毎年の技能試験で出される問題での技能試験の判断基準の中に電線の色別の相違というものが重大欠陥として明記されている。
この電線の色別の相違とは?
下の複線図から一つの例を挙げています。2016年度NO9です。
![2016_2_9.jpg](/ecq/file/2016_2_9-thumbnail2.jpg)
![w2016_2_9.jpg](/ecq/file/w2016_2_9-thumbnail2.jpg)
上の二つの回路に実際の電気を流してみると両方の回路ともコンセントは普通に使えるし、イのスイッチを入れると
レセプタクルも引掛けシーリングもきちんと動作します。
ですが
下の写真の方は実際には重大欠陥として不合格になってしまいます。(屋根裏に隠れていればなおさら分かりません)
これは施工条件にある電源から点滅器及びコンセントに至る非接地側電線に黒色以外の電線を使用
と言う基本条件でアウトになっているからです。
電気が流れていく過程だけで複線図を確認すれば色別の違いがあっても動作ができるので気にしないなんてことがあると不合格になってしまいます。
もし、複線図を書いて試験に臨むのであれば複線図の書き順をしっかり覚えることが大事です。
ECQ複線図2016年度(平成28年度)版はその書き順にそって説明したDVDです。ちょっとした間違いで不合格にならないためにもぜひ活用ください!
ECQ複線図の書き方DVD2016年度版
![target=](/ecq/file/2016hukusenz-91bd7-thumbnail2.jpg)
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