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posted by fanblog

2019年03月22日

大腸CTアカデミア 心拍数、活動状態、栄養摂取状態、睡眠パターン、心電図、そして転倒検知情報などの健康関連データは、今やスマートウォッチを介して蓄積されていく!

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
第11回関西CTコロノグラフィ研究会
2019年3月23日(土)15:00から
大阪市
梅田スカイビルタワーイースト33F
で開催されます!

ナガイチは特別講演をさせていただきます。

お近くの方は是非、ご参加くださいね。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★




PubMedから、今日のつぶやき − 449 −


Dameff C, et al. Personal Health Records: More Promising in the Smartphone Era? JAMA. 2019 Jan 11. doi: 10.1001/jama.2018.20434. [Epub ahead of print]



今朝、日経新聞のウエアラブル型医療機器の記事をご紹介しました。
(2019.2.4.(月)にラインコミュニティ限定で配信しました)

とても有望で可能性の広がる領域なのですが、
今取り上げている論文と同じような課題があります。

日経新聞の記事の最後にこのように記載されています。
「こうした事業には病歴など第三者に知られたくない情報を守る
 高いセキュリティが求められる。
 データをどう守り、どう活用するかといったルールも
 関連産業の行方に影響を与える」

こうした端末では、オンラインで情報を管理収集する必要があり、
その情報が保険会社や職場に漏れるかなり厄介ですね。

健康状態に問題があると判断されれば、
保険に入れない、雇用が守られない、
家が借りられない、ローンを組むことができない
などの問題につながる恐れがあります。

中国で、すでに始まっているように
個人の格付けに利用されるかもしれませんね。

便利な反面、怖い側面があることも否定できません。
注視していく必要がありますね。


それでは論文「自分自身の健康情報・記録の管理
スマートフォン時代を迎えてより便利になるか?」
のご紹介です。

【本文】
インターネットに接続された個人端末の進歩により、
患者は、
バーチャルアシスタント(AIアシスタント、一例はスマートスピーカーですね)
スマートフォン
スマートウォッチなどのウェアラブル機器に
装着されている電子センサによって、
バイオメトリック(生体認証)や様々な臨床に関連する生体データを
継続的に収集することが可能となる。

たとえば、Samsung、Apple、Fitbit製のスマートウォッチ
(参考)Fitbit
にある心拍数、活動状態、栄養摂取状態、睡眠パターンなどの健康関連データには
心電図や転倒検知情報も最近追加されている。

Amazonと提携している開発企業には、
バーチャルアシスタント(Alexa)から集められる
臨床症状に関する発言データ、血糖値
といったデータ利用して患者への関与を深め教育する目的で
ヘルスケアのソフトウェアを構築している。

(感想)
この領域の開発は急速に進んでいます。
関連情報にはアンテナを広げておこうと思います。

それでは、また。


原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30633300

ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。



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自身の業務が膨大になってきたこともあり、
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2017年の春から予告しておりましたように、
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2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。


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読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。





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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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