いみじのあんちの徒然なるままに

時代劇専門チャンネルの「怪傑ライオン丸」です。
大魔王ゴースンの手がかりを得るため、故郷の飛騨に帰って来た獅子丸(潮哲也)たちは、果心居士の墓に花を手向ける由比(沢久美子)と出会う。まさか、師匠の隠し子!?
ではなく、父が秘匿する「果心覚書」を盗み見て果心居士の存在を知った由比。その「果心覚書」を父に内緒で見せてくれるという。その場所に向かう獅子丸の前に、復讐鬼オロチジュニアが現れる！激闘の末これを倒すと、今度は由比の父、比企衛門(近藤準)が現れる。比企衛門に促され「果心覚書」を見ると…何も書かれていない！！
母親に死なれ悲しみのあまり作り話をしたと詫びる比企衛門。だが、由比が嘘をついているようには見えない…
その頃、峠で旅人が襲われる事件が発生。外出から帰った比企衛門の袖に返り血が付いていることに何かを直感した由比は姿をくらます。
娘の身を案じる比企衛門は、近くを通った獅子丸たちに由比の消息を訪ねる。と、小助(梅地徳彦)が持っていた印籠を見て、無くした自分のものであると言い出す。その印籠は、事件現場にあったものだ…
由比の手鏡の反射に気づいた小助。
由比は天ヶ山にドクロ忍者によって囚われている！
由比救出に向かう獅子丸たち。ドクロ忍者を蹴散らすと、階段の先に比企衛門が！
そう、比企衛門こそゴースン配下の怪人ガマウルフだったのだ！！





そんな父の正体を薄々感ずいていた由比。
これ以上、人殺しさせてはならないと、豪胆にも、ライオン丸とガマウルフの立ち合いに割って入る。
愛娘のとっさの行動に気を取られたガマウルフはライオン飛行返しに破れ、手から落ちた剣が由比に突き刺さる！
比企衛門は、「果心覚書」を獅子丸に渡すと、由比ごと自爆して果てるのだった。



「果心覚書」には果心居士と共にインドに渡った人々が記されている。ゴースンを知
っているものが必ずいる。いや、もしかしたらこの中にゴースンがいるかもしれない
ゴースンの弱点を知るために、その手がかりを求めて再び故郷、飛騨を後にした三人の行く手には幾多の困難が待ち受けている
頑張れ！獅子丸、沙織、小助。ゴースンを倒すその日まで。

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