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posted by fanblog

2015年11月13日

似ているチャートの意味

『ここからさらにEUR/USDを買っていけるか?』の記事で
相場の戦略の根拠として、過去のチャートを参考にあげた。

誤解をしてはいけないのは
参考としてあげたチャートは
チャートの形が「似ているから」参考にしたのではなく、
そのチャートの背景となる「考え方」が
今回の値動きと似ていたので参考にしたのである。

よく、似た過去チャートを持ち出してきて
似ていること「のみ」を根拠に相場の方向を予想する向きがあるが
その予想を元にポジションを取るのは危険である。

過去のチャートと似ているので
「これは上がったから買い」
「これは下げているから売り」
なのではない。
そんなものは根拠でも何でもない。
ただ「似ている」だけである。

もしどうしても似ているチャートを使って相場を張りたいのなら
似ているチャートを過去遡ってすべて洗い出し
上昇と下落の割合や程度の統計をとってからにすべきだ。
似ているチャートでも、上がったのもあるだろうし
下がったのもあるはずである。

全部が全部100%上がるか下がるかしているなら
それこそ「秘宝チャート」として何億円もの価値があるはずだ。

チャートパターンで相場を張る人間として
いつもこの手の罠に陥りやすいので
常に自分を戒めている。

あくまでも参考にするのは
その値動きの背景となる「考え方」である。

そもそも過去チャートと現在では環境・条件が違う。
もし仮にUSD/JPYが過去のチャートとまったく同じ値動きをしていたとしても
その時と今とで下記のものが完全に一致しているだろうか?
・他の通貨の値位置、値動き
・金利、株価、国際収支等為替に影響を与えるファンダメンタルズ

完全に一致することはまずありえない。
まわりの環境や条件が違うのに
なぜ同じ結果が得られるという結論が導かれるのか?


今回のEUR/USDのチャートだが
上にあげた大きな環境・条件以外にも
・通貨ペアが違う(GBP/USDとEUR/USD)
・時間枠が違う(日足と1時間足)
 ※けっこうこれは見逃しがちだが大きな意味を持つ。
・今回のUSD/JPYの値動きをしたペアが過去にはない
等々、いくらでも違いがある。
なので、似ているからといってもそれだけでは参考にはならない。

それだけでは参考にならないが
その他の通貨ペアの値動きが似通っていたこともあり
その値動きの背景となる考え方と
今回の相場の型がほぼ一致していたので参考にしたのである。
ただし、もちろんそれでも完全に一致するとは限らない。


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