ていへんかけるたかさわるに

以前書いたが, グラフィックスを使うアプリケーション (iTunes, Acrobat Reader, Safari, etc.) を長時間使っていると Mac の画面がフリーズしてしまう. 故障の確率が高い. そうなってしまうと本体のキーボードからの操作が一切行えなくなる.

このときに, それらのアプリケーションを終了させると画面フリーズが解消することがある. それでも駄目ならばリブートをかける. こういう対処は iPhone の iTerminal というアプリで Mac にリモートログインして行うのだ. iPhone での入力を少し簡単にするために次のようなスクリプトを書いた.

#!/bin/sh
### mykill: Kill an application specified by the name.

errmsg="usage: `basename $0` <application>"

if [ $# -eq 1 ]; then
    kill `ps -e | grep -i $1 | grep -v grep | awk '{ print $1 }'`
else
    echo $errmsg
    exit 1
fi

exit $?

ps のオプションを久し振りに調べたりした. ps axwww とか ps -ef とかのオプション形式がどちらも使えることを再び知る. 忘れていたのだ.

mykill itunes

みたいに使う.
こういうのでリハビリをしていくのはいいかも知れない.

10 時からチラシ配りのバイトの面接を受ける.
とても緊張したが, 不明な点などは質問して確認もできたし何とかうまくできたと思う.
いずれにせよ, チラシ配布の枚数と作業時間の連絡, 月次の報告, 何かあった場合の担当者への相談が非常に重要だということはわかった. ホウ・レン・ソウという, 自分がこれまで仕事をした中でまったくできなかったことである. これができなかったために何度も何度も, たくさんのチームのメンバーやお客さんに迷惑をかけることにもなったのだ.

昨年入院をして以来, 人とのコミュニケーションへの恐怖から抜け出せていない状況だが, 今回のバイトではしっかりやりたい. これがきちんとできれば一つ進めたことになり, 自信にもつながると思う.

次の木曜日に, 担当者と配布する地域を実際に歩いて確認する約束をして面接は終わった.
とりあえずまた仕事ができることが嬉しい.

非常に疲れた. 足を引きずるようにして帰る. あまりにも疲れていて帰宅してそのまま寝てしまった.
目が覚めたら 6 時近い. こんなに疲れていたのか...

数学を少しやる.
それからシャワーを浴びて夕食をとる.
木綿豆腐の冷奴に納豆とご飯. 豆腐の味噌汁を作りたかったが疲れが残っていて無理だった.
食べてすぐに休む.

9 時半起床.
疲労感はあるが, 今朝は起き上がることができた.

数学をやる. 書き上げた練習問題の解答を読み返して証明の間違いや議論が曖昧な箇所を直す. 見直すと必ず気になるところが見つかる.

電話があった. 体調が良かった一昨日, ネットを見ていたら近所でポスティング要員募集のバイトがあったので申し込んでいた. その担当者からの電話だった.
説明などの後, 明日の午前 10 時に面接を行うことに決まった.

またチラシ配りの仕事をやる. 不安だらけだが嬉しい.

お昼はラーメンを作った. サッポロ一番塩ラーメンにキャベツを炒めたものと茹で卵をトッピングする.

午後一杯かけて履歴書を書く. 以前 TeX で作った履歴書のテンプレートが使えた. 便利だ.

明日の面接ではとにかく普通に振る舞うことだけ考えよう.

疲労感が激しくて動けず.
抑鬱感はそれほどひどくないので踏ん張って何とか起きてみる. しかし机に突っ伏してしまう. 息をするのもだるい.
数学をちょっとだけやるが, 5 分も持たずに倒れる.
夕食は食べた. 納豆とご飯. 薬味の葱を刻んでいるときに指を切ってしまった. こういう体調のときに刃物を使うのは良くない.

9 時半起床.
やや疲労感があるが, 動けないほどではない.

数学をやる.
数学は午前中にやるのが一番集中できて良い. 圏論の練習問題を解く.
何とか早起きのリズムを作りたい.

昼食はカレー饂飩.

午後はまた数学の続きをやる.

ところが夕方から抑鬱感が強くなる.
横になって様子を見ていたのだが, 気分がゆっくりと低下してきて動けなくなりそうな感じで良くない.

頓服を飲んでシャワーを浴び夕食を済ませる.
納豆と卵かけご飯.

食器を片付けてすぐに休む. 今一つまだ体調が不安定なのが辛い.

スーザン・ケイン (Susan Cain) の『Quiet』で高度感受性 (highly sensitivity) を扱った章, 次いでドーパミン作動報酬系 (dopamine-driven reward system) を扱った章を読んで, いろいろと考えてしまってその先に進めないでいる.

高度感受性というのは 90 年代に新たに提唱された, 主として内向的な性格の人に多く見られる気質の類型である. 他人の苦しみや悩みや喜びなどの感情を敏感に察知してあたかも自分自身の事柄のようにその感情を深く共有してしまう. このような気質の持ち主としてエレノア・ルーズベルト (Eleanor Roosevelt) がアイコンのように取り上げられている.

ドーパミン作動報酬系というのは, 主として外交的な性格の人に多く見られる気質のメカニズムで, 周囲の環境や社会の動きに迅速に対応し行動を起こす仕組みである. このような気質を持った人間が多いのは金融業界で, サブプライムローン問題, IT バブル崩壊およびリーマンショックの時の出来事を通じてこの気質について語られている. マーケットの暴落によって金融のプロフェッショナルを含む大量の投資家が大きな損失を被った. しかしそんな中でも確実に利益を手にした人々がいて, ウォーレン・バフェット (Warren Buffett) はそのような一人である. 彼らは混乱の中でどのような思考を取ったのか. 彼らのドーパミン作動報酬系の仕組みは他の大損をしたトレーダーたちと何が違ったのか.

最初に読んだときには, エレノア・ルーズベルトやウォーレン・バフェットに代表されるこれらの人たちを, 超人的な能力の持ち主 (もっと言えば超能力者) のように思った. 事実として, たとえばエレノア・ルーズベルトは最初のファーストレディーとして人権問題において成し遂げた大きな足跡がその誠実な人柄と共に未だに称賛されているし, ウォーレン・バフェットはすでに伝説的な投資家として知らない者がいない.

けれども, 本を何回か読み返す中で, 彼らの内にある独自性とか異質性が際立って見えてきて, 彼らは社会の中で普通に幸福に生きることができたのか, できているのかといったことのほうが気になってきた.

彼らのような人々が, 時にある面において傑出した能力を示すことは確かにあると思う. しかし同時に大きな生きにくさや周囲への違和感も抱えているのではないだろうかと感じる.
著者のスーザン・ケインの, 何とかして彼らを知りたい, 彼らのことを伝えたいという熱も感じられる二章である.

自分としての結論に辿り着いたとは言えない. 時間を置いてまた読み返すときのために思ったことを書き留めておく.

午前中は鬱で寝込む. 体が重く, 頭の中も灰色の靄. 起きることができなかった.

昼過ぎに起きて昨日の残りのカレーを食べる. 米を炊く力が出なかったのでライス無し. カレーシチューのようなものだ.

食後に昼寝をする.
とにかくこのところ寝込んで, 寝てばかりだ.
寝ても寝ても疲労感が抜けない. どうなっているんだろう.

夕方, 疲労感が強いが頓服を飲んで何とか起きた.
起きて絵を描く. 意外に進んでいる. もうすぐ完成するだろう.
そう言えば最近体調不良で作業療法にも行けていないが連休明けにはまた出かけられればいいと思う.
絵を描いているうちに気分が上向いてきた. ありがたい.
数学も少しやる.

夕食は木綿の冷奴と納豆とご飯.

6 時起床.
昨晩珍しく熟睡できたようで, そのせいか疲労感が無い.

数学をやる. このところ細切れの時間でしかやっていないのでこれまでの見直しも含めて丁寧に考える.
ノートをとりながらまとまった時間考えるとやはり進む.
少しずつ圏論の考え方にも馴染んできた. 基本的に射を中心に考えを進めていき, 対象のことはほとんど考えない. 射の繋がりとその関係性のみから圏の, そして圏の対象の性質が浮かび上がってくる感じがして面白いと思う.

昼を食べて眠る. 昼過ぎに堪え切れないほど眠くなるのは朝に飲む頓服のせいなのか? それとも疲れているからなのか?

夕方に起きて絵を描く. それからまた数学をやる.

その傍らカレーを作る. 余っている鶏肉とトマト, その他に野菜やきのこを入れる. 煮込み始めたら待つだけなので簡単だ. 鍋からいい香りがしてくるのはカレーを作る幸せの一つ.

数学は朝早い時間がとても集中できる. こういう生活のペースが毎日続けられるようになるといいんだけどな.

11 時半起床.
鬱が苦しく, また疲労感と倦怠感が強くてまた午前中寝込んでしまった.

昼食はベーコンエッグとコーヒー.

なぜかわからないが疲労感が激しくて立っていられない. 諦めて寝込んだ.