米英では政治の再生を図る事で、政治に対する国民の信頼を維持してきた。
これは日本に一つの教訓を与えている。
詰まり、政権担当者には自らを客観視する必要があり、その維持に邁進しつつも、状況次第で同じ政党の他の人間に政権を渡すと言う判断や、場合によっては他の政治勢力に政権を委ねる事も辞さない決断が求められるケースもあると言う事だ。
換言すれば、政治の「変わる力」によって、不信感を解消し、国民本位の政治が実現できると言う事になる。
翻って日本の政治は如何か。
自民党は最大の危機を迎えていると言われる。
小手先の改正と言う批判が付き纏う。
その「金権体質」を抜本的に改める事はできなかった。
そこで問われるのは、日本政治の「変わる力」だ。
国民の政治への信頼を取り戻すには、変わる事で政治を再生する以外に手はない。
法政大大学院教授 白鳥 浩
愛媛新聞 現論から
手っ取り早く変わるには、政権交代する事だ。
「(フジモリ氏は)日本人の顔をした冷血なペルーの政治家。日本の援助を上手く利用した」らしい。
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