今日の午後のデイケアのプログラムは集団カウンセリングである.
スタッフ (PSW (Psychiatric Social Worker): 精神保健福祉士) もメンバーも一緒にテーブルを囲む.
悩みや心のもやもやがある人が (スタッフ, メンバーの区別なく), それを話し合いたいテーマとして挙げていく.
出されたテーマから 3 つくらいを選ぶ. 大抵は全員の挙手による多数決で決める.
それから相談された悩みなどの事柄についての意見や考えを皆が順番に話していく.
ちょっとした相談事から深刻な悩みまでさまざまである.
意見を言う側も深く考えてしまったり, 相談者に同化してしまうようなこともある.
相談する側になっても, 意見を言う側になっても, いろいろ考えるきっかけになるというのが自分の印象だ.
自分がこのプログラムの日にデイケアに行くのは, 最初はコミュニケーション恐怖の克服のためだった.
今でもその面はあり, 人が怖いことやコミュニケーション空間での空気が読めないことなど皆に相談をすることが多い.
けれどもそれ以外に, 話し合うことによって気付くことがあったり, 対話が心に与えるものの有効性などが実感できる.
この空間は自分と皆とのコミュニケーションの時間でもあるし, 病気や生活や生き方など諸々を深く考察できる場でもある.
この日は内気なことは悪いことか, 死にたいという気持ちについて, という 2 つについて話した.
これらは自分自身のテーマでもある.
今日も参加してよかった.
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image