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2016年06月29日

宝の持ち腐れ 〜ましたん警報発令中!〜

昨日書いたようように、本日は増担保規制が掛かる可能性のある銘柄が一つある。

今日ストップ安となっても移動平均との乖離条件は満たしており、寄付きの段階で既に出来高基準もクリアしている。あとは信用取引の新規買付け比率基準のみとなっているので、「注意報」というより「警報」の方が内容にふさわしいか。

その銘柄とはJASDAQの「ソフトフロント(2321)」である。

『裏ワザ投資実践会』(旧『THE・裏ワザ投資法』)にとっては幸先の良いスタートとなったと思われる。

細かなルールはわからないが、一番シンプルでスタンダードな基本ルールは本日の寄付きでの売りのはず。

始値「506円」に対して、安値で「428円」(ストップ安の2円手前)をつけているので、これから上がったとしても会員から文句を言われることはないだろう。

インタビュアー(その後実践者)の土屋氏も久々に自身のSNSやメルマガで成果を大々的にアピールすることだろう。(笑)


さてタイトルの『宝の持ち腐れ』であるが、これは一体何を意味しているのかというと、勘の鋭い人は毎度お気づきだと思う。(笑)

警報を出すくらいだから当然筆者も準備をしていた。自分なりに条件付けをして結果を篩い分け、値動きをパターン化していた。今日はこうなったらこう、ああなったらああする、みたいな。

そして今日の寄付き、寄り前の大幅安気配値からは戻し、20円安程度で始まった。ここまではいい、想定内。

ここからが問題。そのままズルズルと下げていったのだ。もちろんそういう値動きのパターンがあることも当然わかっている。

問題は、筆者にとってそういう値動きの時にエントリーするのは心理的な抵抗がある、ということなのだ!

前にも書いたことがあったが、トレンドフォロー的な相場つきの時の「押し目買い」や「戻り売り」が苦手なのだ。まったくできないわけではないが、エントリーした時に限って反転するというケースがよくあるのは気のせいだろうか。

いや〜、ここまで自分が苦手だったとは正直思っていなかった。やはりトレンドフォロー系のシステムは使いこなせないということを認識しておいた方が良いね。

2321-20160629.png

ちなみに「機械的」に寄付きで仕掛けるというのも筆者には抵抗がある。いずれのシステムにせよ、「機械的」というルールを他のプレイヤーに知られたら、相手に優位性を与えることになってしまうからだ。

いくら統計的に優位性があるといっても、仕掛けるのはあくまでも「投機」に他ならないので、必ず反対売買する必要がある。そこを読まれたらオシマイだ。
※ショートスクイーズ(Short Squeeze、締め上げ)とはまさにこのことであり、商品先物市場で現物を持っていない大衆筋が長い下降トレンドにまかせて当限を売り持ちし続けていると狙われる。

もちろん機能しなくなるまでは使い続けるというのが正しいやり方なのだろう。でもできないんだよね。やっぱ性格なんだろうね。

そういう意味で筆者にとっては「今のところ」宝の持ち腐れ状態になっている。

あっ、今ストップ安になった。

初回にこういう結果になったことは神崎さんにとっては望外の喜びだろう。

しかし参加者にとってはどうだろう?

もちろん喜んでいるには違いないが、はたして長い目で見て良い影響をおよぼすのか。それとも・・・。

相場慣れしていない人もけっこう参加しているみたいなので(元々そういう趣旨での呼び込みである)、ビギナーズラックがこんなに大きいと、後々リスク管理(というより欲の管理)が甘くなりそうな予感がする。

今回どういうリスクの取り方をしたのかはわからないが、セールストークのようなポジション取りをしたなら、「投下資金100万円で6,000株売って一日で48万円(諸経費控除前)儲かりました!」になる。さすがにそこまではしないとしてもこの半分くらいは人によってはあり得そう。

筆者だと損切りのストップ幅を考えると200株くらいがいいとこか。とてもじゃないけどついていけない。というよりセールストークのような張り方はこのデータからでは筆者にはできない。

ある意味金持ちの張り方だろう。投下資金とは別に本体の投資用資金があって、それに対してのリスク割合を考えているからできるのだろう。

自分に合ったやり方じゃないと長続きしない。それは百も承知ではある。


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2016年06月28日

いよいよ出動!

今月の15日だったかに始動したと思われる『裏ワザ投資実践会』(旧『THE・裏ワザ投資法』)

円高の荒波をモロに受けた株式市場の地合は相当悪く、今まで対象銘柄が出てこなかったようだがようやく明日初の出動になる見込み。筆者は参加していないので、あくまでも予想の範疇ではある。
「モブキャスト(3664)」は一発アウトの規制だったため事前予測ができなかった。

神崎さんは一連のこのプロモーションで1億円の売上を上げていることになる。
※5,000万円x2回。文面をそのまま解釈すれば。詳細はまたいずれ。

募集人数100名x2倍の200名の当初資金100万円=2億円。
信用取引なのでx3.3倍=MAX6.6億円の資金がある一つの銘柄に向かう可能性がある。

株数にして100万株以上。

これによって今までとは違う動きになるのか、それとも軽微な影響で済むのか。とりあえず今日の出来高からみるとそんなに大きな割合ではないが。

これからの増担保規制「予定」銘柄の動向からは目が離せない。


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解答編

昨日の問題の解答。

〔問題〕

「123^2+4*123-73*77」を計算せよ。

〔解答〕

123^2+4*123-73*77
=123*(123+4)-73*77
=123*127-73*77
=(100+23)(100+27)-(100-27)(100-23)
=100^2+(23+27)*100+23*27-(100^2-(23+27)*100+23*27)
=100^2+50*100+23*27-100^2+50*100-23*27
=50*100+50*100
=10000


普通に生活していてこんな計算をすることはまずあり得ない。特に電卓やPC等のデジタル機器が発達した現在では。(笑)

しかし筆算ですると難しい計算でも、やりようによっては暗算だけで答を導くことができる、ということを知っていることは大きな知識である。それをいかに現実の生活で活かすようにできるかが知恵というものだろう。まあこの計算がストレートに何かの成果に直結するとは思えないけれど。(笑)

少なくとも頭の体操というかストレッチにはなるね。人間というものは日々同じことの繰り返しをしていると、思考回路まで硬直化して、徐々に変化に適応できなくなっていき、ひどくなると変化を嫌ってしまうようになる。

「老化とは環境の変化に抗うこと」であると筆者は思っている。この話題についてはいずれ機会があれば。

ちなみにこの問題、因数分解が関係するのかと思い、「123」を割ったり、足して「123」になる数字の組合せを探したりしていたので難儀した。


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2016年06月27日

学習支援

さっきまで中学校へ行っていた。以前ちょろっと触れたもう一つのボランティアである。

こちらは生徒の自主学習のお手伝いだ。ヤル気のある生徒が放課後残って自主的に勉強し、わからないことがあればボランティアが教えるという形である。

校長先生が主催(主宰?)しているもので、前期が2・3年生、後期が1・2年生を対象としている。教科は英語と数学。昨年は数学だけだったらしいが、生徒からの要望で今年から英語も取り入れたとのこと。

ボランティアは筆者を含めて今日は3名だった。登録としては5人いるらしい。校長先生も一緒に教えている。

筆者以外のボランティアの人は、高齢のおじいさんとおばあさんだった。(失礼か?)

教科が英語と数学だったので高齢者の方が教えるのは正直意外だったのだが、どうもなんかの先生らしい。家で塾でもやっている(orやっていた)人かも。それなら合点がいく。先入観で人を判断してはいけないね。


筆者は人に教えるのは嫌いではない。というよりどちらかと言うと好きな方かもしれない。しかしそれには条件がある。

教わる側が「ヤル気」を持っていないとダメなのだ!

以前の会社勤めで痛感したことがある。筆者は中途の新入社員やパート・アルバイトの人に業務を教える機会がよくあったのであるが、本人の「ヤル気」の有無がこれほど結果に大きな影響を与えるものであるのかと思い知らされた。

「ヤル気」のある人間は、こちらから教えることを真剣に聞いているし、わからないことがあれば自分からどんどんいろんな質問もしてくる。「ヤル気」のない人間との違いは明白で、その後の仕事の出来不出来にかなりの確率で相関している。

そもそも「ヤル気」のない人間が会社という組織にいること自体が本来であればおかしいのだが、現実はそうも言ってられなく、とにかく目の前の仕事を回すために人を入れなくてはいけなかったりする。

人材という需要と供給のミスマッチはお互いにとって不幸なことである。そう考えると採用人事というのは会社の要だと思うが、けっこう軽く扱われている印象を受ける。その問題に気づいていないことも多いのだろう。


というわけで、基本的に「ヤル気」のある生徒だけが集まってきているはずなので、筆者としても頑張るかいがあるというものである。

ちなみに筆者の次男は参加していない。(笑)

家で「たまに」聞かれれば答えるくらいで、特別に勉強を教えるようなことはしていない。本人にその気がないのに強制しても身につかないどころか、かえって反感を買うだけだ。いつか「本気」になる時がくると思うので、その時はアシストできればいいと思っている。


中学レベルといっても久しぶりのことだったのでちょっと緊張した。英語よりも数学の方が厳しい予感がしていたが、実際校長先生からバトンタッチされた問題には手こずってしまい正直あせった。最後はなんとか辿りつけたものの、わからないとやっぱカッコ悪いよね。自分だけなら別に気にならないけれども、次男の手前しょっぱなから恥をかくわけにはいかんでしょ。


※手こずった問題。
「123^2+4*123-73*77」を計算せよ。
普通に計算するのではなく変形して計算しやすくして答を求める問題だった。


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2016年06月24日

相場に必要なこと

株の前場が終わって昼休憩に入ってから為替の第三波である最後(とりあえず今日のところは)の大波がやってきた。

虎の子のETNを手仕舞って株価のボラティリティに関してただの傍観者に成り下がった筆者ではあったが、そこは相場師の端くれとして利益機会を見つけるべく銘柄探しを始めた。

そういえばボラティリティ・インデックスのETNではなく先物の方(こっちの方がより出来高が少ない)に売り注文「28.50」がポツンと残っている。気づいていないのかまだ取り消していない。

休みの間に取り消さないと食われちゃうよ!

と他人事のように心配してあげていた。この値段でも割安だとは思うけれど、実際日経平均はどれくらい安くなるんだろう?

指数はわからないが先物の気配で予想できるな。

ということで「HYPER SBI」の「先物気配」のボタンをポチッと押してみた。

「15,100」くらいか。

んっ!?

気配だけじゃなく値段がついてるぞ! 動いてる!?

えっ、先物って今やってるの?

慌てて取引時間を調べたら、現物株と違い先物は昼休みがない!

知らなかった。昔は昼はやってなかったよね。
へえそうなんだ。今はやってるんだ。

ということは!?

日経平均VI先物もやってるってこと!

さっきの売り玉は?

あっ、取られた。次は「28.75」だ。

よし買おう!

注文、注文。それっ!


あれっ、おかしいな。注文できないぞ。

証拠金がないって。えっ、どういうことだ。足りないはずないよね。日経平均VI先物ってそんなに証拠金高いの?
たかだか1枚なのに。

証拠金を調べると「104,000円」だ。あるじゃん。おかしいな。

もしかして証券口座と先物口座ってリンクしてない!?

先物口座を調べてみると残高「0円」な〜り。

なんでー!


住信SBIネット銀行の口座は別会社なのにハイブリッド預金にしておけば自動で振り替えてくれるのに、同じ会社の口座は一々自分で振振り替えなくちゃいけないなんて!

これはさすがにおかしいよね?
何とかしてよSBI証券さん。
PTS取引で宣伝してるんだから!(笑)




技術的にできないはずはないと思うんだけど。

じゃあ即時振替は?

基本翌営業日。当日は追い証とかだけか。なんか金額の縛りがあるけど何だろう。中途半端な金額だな。建玉何もないのに。よくわからん。

つまり今日はダメっていうことね。

そうこうするうちに「28.75」も誰かに買われてしまった。
※その後の高値「33.40」


ということで相場に必要なこと。

・取引する銘柄の取引要項
・取引会社の口座の仕様
・お金

ホント、こんな基本的なことを知らないとは、信じられなーい!


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ある意味天才的な・・・ 〜NEXT NOTES 日経平均VI先物指数 ETN(2035)〜

昨日明らかにした、英国の国民投票に関連した筆者の売買計画

「NEXT NOTES 日経平均VI先物指数 ETN(2035)」の買い。

本日の終値は「36,000」(+5,100、+16.50%)。
日中は高値「37,350」まで買われる場面があった。
筆者の買値は、一昨日に買っていたので昨日よりはちょっと高い「31,150」

さてタイトルにある「天才的」とは何を示すのか?

・英国のイベントなのに英ポンド(GBP)ではなく日本の株式に連動する商品を選択したこと
→否!

・離脱か残留かの予想に賭けるのではなく値動きの大きさに賭けたこと
→否!

・ポンド売りだったら早朝までの上昇でストップオーダーに引っ掛かっていたかもしれないのに、そんな心配のいらないボラティリティ・ロングを採用したこと
→否!

・普通ならオプションを使うのに、それよりも使いやすい商品を選んだこと
→否!

すべて違う。そんなありきたりのことで「天才」という言葉は使わない。


筆者のブログを読んでくれている勘の鋭い人はすぐにピンときたことだろう。

そう、筆者はこのトレードで利益を出していないのだ!
それどころか損失に終わらせてしまったのである!(笑)

前回のモブキャストもそうだったが、頭で考えていたことがほぼ実現したにもかかわらず、そこから利益を出すことができていない。

「知行合一」ならぬ「知行不合一」。

まさにこの点が「天才的」だと我ながら感心してしまう。

もうホント笑うしかない。\(^o^)/


どうしてそんなことができるのか?

自分でも不思議なのだが、開票結果が出ていないにもかかわらず、「残留決定」と勝手に思いこんでしまっていたのである。前日夜からのポンドの上昇を見て、なぜだかわからないがゲームセットと決めてしまったのだ。

アメリカの株価も上がって終わり、CMEの日経平均も上昇。そこそこの上昇率なのでボラティリティもある程度キープして逃げれるかな、と既に退却計画をたてていた。

取引が始まる前にポンドの急落と日本円(JPY)の上昇が始まった時も、「残留=ポンド買いが織り込まれたので、後は反動の下げ」かなどと思い、せっかくの株価上昇が円高で打ち消されて値動きが相殺となり寄付きは安くなってしまうことを心配していた。

今思えばこの時のポンド売りはリスク・リターンからいっても仕掛けるべき上等のエントリーポイントだったようだ。「残留」を織り込んでのポンド上昇。ここから「さらに」買われる理由はあまりない。実際天井形成場面をチャートで形成しているのをリアルタイムで見ていたのだが、頭は為替よりも現実のポジションの撤退しか頭になかった。


そして寄付きが始まる。

「NEXT NOTES 日経平均VI先物指数 ETN(2035)」は出来高の少ない銘柄だ。その割にまとまった成行の売り物が出ている。株価があまり動きそうにないので、筆者と同じく撤退する人かもしれない。

出来高が少ないのに成行で売ってしまうとかなり割安を売り叩くことになりかねないので寄付きで仕切るのは避けた。

寄付きは「29,440」。その後「29,310」の安値をつけた時は一瞬「しまった!」とも思ったが、「29,600」に戻って来た時ヤレヤレと指値で手仕舞った。

その時は「成長したな」と自分をホメてあげた。(笑)


その後である。為替の第二波、第三波によって株価が破壊され始めたのは。

遅いよ〜! 今さら動くなんて!

いや筆者が早過ぎるだけなのだろう。

途中の「32,000」でも(逃げるには)十分と思っていたのに、まさか「37,350」まで買われるとはね。「離脱」「残留」の予想に賭けず値動きの大きさに賭ける。まさに頭で思い描いていたとおりの展開だ!(笑)

2035-20160624.png


夢を見た。
為替の夢を。

上がっていたポンドが急落を始めた。
今まで保ち合ってきたレンジ(今月中旬からの戻り)を突き抜けて下がっていく。

おいおいどこまで下がるんだ。いくらなんでも下げ過ぎだよ。ポンドドル(GBP/USD)で下値目処の「1.3000」も抜けてるよ!

チャートはグングン下げていく。

下げすぎて「マイナス」になったところでこれは「夢」だと気づいた。(笑)
※為替は交換レートなのでどんなにがんばってもマイナスにはならない。

ホントに見たんだよね。この夢。
夢に生きる男だったら良かったのに。(笑)


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2016年06月23日

英国国民投票の行方

今為替(FX)の世界では英ポンド(GBP)が熱い!

英国のEU残留か離脱かをめぐる国民投票の結果次第で大波乱が予想されそうだからだ。ポンドだけでなくもちろんユーロ(EUR)もそうだし、資金の還流の絡みで米ドル(USD)や本命の日本円(JPY)などメジャーな通貨はどれも対象となりそうだ。

FX会社もスプレッドの拡大やロスカットの危険性など、顧客への注意喚起も半端ではない。スイスショックの時と違って今回は予めスケジュールがわかっているのだから対応もしやすいのだろう。それでもやらかす客はいつの世でもいるに違いないが。
※ちなみに筆者のプロフィール画像はスイスショックの時のユーロスイス(EUR/CHF)の日足チャートです。

最近ほとんど為替にノータッチの筆者。株の方も決してこの動きと無縁ではないが、国内の個別株と為替そのものでは影響の度合いが違う。

かと言ってよくわからない状態で仕掛けても仕方ない。結果がどうなるかはまったく根拠の無い予想しかできないのだから、それで相場を張るのはただのギャンブルだろう。

ここに来て不気味にポンドが上昇をしている。一部には一般の日本人によるポンド円(GBP/JPY)の値ごろ買いが大量に入っているとの報道もあるが、はたして本当にそれだけなのだろうか?

なんかイヤーな予感がするんだよね、ここで売ると。

期待利益と損失限度を比較してリスク・リターン比がいいので仕掛けるという考えもあるようだが、そもそも期待値を考える上での頻度がこれ1回こっきりのイベントにその考えを当てはめてもいいのだろうか?

正確なことはわからないが、少なくとも筆者自身がわかってないことに手を出すのは良くない。なので今回為替を仕掛けるのはNGだ。


では何もしないのかというと、さすがに相場を仕事にしていてそれは寂しい。分かることに手を出せばいい。

それは何かと言うと・・・。

「日経VI」

日経平均オプションのインプライド・ボラティリティに連動する商品である。今回仕掛けたのは出来高の少ない先物の方ではなくETNの方である。
※ETNの出来高もそんなにはない。ただ先物よりはまだましな方。(笑)


筆者はオプションのボラティリティは基本高くなった所の売りしか考えていない方なので、この商品は信用売りができないため使えないなと思っていた。

今回も日経平均の急落がありちょこっとインプライド・ボラティリティが上がってきたので売れないかなといろいろ探していたらこの商品を見つけた。

当初はボラティリティ・ショートの相場観だったのだが(というよりもただの噴き値売り)、よく考えたらこれって国民投票イベントにも使えることに気づいた。

今回の結果は為替市場のみならず、株式・債券等あらゆる金融市場に影響が及ぶと考えられている。結果が離脱の方が大きく動くと予想されているが、残留でもそこそこ動きそうではある。

そうした場合、デルタが上か下かで相場を張るのではなく、単にカッパ(ベガ)が上がる方に賭けた方がいいのではないだろうか?

幸い先日の日経平均の急落は15,000円付近のサポートラインに支持されたこともあって足元の値動きは小さくなっており、その影響を受けて「NEXT NOTES 日経平均VI先物指数 ETN(2035)」も直近高値から値を消している。

最初はここの下落を取りたかったのだが、今ではちょうどいい押し目を形成しているように見える。我ながら都合のいいチャートの見方をしている。(笑)

押し目買いや戻り売りが基本的には苦手な筆者だが、今回はチャートを見なくていいので気が楽だ。大きく動けばそれで良し。動かなかったらさっさと損切りしてしまえばいい。値段は関係ない。

直近の上昇もそんなに大したことなかったので、ボラティリティ自体がメチャクチャ高い水準でない。なので今回はボラティリティの上昇速度よりも下降速度の方が比較的ゆっくりしてると思われるので、そこに優位性があるのではないかと勝手に思っている。

個別株→株価指数→オプション→ボラティリティ・インデックス→先物→ETNと、派生に派生を重ねているこの商品。厳密に計算すると割高なのかもしれない。しかし、ETNの価格からは実際の水準から割高なのか割安なのかまったくわからないというものも困ったもんである。もう少し何とかならないのかな。

※このETNは仕組み上次第に減価する宿命になっている商品なので、長期保有にはまったく適していません。絶対に持ち続けないようにご注意を!


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2016年06月22日

目先天井になっちゃったね 〜モブキャスト(3664)〜

モブキャストはストップ安の「745円」まで売られた。

3664-20160622.png

昨日書いた天井打ちのシナリオが現実となってしまったようだ。

できれば今日は参戦したかったのだが、明確な参入計画がなかったために見送ってしまった。

昨日のようなストップ高の高値を背にして売るのは、明確な高値なので損切りオーダーを置くのに苦では無いのだが、一度落ちた戻りを売るのはどうも苦手だ。心理的に抵抗感があるのだ。そこを抜いてもまだ上値の目処があるから。

困ったもんだ。せっかくのシナリオも実行に移して利益に結び付けないと意味が無い。

今日の安値を抜いた時に売り参入も考えたのだが(在庫はあった)、寄付き安値から上がってきたのが妙にイヤらしく感じてしまいここも見逃してしまった。後から冷静に考えると真空地帯に突入したのだから、かなりリスクは低かったように思える。

結局寄付きからの上昇が買い方の最後のあがきだったようだ。やはり昨日の2,000万株の出来高はダテじゃなかった。踏むべき人はあらかた踏んだようだ。

さて今後はどうなるか?

そんなことはわかりません。目先天井になったのは現実だけれども、これが本当の大天井になるかどうかはこれからの参加者次第。上の大出来高、下にもまだ売りのしこりは残っているので、上と下両方に閂が掛かったような感じなので、当面往来を続ける可能性もある。ただ値幅は大きそうだけど。

まあいい勉強になったかな。

ありがとう、モブキャスト!


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PTS取引の弱点

最近引き合いに出すことが多いPTS取引。筆者がよく理解していなかった部分があった。

実はPTS取引は現物株の注文しか出せなかったのだ。つまり信用取引は「できない」ということになる。新規注文だけでなく決済の注文もできない。

既に利用している人は先刻ご承知のことと思うが、初めてPTS取引の板画面を見た人でも勘の鋭い人は気づいていたかもしれない。板の下に注文ボタンがあるのだが、「現物買」と「現物売」の二つしか無いのだから。
※取引所の板画面の下には「信用買」と「信用売」のボタンもある。

3664-20160621OPEN.png

というわけで、先日紹介した「筆者の方の」裏ワザは、売り逃げするのは可能だが、新規の売り仕掛けには使えないことが判明した。
お詫びして訂正いたします。m( _ _ )m

やはり何事も自分で使ってみないことには細かい部分までは認識できないようだ。

ちなみに信用の売り玉を持っていて、どうしてもPTS取引で買い戻したい場合は、現物で買った後に現渡しをして決済という手は使えそう。余裕資金があればの話だが。

でも信用の買い玉の場合は物理的に不可能か。逃げようにも逃げれない。キビシー!


ところで今朝も気になって「モブキャスト(3664)」の寄り板を見ていた。(笑)

8時半過ぎくらいの気配値が「810円」くらいだったのだが、PTS取引の方の買い板が最初「825円」くらいだったところへ急に「835円、3,500株買い」の板がド〜ンと入ってきたのだ。
※↑の板情報参照

えっ、ずいぶん高い値段で買おうとしてる!?
これってチャンスじゃない?

と思ったが信用の売建てはできないので指をくわえて見ているしかなかった。今後の参考のためによく見ておこう。

9時になって寄付きの板合わせが始まったが、気配値が急に高くなった。あれっ、なんで?
売り板の方が圧倒的に多いのに。

前日終値から始まるのか?
これだと時間掛かっちゃうじゃん。
※そういえば増担保規制銘柄の規制開始日決済の寄付きの時もヤキモキしたことを思い出した。

そうか、取引所というものは基本的に短期的な乱高下を嫌う体質だからこういうところでも時間稼ぎするのか。

安いところでもすぐに寄り付けば、さっきの「PTS835円売り」「取引所810円買い」できたのにね。理論上は。

とこれくらいに思っていた。
※結局寄付きは「841円」

その後モブキャストの煽り合戦の掲示板や(笑)、寄付きの仕組みなどを調べて見ていたら、もっと大事なことがわかった。

どうやら9時前の気配値や板情報というのは不正確なもので、中には見せ板も混じっているらしく、9時直前にならないと本当の成行注文情報はわからないそうである。

どうもこのモブキャストも、5万株くらいの成行売り注文が直前に消えたらしい。これは気配値を下げておくことで狼狽売りや追撃売りの注文を誘って、安く買おうとしていたとの予想が書き込んであった。

たしかにPTS取引のあの買い注文は明らかに異質だった。値段も数量も。まるで誰かが売り注文をぶつけてくることを想定していたかのように。

まあこれだけでそうだと断定はできないが、そういう可能性は十分にある。

あまり寄り前の気配値に相場観を左右されないようにしよう。いい勉強になった。


というわけでPTS取引、完全無欠とはいかないことが判明したけれど依然として使えるツールとしての地位は揺るがない。積極的な株の売買をする人にとっては必要不可欠ではないだろうか。
↓ PTS取引ができるのは現在SBI証券だけ




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2016年06月21日

アホな授業料 〜モブキャスト(3664)〜

昨日大引けで、52,900株のみストップ高の「870円」で成立したモブキャスト。

一応成行買いの注文を出しておいたが、当然ながらこちらに回ってくることはなく、念のため出しておいたPTS取引も不成立で終わった。

その後夜間のPTS取引でもストップ高の「1,020円」をつけており、その流れを受けて今朝の寄付きの時間もストップ高の特別気配のまま寄り付かなかった。


さてどうなるか? といろいろ思考を巡らせていた。

こういう状態ではファンダメンタル云々を言っても意味が無い。純粋に資金的な問題から売り方がある程度の数量踏まない限り下がりようがない。

ということは、いつ値段がついてそれなりの出来高(最低でも150万株以上)をこなすかがカギとなる。

でも今日も大引けまで寄付きそうにないなあ、とその時は思っていた。

売らないかぎり上がっていくことが保証されているようなものだから。売る人はいないでしょ、普通は。


とここまで考えた後にふと気づいた。でも買い方って一枚岩じゃないんだよね。一組織のみで買い占めていればそれは通用するけど、買い方ってあくまでも一般大衆の寄せ集めだもんね。

特にモブキャストは信用売り残だけでなく買い残も相当な規模になっているということは一般の買いつきも多いってことだよね。その人たちにとってはこれだけの値上がり益があれば御の字ということも十分考えられる。

そう考えると、一度値段がついたら急落という可能性は大いにあり得る。いずれにしろ大きく動くことは間違いなさそう。こういう時にオプションがあればいいのにと思う。(プラス先物のような自由な売り建て)

とそんなことを考えていたらカミさんに捕まった。話につきあわされることになってしまった。まあいいか。今日も寄付きそうにないから・・・。


20分くらいだろうか、話が終わってモブキャストの板を見たら、「950円」!?

待てよ、たしか「1,000円」台の桁だったよね?

あれっ、売りの板って上に並んでなかったよね?

あれっ、あれっ、もしかして寄り付いた!?


えっ、えっ、しまった〜!!

忘れてた、ダメ元でPTS市場に買い注文出してたんだ!

さっきパソコンから聞こえた音は約定した通知音だったのか。ヤバイ!

チャートの確認、チャートの確認。

ストップ高で寄り付いてちょっと高値で揉んだ後スコーンと落ちている。

出来高は?

500万株以上は成立している。ということは、信用の売り方が相当数踏んだ可能性大いにあり!

ヤバイ、ヤバイ! 早く投げないと巻き込まれる!

戻る可能性は考えない方がいい。逃げろー!

成行売り。「941円」で成立。
「1,020円買い」の「941円売り」。orz

100株だったのが不幸中の幸いだった。


しかし、何をやってるんだか。頭の中では天井打ちのシナリオを十分想定していながら、現実は反対のポジションを取っているとは。

今回の失敗の原因は「カミさん」!
ではなく(笑)
ストップ高での買い注文を出しておきながらちゃんとその後の経過を見てなかった自分にある。
相場は自己責任、当然のことです。ハイ。

でもね〜、ここぞという時なんだよね、カミさんに割り込まれるのって。
これって思い過ごしかなぁ〜。(笑)


気を取り直して次に臨む。

目先天井打ちの可能性があるなら、やるべきことは戻りを確認して売ることだ。

「905円」まで下げたもののキリがいい数字でもあり下げ止まっている。

どこまで戻すかにもよるが買いの手が続かなくなった時を見極めよう。さすがにストップ高まで戻すことはないと思うが。あれだけの出来高ついちゃったから。ストップ高まで行っても張りつかないよね、さすがに。

ヤル気満々のところへ、「やっぱ車で送ってって!」とカミさんの声。

しまった〜!

今日カミさんは中学校に用事があって出掛ける予定だったのだが、朝からけっこうな雨が降っていたので、筆者としてはめずらしく「送っていこうか」と声を掛けていたのだ。

普段は場中は席を外したくはないのだが、今日もモブキャストは寄り付かないだろうという自分勝手な予想を立てていたので。たまにはカミさんサービスでもしておこうかと。

その後雨がほとんど止んだっぽくなったので自転車で行くと言っていたので、もうそのことは頭の中から消えていた。

しまった〜!
でも約束しちゃったもんね。仕方ない。

サクッと送って行って戻ってきたら、「1,005円」まで戻していたようだ。ストップ高までは届かず。出来高もそこまで多くない。それから「950円」近辺まで下げてきている。

やっぱり「ここぞという時」だったな。(笑)


今からでも遅くない、売るぞ!

と思って注文画面をクリックしていったら、売り注文ができない。なぜだ?

えっ、在庫が無い!

クソーっ、と思いつつ、いや待てよモブキャストは貸借銘柄だからSBI証券に在庫が無くても売れるぞ!
しかもHYPER料いらないし!

いい所に気づいたと自分を褒めながら、今度は制度信用の方で注文を出そうとしたら、これまたできず。

そうだった、貸借取引の申込み停止されてた。
バカだね〜。

増担保規制銘柄だよね、これって。なんで規制されたのかわかってるでしょ。
マヌケだね〜。


そんなこんなで前場は「832円」まで下げて行きました。チャンチャン!

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