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八幡浜Diving
ダイビングを初めて40余年になります。ダイビングに関することは何でも紹介します。人生において役に立つことも紹介したいと思います。
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2024年09月08日

野田氏 改革徹底訴え

 「汚れた政治の膿を出し尽くさなければならない。政権交代こそが最大の政治改革だ」と述べ、再改正の必要性に言及した。
更なる議員定数の削減や国会議員の世襲制限も掲げた。
次期衆院選への道筋を「政権交代前夜だ。政権を取れる滅多にないチャンスが来ている」と指摘。
経済では「分厚い中間層の復活」を唱えた。
茂木敏允幹事長を引き合いに「その程度の積算根拠で言っているなら、私共も防衛増税はなしの方向で考えるべきだ」と語った。
自民が憲法改正で意欲を示す緊急事態条項創設に関しては「参院の緊急集会で対応できる」と否定的な見解を示した。
                                        愛媛新聞 記事から
自民党総裁選へ立候補している候補者の政治改革はできないと思った方が良い。
何故なら自民党で一旦決めた事は総裁であっても変えられないからだ。
自民党が決めた事と候補者の表明を細かく照らし合わせたら分かる。
だから「厳正に判断する」とか、「古い自民党と決別する」とか「導入へ取り組む」としか言っていない。
自民党の政治家の嘘に騙されてはいけない。
政治改革する気なら政権交代して法改正をするしか手がない。
政権交代を望むなら立憲民主と自民の候補者の考えを比べて見て判断して欲しい。
麻生氏や菅氏がいる限り自民党の改革や政治改革ははっきり言ってできない。
何故ならキングメーカーがいるから。
自民党を解体、消滅しないと政治改革は絶対にできない仕組みになっている。
せめて政権交代したら少しは良くなると思う。
今自民党を支持する事さえ悪に加担する事になっている事に気付くべきだ。

平等追求 社会の絆弱く

 分断が極まり、党派対立が先鋭化する米国。
米民主主義の  ” 自壊 ” は何に由来し、何故助長されるのか。
----------米国の民主主義が劣化し、政治的暴力が目立っている。
「トクヴィルと言うフランスの政治思想家がいる。
(フランス革命後の)19世紀前半に新大陸に渡り、米国の民主主義を具に見て回り『アメリカのデモクラシー』と言う書を著した」
「彼ほど深く、米国の本質を見抜いた人物はいない。
民主主義を支える制度が根差す社会や文化に目を凝らし、洞察した。」
「トクヴィルは、世界で最も進んだ真の民主主義に感銘を受けた。
その反面、未だ奴隷社会だった当時の米国に(人種と言う)分裂の種が潜んでいる事を痛切に受け止めた」
「言うまでもなく、彼らは白人ではない。
同じ人間として敬意を払うに値しない存在として、犬の如く扱われた。
米国はそうした(差別的)構造の上に成り立っており、その本性から簡単には逃れられない」
「だからこそ、トクヴィルは人種対立を民主主義の破壊リスクと考えた。」
----------人種問題は確かに米国の宿痾だ。それでもトクヴィルの時代と比べると、大きく改善されている。
「米国の民主主義を考える上で、彼は人種よりも、もっと核心的な問題を提起した。
個人の権利を尊重し、平等を追求していくと、どんな社会に行き着くのかと言う考察だ」
「民主主義では、平等に発言する権利があるからだ」
「民主主義と言う政体は、権威を弱める働きを自ずと持つ」
「真実も侵食されていく。真実が相対化されていくからだ」
「米国内の教会の乱立を見るがいい。絶対的な教義は見当たらない。
各派の解釈に沿って、教義が相対化されている」
「然し、人間同士が対等になり、複数の真実が併存すると如何なるか。
人は一段と個人主義的になり、何を信じていいか分からなくなる。
利己主義が広がり、社会の絆は弱くなる」
----------そうなったら、民主主義を支える諸制度は生命力をなくし、形骸化してしまう。
「そう言う事だ。米国の政体は個人の権利を尊重し、とことん平等を追求する真の民主主義であるが故に、自壊への種を胚胎している。トクヴィルはこの逆説を見て取った」
「とりわけ危惧したのが(地位の平等化が進み、上下関係がなくなると、逆に権威主義的指導者や独裁者と言った)『ストロングマン』を求める衝動が頭を擡げてくると言う事だった」
「何故なら、人間を取り巻く自然界はヒエラルキー(序列)に支配されているからだ。家族が良い例だ。
親子は対等ではない。幼い子は親(と言う権威)に寄り掛からないと生きていけない」
「これが自然の秩序だ。長い年月を経て骨の髄まで刷り込まれ、人間の最も深い部分に宿っている。
民主主義システムはそうではない。本能ではなく、理性に働き掛ける仕組みだ」
「(いくら理性が発達しても)人は本能から逃れられない。ストロングマンはそんな情理の裂け目に忍び込む。
『私に従えば救済される』と。
トクヴィルは200年近くも前に、民主社会に潜む独裁の危険を見抜いていたのだ」
 CIA 元工作担当官  グレン・カール氏
                                 愛媛新聞 レコンキスタの時代から
アレクシス・ド・トクヴィルは「アメリカのデモクラシー」を分冊出版した。
米国の民主政治・制度を知る上で必読の古典的名著らしい。