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posted by fanblog

2015年09月12日

タイムフレームの考え方3

「移動平均線(線)」について考えてみる。

移動平均ほどポピュラーなテクニカル指標は無いのではないだろうか。
移動平均をそのまま使うだけでなく、
MACDやボリンジャーバンドのように、
移動平均を元にした派生のテクニカル指標もある。

さて、移動平均であるが、
実はこの移動平均をどのように使用するかは人それぞれである。
トレンドの確認に使うだけの人もいれば、
トリガーとして使っている人もいるだろう。

Aという使い方が正しくて、Bの使い方は間違っているという話ではなく、
移動平均の定義を理解して、
その上でそれに見合った使い方をしていれば
どんな使い方をしても問題はない。
他人がとやかく言う筋合いのものではない。


では「移動平均(線)」とはなんぞや?

テクニカル分析の紹介サイトでは、
その指標の計算式から導かれる本質部分の説明もないままに
いきなり使い方を教えるところが多いのは気のせいだろうか?

移動平均の字義を説明するとしたら、
結局は相場系サイトより、Wikipediaに頼ることになる。

「移動平均は、時系列データ(より一般的には時系列に限らず系列データ)を平滑化する手法である。
金融(特にテクニカル分析)分野をはじめ、気象、水象などの計測分野で使われる。
有限インパルス応答に対するローパスフィルタ(デジタルフィルタ)の一種であり、
分野によっては移動積分とも呼ばれる。
主要なものは、単純移動平均と加重移動平均と指数移動平均の3種類である。
普通、移動平均といえば、単純移動平均のことをいう。」(出典:Wikipedia)

では、これから導かれる本質部分とは?


この項続く。


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