今日は、うるしの日です。
文徳天皇(827-858)の第一皇子・惟喬親王が京都・嵐山の法輪寺に参籠し、
その満願の日(11月13日)に「漆の製法」を虚空蔵菩薩より伝授されたという
伝説から、この日を「うるしの日」と制定しました。
輪島塗に使われる漆はほとんどが中国産で、国産はほんのわずか。
能登半島地震や奥能登豪雨で耕作放棄地は増えるでしょうから、
市や県が一括で借り上げ、漆の木を植林してはどうでしょう?
漆の木を植えて「漆」が取れるまでに成長するのに時間がかかります。
個人では手間がかかる割に実入りが少ないのでやる人は少ないのが実情です。
我が家の漆の木も「漆」が取れるまでまだかかりそうです。