2009年07月07日
お伽もよう綾にしき
作者 : ひかわきょうこ
出版社 : 白泉社
掲載雑誌 : 花とゆめコミックス
版型 : 新書版
最終巻発売日 : 2009年3月5日
あらすじ :
人里離れた庵で育った身寄りのない鈴音は、もののけを出してしまう不思議な力を持っている。しかし鈴音は、幼い頃に父親代わりになってくれた亡き新九郎の教えを守り、この力を抑えて平穏に暮らしていたが…!? 鈴音と新九郎のふしぎの恋草子&冒険絵巻
お伽もようとは舞台設定の時代あたりに書かれた御伽草子からとったのでしょうね。
綾にしきはよくわかりませんでした。
”彼方から”の主人公二人をやさしく和風にしたらこうなったという感じです。
今回ひかわきょうこで検索したら”お伽もよう綾にしき”が出てきてしかも5巻も出ていたということで知らなかったことにショックを受けつつ、早速購入しました。
こんな本をイッキ読みしてるから”信長公記”すすめない?
子狐のもののけ五郎太がカワイイですね。それとお守りの笛から出てくる”おじゃる様”の屈折した感情表現はひかわきょうこならではです。
笛を吹くと”おじゃる様”がパワーアップすればなお面白いのにと思うのはパクリでしょうか?
いつの間にか新しいコミックを書いていてしかもこの5巻で完結とは不覚でした。
ひかわきょうこが好きな人なら無条件に楽しめる全5巻です