私は中年後期であり、そのためか昨年から、夜中に目覚める早朝覚醒や中途覚醒が時々おきる。
これらの睡眠障害は浅い眠りの他、動悸や悪夢を見て目覚めることが多い。
しかし、昨年からよく思い起こしてみると、ある食べ物を食べた数時間後に起きていることに気が付いた。
それはチョコレートである。
あるメーカーのチョコレートはスーパーやドラックストアで、1枚100円程度の安い値段で売られている。
メーカーは有名企業であるが、なぜかチョコレートの値段は安いために、お得感でつい購入してしまっていたのだ。
私の場合、夕方になると食欲が出てしまい、夕食後に1枚100円の50グラム程度のチョコレートを食べて数時間後に眠ると、
ほぼ決まって眠りが浅いか動悸や悪夢で中途や早朝覚醒で目が覚めてしまうことに最近になって気が付いた。
チョコレートはカカオを原料に使用しているほかに、カフェイン分を含み
脳を興奮させる砂糖も多分に含まれているため以下のことが考えられた。
1、チョコレートに含まれるカフェインによって脳神経が興奮し眠りが浅くなること。
2、チョコレートにはフェニルエチルアミンという脳神経を興奮させる作用があるため。
3、糖分が多い食べ物であるために、数時間後に低血糖症の状態が作り出され、
それを何とかしようとアドレナリンが分泌されて、怖い夢を見たり、動悸が起きるのではと考えられる。
4、特にビターチョコレートの場合カカオ分を多く含むので、その頻度は高かったように感じた。
眠る数時間前にチョコレートやカフェイン飲料を飲むことは睡眠障害の原因になっている可能性があると考えられる。
インターネット百科事典によればチョコレートにフェニルエチルアミンは多く含まれるが、
MAO(モノアミンオキシターゼ)というアミン類を分解する酵素によって分解されるため、
脳内に蓄積することはないと書かれているが、代謝されて体内から排出される時間は記載されていない。
蓄積することはないだろうが、体内に数時間はとどまると私は見ている。
まず、チョコレートを摂取後に消化吸収されるまで1時間は必要であろうし、
それが血液内に入り脳に到達して体内で代謝が行われ、血中濃度が低下するまで5時間程度は必要だと考えると
チョコレートに含まれるフェニルエチルアミンは食後5時間程度は血中に存在すると考えられる。
ちなみにカフェインは人の体質によるが摂取後10時間程度体内に残存すると言われている。
私は過去にカフェイン過敏症で缶コーヒーを飲んで30分程度で下痢や吐き気をもようす症状に苦しんだ経験があるが
はやり缶コーヒー等のカフェイン摂取後、10時間程度たたないと下痢や吐き気などの不快症状が消えなかったこや、
高年齢者が夕方近くにお茶を飲むと夜眠れなくなるとのことも近所の高齢者が夕方にお茶がダメな人がいるので
摂取後から代謝によって無害になるまで10時間程度かかると考えられる。
また、健康状態や年齢によってMAOの働きが良い場合と悪い場合があると考えるからだ。
仮にMAOの働きが悪い状態の人がチョコレートを多く食べると、
フェニルエチルアミンは数時間後まで脳内で分解されずに、神経を興奮させることは可能だと考えるからだ。
それが睡眠障害の症状を悪化させる原因になっている可能性が考えられる。
アレルギーの食べ物は食べて1時間以内に呼吸困難や皮膚の異常などアナフラキシー症状が出ると言われている。
食中毒は食べて数時間後に下痢や嘔吐、腹痛、吐き気など激しい症状が出るので医療機関で判明するだろう。
また、食べ物は無意識においしく食べているが、その後30分程度で症状が出れば食べ物が原因かもしれないと気が付くだろうが
たべて3時間以上だと気が付かないことが多いのではないだろうか。
大まかにいえば、体調が悪い時、例えば風邪気味で免疫力が低下している際には食中毒にもなりやすいだろうし、
食べ物の過敏性が高まって他の体の不調も出やすいと考えられる。
今回はチョコレートに多く含まれるカフェインやフェニルエチルアミンと睡眠障害に関係があるのではという見解を述べさせてもらった。
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