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2019年04月11日

大腸CTアカデミア Appleの共同創業者スティーブ・ジョブズさんの早すぎた死

ナガイチはコーヒー好きです。
☆☆☆職場でコーヒー飲むならこれ!!☆☆☆




PubMedから、今日のつぶやき − 463 −


Sakuma Y, Yasuda Y, Sata N, Hosoya Y, Shimizu A, Fujii H, Matsubara D, Fukushima N, Miki A, Maeno M, Lefor AK. Pancreatic neuroendocrine tumor with metastasis to the spleen: a case report. BMC Cancer. 2017 Jan 9;17(1):37.




このつぶやきをラインコミュニティで配信した2月24日(日本では時差のため本日2月25日)は
Appleの共同創業者、スティーブ・ジョブズさんの誕生日です。

2011年に56歳の若さで亡くなったジョブズさんが存命なら
本日64歳となっていました。

才能にあふれた方でしたので本当に残念ですね。

そのジョブズさんの死因は
ご存知の方も多いと思いますが膵内分泌腫瘍です。

怖い病気ではありますが、
ジョブズさんが診断後断ちにエビデンスのある治療を受けていたら
経過は大きく変わっていた可能性もあります。

なぜなら初期治療として自然療法や代替療法
を選択していたからです。

ご興味のある方はこちらのウェブをどうぞ。
よくまとまっています。

昨年末、自治医大のAlan先生(Lefor AK教授)と
講演を一緒にさせていただく機会がありました。

パワフルで快活、仕事の速い素敵な先生です。
実はAlan先生はジョブズさんと同じく
膵内分泌腫瘍をわずらいましたが、
エビデンスのある治療をキチンと受けていたために
転移もありましたが、治療後9年たった今でもお元気です。

これはかなりデリケートな個人情報ですが、
実はAlan先生、ご自身の経過をケースレポートとして
複数報告しています。

その複数の論文のうちのひとつが今回取り上げる論文になります。
Alan先生はラストオーサーとして共著となっていますね。
ご自身の疾患、経過をケースレポートとして
報告することはとても珍しいですね。

つぶやきでご紹介させていただくことも
ご承諾いただけましたので
今回、ご紹介させていただきます。

前フリが長くなってしまいました。
論文の内容は次回からに致します。

それでは、また。

原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28068959

ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。






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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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