女性形.me sentant ridicule et la jugeant ~
  とあるので、ハリエットさんを受けているようです.
à devenir folle:狂人になるほど
la jugeant:このlaもaventure (恋愛)を受けていると見る
   のと、ハリエットさんのことと見るのと二通りあ
   ります.
la jugeant malheureuse:恋愛を不幸なものであると判断して
   彼女(ハリエットさん)を不幸と思いながら       
malheureuse à devenir folle:狂人になるほど不幸な.
la jugeant malheureuse à devenir folle /
  恋愛を狂人になるほど不幸なものであると判断して
  ハリエットさんを狂人にさせるほど不幸なものであ
   ると判断して
そしてこれらの判断はfaire un tour au bord de la falaise
海岸の断崖まで散歩に出かけている道すがら思っていた
こと、と解釈しましょう.  

me sentant ridicule et la jugeant ~ はやはり、la はハリエット
さんのことです.恋愛は自分には滑稽だが、ハリエットさ
んには不幸だと判断を下しながら歩いていた.
気が狂うほど不幸なことなのだと思いつつ海岸にまで
来てしまった、ということになります.

訳本を確認します:

岩波書店:わたしの位置は実に滑稽ですが、彼女の身に
     なってみれば気が狂うほど悲しいこと…
パロル舎:自分自身が滑稽に感じられたり、不幸な女は
     狂気に走る…
ちくま文庫:自分にしてみれば滑稽でしたが、彼女にし
     てみれば気が狂うほど不幸…

はい、当然訳本の方が正しいです. 
la = ハリエットさん
 
なので訂正

la jugeant:  
【誤】このlaもaventure (恋愛)を受けていると見るの
   と、ハリエットさんのことと見るのと二通りあ
   ります.

【正】このla はハリエットさんのことです.

368番:射G英雄伝(28)


射雕英雄传 (28)


テキストでは物語は原書の第7回(3)に飛びます.
郭靖が成長してモンゴルから故郷へ戻る展開になり
ます.


−−−−−−−−−−【28】−−−−−−−−−−−−−−−−−

店小二见了少年这副肮脏穷样,
Diànxiăo'èr jiànle shàonián, zhè fù āngzang qióng yàng,

老大不乐意,
lăodà bú lèyì,

叫了半天,
jiàole bàntiān,

才懒洋洋地拿了碗碟过来.
cái lănyángyáng de nále wăndié guolai.


.−−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

若い衆は少年の貧しく汚らしい格好にひどくへそを曲げ、
さんざん呼ばれてからようやく面倒くさそうに椀や皿を
持ってきた.


−−−−−−−−−−⦅語句⦆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

【店小二】diànxiăo'èr: 料理屋や宿屋のボーイ
  (前回既出語) 訳文の方も「店の若い衆」
【肮脏】āngzang: だらしなく汚い
【老大】lăodà: きわめて.非常に
【懒洋洋】lănyángyáng: ものぐさそうなさま、
     面倒くさそうなさま.

367番:ロシア語(29)


ロシア語(29)

【第29回】 
 
  学習テーマ: 私には兄弟がいます
        
 
−−У вас есть брат ?
ウ ヴァース イェーシチ ブラート?
  ご兄弟はいますか?


−−Да, у меня есть брат.
ダー ウ ミニャー イェーシチ ブラート.
  はい、います.


−−У вас брат старший или младший ?
ウ ヴァース ブラート イリ ムラートシィ?
お兄さんですか、弟さんですか?


−− У меня старший брат. А у вас тоже есть брат ?
ウ ミニャー スターリシィ ブラート. ア ウ ヴァース トージェ イェーシチ ブラート?
兄です. あなたにもご兄弟がいますか?

−−Нет. У меня есть сестра.
ニェト, ウ ミニャー イェーシチ スィストラー.
いいえ.私には姉妹がいます.


《語句》
у [ウ] (前) 〜のもとに、〜に
вас [ヴァース] вы の生格
есть [イエースチ] ある、いる
брат [ブラート] 兄弟
меня [ミニャー] я の生格
старший [スタールシィ] 年上の
младший [ムラートシィ] 年下の
сестра [シストラー] 姉妹



   ⦿ きょうのポイント

1.所有の表現
 「〜には〜がある」という表現は、前置詞 у の後に所有者
を表す語の生格を続けます.

   у + 所有者(生格)+ есть + 所有物(主格)

У бориса есть брат. / ボリスには兄弟がいる.
У сестры есть новый журнал.
ウ シストルィー イェーシチ ノーヴィィ ジュルナル.
姉(妹)は新しい雑誌を持っている.

 ロシア語にも英語のhave に当たる「持つ」という意味の
動詞 иметь がありますが、have よりずっと狭く限定的にし
か用いられません.



2.人称代名詞の生格
 [y + 人称代名詞の生格] を覚えましょう.

人称代名詞  y + 人称代名詞 生格(対格と同形)
я у меия [ウミニャー] меия
ты у тебя [ウチビャー] тебя
ои у него [ウニヴォー] его
она у неё [ウニヨー] её
мы у нас [ウナース] нас
вы    у вас [ウヴァース]  вас
они у них [ウニーフ] их

 本来、人称代名詞は、生格と対格は同じ形をしていますが、
3人称に限って、直前に前置詞が来ると、語頭にн がつきます. 

У него есть машина./ 彼は車を持っています.
ウ ニヴォー イェーシチ マシーナ.
 
У них есть книга. / 彼らは本を持っている.  
ウ ニーフ イェーシチ クニーガ.

  
3. есть
「ある、いる、存在する」を意味する есть ですが、これは
быть という動詞の現在形なのです.есть の便利な点は、主語が
男性であろうと、女性であろうと、中性であろうと、複数であ
っても、есть は形をかえず、いつもесть のままです.

есть を用いるときは、モノがあるのか、ないのかが問題になって
いる場合だけです.モノのあることが、すでにわかっている場合
はесть を用いません.

 У вас есть компьютер ? / コンピューターをお持ちですか?
 ウヴァース ィエーシチ カンピューチェル?

Да, есть. / はい、持っています.
 ダー ィエーシチ. 

 Какой у вас компьютер ? / どんなコンピューターですか?
 カコーイ ウヴァース カンピューチェル?

У меня хороший компьютер. / いいコンピューターですよ.
ウミニャー ハラシーィ カンピューチェル.

366番:中国語会話(39)


中国語会話(39)


あなたの趣味は何ですか? 39/100


你 有 什么 爱好?
Nǐ yǒu shénme àihào ?
あなたの趣味は何ですか?


我 喜欢 弹 钢琴。
Wǒ xǐhuan tán gāngqín.   .  
私はピアノを弾くのが好きです。


你 弹 钢琴 弹了 多 长 时间 了? 。  
Nǐ tán gāngqín tánle duō cháng shíjiān le ?
あなたはピアノをどのくらい弾いていますか?


我 弹了 三 年 了。
wǒ tán le sān nián le.
3年になります。



【語句と解説】
爱好 (àihào) 好む、愛好する;好み、趣味
喜欢 ( xǐhuan) 好む、好きである
我 喜欢 音乐。/ 私は音楽が好きだ。
wǒ xǐhuan yīnyuè.

她 喜欢 看 电影.
Tā xǐhuan kàn diànyǐng. / 彼女は映画が好きだ。

弹(tán) (指で)はじく;(楽器を)弾く
     弹钢琴(tán gāngqín) ピアノを弾く
弹吉他(tán jítā) ギターを弾く
钢琴 (gāngqín) ピアノ 「オルガン」は风琴 fēngqín)
多长时间 (duō cháng shíjiān)  どのくらいの期間。
      多(duō) は程度や数量について用いる疑問副詞。
弹了三年了(tán le sān nián le) 弾き始めて3年になる、3年間弾いている。
  文末の「了」le はすでに3年になり、まだ継続することを表している。
   


   ⦿ ポイント

1: 程度を尋ねる「多」(duō)
  这 孩子 今年 多 大 了?
  Zhè háizi jīnnián duō dà le ?
  この子は今年いくつですか?

   这 棵 树 有 多 高?
     Zhè kē shù yǒu duō gāo ?
この木はどれくらいの高さがありますか? 


2: 2つの 「了」le
1つの文の中で、動詞のすぐ後と文末との2か所に 了(le)を
    用いることがあります。

我 吃(了) 饭 了。
   Wǒ chī(le)fàn le.
私はごはんを食べた。

我 做(了) 作业了。
Wǒ zuò (le) zuòyè le.
    ぼくは宿題を済ませた。

    これらの文では、客語が比較的簡単であるので、
    すでに学んだように、動詞の後の「了」は省いて、文末の了(le)
    のみを用いることが多い。

    ただし、客語が数量を表している場合は、動詞の後の了(le)は
    省略することができません。
    また文末に了(le)を用いるか、用いないかによって、文の
    ニュアンスに違いが出てきます。

我 在 北京 住了 两 年。
Wǒ zài Běijīng zhùle liǎng nián.
私は北京に2年住んだ。

     我 在 北京 住了 两 年 了 。
Wǒ zài Běijīng zhùle liǎng nián le.
  私は北京に住んで2年になる。

我 弹 钢琴 弹了 弹了 三 年 了。
wǒ tán tán gāngqín tánle sān nián le.
私はピアノを弾き始めて3年になる。

365番:中国語文法(22)


中国語文法(22)


《文型3》 動詞述語文・形容詞述語文に由来する「是」構文

    主語 + 是 + 名詞句

   我看的 是 英语书。
Wǒ kàn de shì Yīngyǔshū.
彼が読んでいるのは英語の本だ。


  【応用形】

否定形  : 我看的 不是 英语书。
   Wǒ kàn de bú shì Yīngyǔshū.
  私が読んでいるのは英語の本ではない。

一般疑問形: 你看的 是 英语书吗?
Nǐ kàn de shì Yīngyǔshū ma ?
あなたが読んでいるのは英語の本ですか?

反復疑問形: 你看的 是不是 英语书?
Nǐ kàn de shì bú shì Yīngyǔshū ?
あなたが読んでいるのは英語の本ですか?

選択疑問形: 你看的 是 英语书 还是 汉语书?
  Nǐ kàn de shì Yīngyǔshū háishi Yīngyǔshū ?
あなたが読んでいるのは英語の本ですか
それとも中国語の本ですか?

疑問詞疑問形:你看的 是什么?
  Nǐ kàn de shì shénme ?
あなたが読んでいるのは何ですか?

你看的 是什么书?
Nǐ kàn de shì shénme shū ?
あなたが読んでいるのは何の本ですか?


⦿ 一部の動詞述語文・形容詞述語文は、「 是」構文に置き換えることができます。
日本語の「〜のは〜だ。」に相当します。

【 「是」構文に置き換え: 動詞述語文の場合 】

我早上吃了一个面包。
Wǒ zǎoshang chīle yí ge miànbāo.
私は朝にパンを1つ食べた。

我早上吃的是面包。
Wǒ zǎoshang chī de shì miànbāo.
私が朝食べたのは、パンだった。


【 「是」構文に置き換え: 形容詞述語文の場合 】

没见到你很遗憾。
Méi jiàndào nǐ hěn yíhàn.
お会いできずとても残念です。

遗憾的是没见到你。
yíhàn de shì méi jiàndào nǐ.
残念なのはお会いできなかったことです。


【 「是」構文に置き換え: 動詞述語文の場合、第2例 】

田中下个月去北京。
Tiánzhōng xià yuè qù Běijīng.
田中さんは来月北京に行く。


⦿ 動詞句や形容詞句の名詞化
     (〜する右矢印1〜するもの、するひと、〜するとき、等々)

ダイヤ 動作の主体=「的」が必要
    刚才讲话的是山田先生。
    Gāngcái jiǎnhuà de shì Shāntián xiānsheng.
    さっき話していた人は山田さんだ。
 
ダイヤ 動作の対象=「的」が必要
   你听的是谁的歌?
  Nǐ tīng de shì shéi de gē ?
  あなたが聞いているのは誰の歌ですか?

 ダイヤ 時間を表す場合=「的」は不要
    他来日本是哪一年?
・    Tā lái Rìběn nǎ yì nián ?
   彼が日本に来たのはいつですか?

 ダイヤ 場所を表す場合も「的」は不要
   我跟她见面是在新宿车站。
   Wǒ gēn tā jiànmiàn shì zài Xīnsù chēzhàn.
   私が彼女と会ったのは新宿駅です。      


【注意】この文型では「A + 是 + B」の語順を変えることはできません。

   バツ1 山田先生是刚才讲话的。 (出来ません)
  ○  山田先生是刚才讲话的人。
山田さんはさっき話していた人だ。

バツ1 去年是他来日本。(出来ません)
○ 去年是他来日本的时间。
去年は彼が日本に来た年だ。

2023年05月22日

364番:アルト・ハイデルベルク(109)


アルト・ハイデルベルク(109)


−−−−−−−−−−−−【109】−−−−−−−−−−−−−−−−


............Lutz: Das geht seit heute früh immerfort gegen mich ! Mit
......................Keulenschlägen !

Schölermann: (angstvoll, devot): Ist etwas geschehen, Herr
.......................Lutz ? Noch etwas ?

.............Lutz: Wir fuhren aus Karlsburg heute früh um neun.
........................Die Straßen waren voll Menschen, der Bahnhof
........................abgesperrt, etcetera. Se. Hochfürsttliche Durchlaucht
........................selbst hatten die Gnade, Se Durchlaucht zur
........................Bahn zu geleiten. Der Hof war anwesend, die
........................Adjustanten, Se. Exzellenz der Herr Hofmarschall,
........................der Staatsrath v. Giesebrecht, der Präsident v. J úrgens,
........................Herr General v. Lachner, Exzellenz u. s. w. 
........................Der Zug kommt *, Se. Durchlaucht besteigen mit
........................diesem Dr. Jüttner ein reservirtes Coupé ich selbst
........................ein anderes Coupé−der Zug fährt ab.

Schölermann: Fährt ab.

.............Lutz:Ja. Drei Stunden später hält der Zug in Bebra.
......................Ich steige aus meinem Coupé, ich trete an
......................Sr. Durchlaucht Coupé, ich öffne die Thür,
......................ich frage:≫ Haben Ew. Durchlaucht Befehle ? ≪
...................... (Mit zitternder Stimme:)
......................Da beugt sich dieser dicke Mensch von Doktor
......................aus der Thür und sagt−−sagt:≫ Lassen Sie das !
......................Bleiben Sie in Ihrem Coupé ! Se. Durchlaucht
......................wünscht zu reisen, ohne auszufallen ! ≪
......................Sagt das in einem Tone, als ob ich dieses
.......................dicken Menschen Bedienter wäre !!

Schölermann:(verlegen). Ach−−


−−−−−−−−−−−−− (訳) −−−−−−−−−−−−−−−−

............ルッツ: 今朝はもう早くから、ずっと私はついていない!
..........................打ちのめされたよ.

シェーラーマン:(おどおどと、そして恭しく)何かあった
..........................のでしょうか、ルッツ様.まだ何かが?

.............ルッツ: 私たちは、今朝9時にカールスブルクを出発したのだ.
..........................通りはどこも人でいっぱいだった.駅といえば立入禁止だ.
..........................などなどだ.恐れ多くも大殿下様は、皇太子様を駅まで
...........................ご自身でお見送りになった.廷臣たちも参列していた.
............................副官の方々もだ.宮内大臣閣下も、式部卿殿も、枢密顧問官
............................のフォン・ギーゼブ゙レヒト、長官フォン・ユルゲンス、
............................それに陸軍大将のフォン・ラハナーなど閣下のお歴々がな.
............................そこへ列車がやって来た*.殿下はあのユットナー博士と
............................予約した車室に乗り込んだ.そして私自身は別の車室に
............................入る.そして列車は出発する.

シェーラーマン:列車が出発します.

..............ルッツ:そうだ.3時間後に列車はベーブラに到着した.
...........................私は自分の車室から移動して、殿下の車室へと歩み進む.
...........................そして扉を開けて聞いたんだ:「殿下、お言いつけはございま
...........................すか?」 すると、あのデブのユットナー博士が扉から身を
...........................かがめて現れて言うんだ.言うんだよ:「いいから放っておい
...........................てくれ.君は自分の車室にいたまえ.殿下はプライベートな
............................旅行をお楽しみだ!」とな.まるで私があのデブ人間の召使
............................いであるような調子で言うのだよ.

シェーラーマン:(困惑して)ああ、何と.



−−−−−−−−−−−−−《語彙》−−−−−−−−−−−−−−−

das geht immerfort gegen mich ! / 私はついてない!
geht (3単現) <gehen は物事が[…に]進む、運ぶ、
   gegen sich gehen (成り行きが) その人に裏目に出る
immerfort (副)[やや古語] 絶えず、常に 
Keulenschlägen <der Keulenschlag (変E) 決定的打撃、棍棒の一撃
angstvoll (形) 不安でいっぱいの、ひどくおどおど[びくびく]した、
devot (形)[文語] @恭順な、A卑屈な
geschehen (自) 起こる、生じる、
  (Dの)身に起こる、に降りかかる
  三変化:geschehen  geschah geschehen 
主語は3単のみ、現在3単:es geschiet
abgesperrt <ab/sperren (他)[A道路などを] 閉鎖する、遮断する
die Unglücksstelle abgesperren
  事故現場を通行禁止(立入禁止)にする
die Gnade (nタイプ) 好意、親切、慈悲、温情 
die Gnade haben zu + 不定詞 恐れ多くも〜する
Se. Hochfürsttliche Durchlaucht 大殿下(カールスブルク国王)
Se Durchlaucht 殿下(カールスブルク国皇太子)
geleiten (他)[文語] [Aを方向詞へ] 送っていく
der Hof (変E) 廷臣(この意味では単数のみで、集合名詞)、宮廷、宮殿
anwesend (形) 出席している、居合わせている
der Adjustant (enタイプ)[アトユタント] (軍事) 副官 
Se. Exzellenz (Seine Exzellenz)閣下、ここでは宮内大臣閣下
恐らく城を留守には出来ないので国務大臣は城に残ったと推定する.
der Herr Hofmarschall 侍従長殿、式部卿殿
der Staatsrath <der Staatsrat (変E) @枢密院、A枢密顧問官、参議官 
v.Giesebrecht (人名) フォン・ギーゼブ゙レヒト
der der Präsident (enタイプ) @大統領、A長官、ここではAの長官
v.Júrgens (人名) フォン・ユルゲンス 
der General (Eタイプ) 陸軍大将
  (空軍大将を指すこともあるが、この作品が書かれた1901年にはまだ
   飛行機はありませんでした.ライト兄弟の飛行実験は1903年12月)
v. Lachner (人名) フォン・ラハナー
u. s. w. (略)などなど、等々 √und so weiter 
reservirtes (形、過去分詞)<reservieren (他) (Aを) 予約する 
das Coupé (古語)(sタイプ) (列車の) コンパートメント 
steigen (自/s) 移動する
trete (1単現) <treten (自) […へ、から] 歩み出る、入る
Sr. =Seiner これはCoupé にかかっているため Se がSr. と
   なったもの.(中性2格)
der Befehl (eタイプ) 命令
mit zitternder Stimme  震える声で / die Stimme (en タイプ) 声
  zitternd (現在分詞) + er (強女3) <zittern (自) 震える 
beugt sich <sich beugen  身をかがめる
Lassen Sie das !  そんなことはやめなさい! 放っておきなさい! 
<lassen (他) Aをやめる
ohne auszufallen 中断することなく、妨げられることなく、
aus/fallen 中止になる、運休になる、突然止まる
Bediente (m/f) (形容詞変化をする) ここでは強変化N格
意味は(m)のときはBediener 下僕、召使い
     (f) のときはBedienerin 女中、家政婦
尚、G格ですが、ここでは dieses dicken Menschen が
  Bedienter に先行しています.おそらく次の wäre の直前に
  Bedienter を置くためなのでしょう.
Bedienter wäre ! 召使いなのか!というルッツの憤りが伝わって
  きます.
verlegen (形) 当惑した、困惑した
 


−−−−−−−−−−−−《お忍びで》−−−−−−−−−−−−−−−

定訳本ではohne auszufallen の訳を「お忍びで」としています.
(公務に)患わされず、ということで、それが当を得た訳なのでしょう.
ちなみに「アクセス和独辞典」で「お忍びで」を引くと inkognito で
「お忍びで旅行する」は inkognito reisen
なので、ユットナー博士のセリフを言い換えると、
Se. Durchlaucht wünscht inkognito zu reisen !
殿下はお忍びでの旅行をお望みだ!
番匠谷版の訳は「殿下はお気楽な旅行をお望みだからな」
いずれにせよ、「公務から解放された旅行」という趣旨に沿った
訳が大切と思います.



−−−−−−−−−−−−−《文法》−−−−−−−−−−−−−−−

1:現在形
*) Der Zug kommt, / そこへ列車がやって来た.
kam ではないので、正しくは、「列車がやって来る」のはずです.
なぜ現在形なのか?
それは臨場感を出すため、と言われています.

過去の叙述でも、臨場感を出すために現在形で描写されることがしばしば
あります.訳す場合は、逆に過去形に戻した方が分かりやすいかも知れま
せん.固形のインスタント味噌汁をお湯で戻すように.

2:分離動詞 steige…aus <aus/steigen 降りる
ルッツのセリフで Ich steige aus meinem Coupé, ich trete an
Sr. Durchlaucht Coupé….
がありますが、[aus/steigen 降りる] というこの動詞を適用して
訳されている訳本もあります.(旺文社文庫版)しかしここでは
分離動詞ではなく、単にsteigen (移動する)と受け取り、aus は
自分の客室「から」移動する、と解釈した方がいいと思います.
つまり、ルッツは、ホームに降りたのではなく、列車内の通路を
通って、ユットナー博士たちの客室に行った、という受け取り方
でいいと思います.

363番:ハリエット嬢(129)


ハリエット嬢(129)
Miss Harriet
Maupassant



−−−−−−−−−−【129】−−−−−−−−−−−−−−−

 Tout son pauvre être avait tremblé, vibré,
défailli. Je le savais. Elle s' en alla sans que
j' eusse dit un mot, me laissant surpris comme
devant un miracle, et désolé comme si j' eusse
commis un crime.


−−−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−−−−

惨めな存在物と化したハリエットさんは全身が震え、お
ののき、気が脱けていました.そのことは私にはわかっ
ていました.彼女は私に何も言わせないで立ち去りまし
た.ミラクルを目の当たりにしたかのように驚く私を残
したまま、まるで私が犯罪を犯したかのように残念がら
せて立ち去ってしまいました.


..−−−−−−−−−−〘語句〙−−−−−−−−−−−−−−−−

tout son pauvre être:その哀れな全存在は:
   ハリエットさんのこと.つまり恋心を抱いてしま
   ったがどうすることもできない哀れな存在物にな
   ってしまったということでしょう.
tremblé:[トランブレ](形、過去分詞) 震えた
  < trembler (自) 震える 
vibré:(形、過去分詞) 震えた、おののいた
  < vibrer (自) 震える、おののく、震動する 
défailli:(形、過去分詞) <défaillir (自)@ 気を失う、
   卒倒する;❷我を失う;❸弱った、衰えた、
   気力のない 
j'eusse dit un mot:(接続法半過去1単) sans que と共に
  「ひと言も私が声をかけないうちに」訳すと
   変な日本語ですが真意は「私の言葉をひとこと
   も聞かずにすむように」と〜されたくないから
   その前に、という言外の意味が加わっています.   
laissant:(現在分詞) < laisser (他) 〜を残す
surpris(e):(形、過去分詞)[意表をつかれて] 驚いた
< surprendre (他) (意表をついて)驚かせる
miracle:[ミラークル](m) 奇跡、驚異、驚くべきこと
désolé:(形) 残念な;< désoler (他) 悲しませる
   ここでは me laissant の続きです.
    me laissant désolé:私を悲しませたまま
    分詞構文で、主節は elle s'en alla. です.
commis:(過去分詞) <commettre [コメトル](他)
   (犯罪・過失などを) 犯す
crime:(m) 犯罪
comme si j'eusse commis un crime. (接続法大過去)
まるで私が犯罪を犯したかのように

−−−−−−−−−−≪文法≫ −−−−−−−−−−−−−−−−

接続法半過去は現代では文語になります.本文の
Elle s'en alla sans que j'eusse dit un mot. / 私にひとこと
もしゃべらす間も与えず彼女は立ち去った.
という文は文章語で、現代フランス語では単純過去を主節にもっても、
Elle s'en alla j' aie dit um mot.
と、接続法過去を用います.

1)文法書には主節が現在、または未来のときque + 接続法
の部分は現在の事柄は接続法現在を用いる.

2)主節が過去のときはque 以下の接続法は接続法過去を
用いる、と書かれています.
Il fait ce travail sans qu'on s'en aperçoive.
人に気づかれないで、彼はこの仕事をやっています.
(主節が現在なので接続法も現在)

3)主節が現在でもque 以下で過去のことを述べるなら
そこは接続法過去.
Je regrette que vous n'ayez pas pu venir.
あなたがこられなかったのを残念に思います.

数分前の過去を想像する場合も接続法過去
Je ne crois pas qu'il soit déjà parti.
彼がもう出発したとは思いません.

ただし辞書の用例で接続法過去にならず
接続法現在に置かれているものもありました.
Il est entré sans qu'on s'en aperçoive. (クラ仏sans que 項目で)
 [s'apercevoir de ~ 〜に気づく]ここのen は[en= de + lui]
彼は人に気づかれずに入った.

一応文法に沿って書き直すと
Il est entré sans qu'on s'en ait aperçu.
彼は人に気づかれずに入った.
となります.

どちらが正しいのかと聞かれると文法に沿っておいた方
が無難かと思います.かなり微妙な問題なので私の知識
を越えています.申し訳ない!


今回の学習はここまでです.質問があればどうぞ.

質問者:はい、質問があります.tremblé も vibré も
.............ハリエットさんのことなのに、なぜtremblée
.............vibrée と女性形にしないのですか?

回答者:はい、ハリエットさんは今être という存在物
.............になっていまして、それが男性名詞だからです.
.............他にご質問は?

質問者:きょうはこれぐらいにしておいてやる!

回答者:何なんですか!じゃ私から質問です!
.............2行目、 Je le savais. このle は誰のことですか?

質問者:わははは.馬鹿め!お前も焼きが回ったか.
.............これは人ではなく、中性代名詞だ.
.............「そのこと」という内容を受けているのさ.

回答者:おお、やるじゃん.ザッツ・ライト!
 

きょうはこれまで.
.................ほな、さいなら.

362番:射G英雄伝(27)


射雕英雄传 (27)


−−−−−−−−−−【27】−−−−−−−−−−−−−−−−−

  那少年走到桌边坐下,
Nà shàonián zǒudào zhuōbiān zuòxia,

郭靖吩咐店小二再拿饭菜.
Guō Jīng fēnfu diànxiăo'èr zài ná fàncài.

.−−−−−−−−−−(訳)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 少年がテーブルの側に来て腰を下ろすと、
郭靖は店の若い衆に料理の追加を頼んだ.


−−−−−−−−−−⦅語句⦆−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

【吩咐】fēnfu: 言いつける
【店小二】diànxiăo'èr:料理屋や宿屋のボーイ

ファン
検索
<< 2024年10月 >>
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリーアーカイブ
プロフィール
語学学習さんの画像
語学学習
はじめまして.ゴタぴょんと申します.通訳ガイド(英語)をしております.というかしていました.コロナの影響で現在仕事はありません.毎日ヒマなので、語学学習をしております.学習したノートを公開しますので、どうぞ、ご一緒に!
プロフィール