2017年04月05日
久しぶりの「嫌がらせ本」シリーズです(#^.^#) 新入社員のみんな!日本にもこんな時代があったんだよ〜
長編ドラマ『沈まぬ太陽』を見て感動!
ドラマの感想はコチラ↓
https://fanblogs.jp/gannbaranakucya/archive/196/0?1491242516
あれからまもなく中古ですが全巻セットで買いました〜
う〜ん・・・長男に読ませるつもりだけど今の所見向きもしないんだよねぇ〜
これから社会に出て、思ってる以上に厳しい現実に直面するだろうし、ぜひ読んで欲しいけどなぁ
>☆【中古】沈まぬ太陽 全5巻完結セット (新潮文庫) 山崎豊子 価格:980円 |
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
広大なアフリカのサバンナで、巨象に狙いをさだめ、猟銃を構える一人の男がいた。恩地元、日本を代表する企業・国民航空社員。エリートとして将来を嘱望されながら、中近東からアフリカへと、内規を無視した「流刑」に耐える日々は十年に及ぼうとしていた。人命をあずかる企業の非情、その不条理に不屈の闘いを挑んだ男の運命ー。人間の真実を問う壮大なドラマが、いま幕を開ける。
原作は山崎豊子の長編小説!アフリカ編〜御巣鷹山編〜会長室編の3部構成で全5巻!
確かに長編ですねぇまだ30ウン年しか経ってない御巣鷹山のジャンボ機墜落事故は記憶に新しいんじゃないかな
が、御巣鷹山の墜落事故がこの本の題材ではなくて、「おきて当然の事故だった!」と言わざるを得ない
労働環境の悪さと、それを改善すべく会社側の権力者と戦い抜いた1サラリーマンの物語!
中近東からアフリカへ・・・壮大なスケールで描かれた男の意地をかけた人生ドラマです!
国民航空の若き社員の恩地 元が労働組合の委員長となって劣悪な労働環境の改善を訴える。
一方、会社の上層部は私利私欲に取り憑かれたお金と権力の亡者たち。
そんな中、恩地は空の安全と組合員を守るために運ではならない地雷、ストを決行!
その結果、会社から睨まれ10年という長い間、カラチ・テヘラン・ナイロビと僻地に飛ばされる。
会社からの報復人事に耐えている間に組合はガタガタにされ、国民航空は整備不調のまま飛行機を飛ばし続けた。そして等々取り返しのつかない大惨事が!
ここ最近、従業員の労働環境を見直す動きが活発になってきましたね。
残業時間を減らして休日をちゃんと取ろう!なんて・・・プレミアムフライデーなんてのも出来て・・・
働き方や勤務形態なんかも様々になってきて、これが今の時代なんだななぁ〜と思います。
でも、確かに日本はこの時代、戦争に負けてどん底から這い上がるためになり振り構わず汗水垂らして血眼になって働いてきた人達がいて、その人たちのおかげで今の日本があるんです。
そして不満を持った若者は、辞めるでもなく、諦めるでもなく自分たちの声で不満を訴えてきたんです。
私は本はまだ少ししか読んでないけど(長くって時間がない)ドラマ版はほぼ原作に近いです。
映画版はストーリーは忠実だけど所々話が飛んでます。
『沈まぬ太陽』は実話をベースにした壮大なスケールの社会派長編小説です!
働くということ!会社に仕えるという事!これからの時代にあった働き方を考えるのに
大切な過去の歴史だと思います。
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
タグ:絵本・書籍
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6126498
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック