2019年04月12日
大腸CTアカデミア 脾転移を伴った膵内分泌腫瘍: ケースレポート
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第58回日本消化器がん検診学会総会が
川崎医科大学総合医療センター健康管理学
教授 鎌田 智有先生の会長のもと
2019年6月7ー8日に岡山で開催されます!
パネルディスカッション3
新しい対策型大腸がん検診精密検査法としての
大腸CT検査の現状と課題
が議論されます。司会は野崎先生と松本先生です。
ナガイチは教育講演2で
科学的根拠に基づいた大腸CT診断をおこなうために
のお話をさせていただきます。
是非、ご参加くださいね。
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PubMedから、今日のつぶやき − 464 −
Sakuma Y, Yasuda Y, Sata N, Hosoya Y, Shimizu A, Fujii H, Matsubara D, Fukushima N, Miki A, Maeno M, Lefor AK. Pancreatic neuroendocrine tumor with metastasis to the spleen: a case report. BMC Cancer. 2017 Jan 9;17(1):37.
それでは論文
「脾転移を伴った膵内分泌腫瘍: ケースレポート」
のご紹介です。
【アブストラクト】
背景:
膵内分泌腫瘍患者の長期生存について
遠隔転移を伴っている症例においても
報告されている。
脾臓への遠隔転移は極めてまれではあるが
原発巣が乳癌、肺癌、黒色腫、あるいは卵巣がんによる
報告にとどまっている。
本症例は脾臓に遠隔転移した膵内分泌腫瘍について
初めて報告をする。
症例提示:
53歳の白人男性は貧血及び易疲労感を呈していた。
左上腹部の腹満感があり、
CT検査では左上腹部に24センチの腫瘤を認め
多発肝転移、脾腫、そして脾臓内に1センチの腫瘤を伴っていた。
Fig 1
ラインコミュニティ限定で配信しました。
原発の膵腫瘍(T4N0M1)切除ならびに
胃切除、脾切除、癒着腸管切除を施行した。
脾臓には原発の膵腫瘍と同じ組織型を呈する
1センチの腫瘤を認めた。
Fig 2
ラインコミュニティ限定で配信しました。
(感想)
ネット・現実社会には伝統療法、代替療法、自然療法
などの民間療法が営利目的に広く行われているようです。
エビデンスのある治療法を避け
根拠のない治療方法を選択し
手遅れになってしまうことがたびたび取り上げられる。
非常に頭の良いスティーブ・ジョブズさんですら
はまってしまいました。
日本でも同様の事例がありますね。
正しい啓蒙が大切だと思います。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28068959
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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