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2019年03月15日

大腸CTアカデミア 病院の診察・検査結果の情報・記録を個人の端末で管理できるようになるのは画期的 日本も見習うべし!!

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PubMedから、今日のつぶやき − 445 −


Dameff C, et al. Personal Health Records: More Promising in the Smartphone Era? JAMA. 2019 Jan 11. doi: 10.1001/jama.2018.20434. [Epub ahead of print]




今回取り上げた論文にあるように
生活の中におけるスマホの重要性が
だんだん高くなっていますね。

ナガイチはキャッシュレス派ではありますが
スマホ決済はしておりません。

落したり、バッテリが切れたとき、あるいはウィルス感染などが
怖いのでカード派です。

中国ではスマホ決済ができないと
満足に買い物ができないという状況も起きているようです。

遅れることなく、でもスマホに使われないように
うまくコントロールが必要ですね。


それでは論文「自分自身の健康情報・記録の管理
スマートフォン時代を迎えてより便利になるか?」
のご紹介です。

【本文】
個人健康情報・記録を個人と医療機関とで
相互運用可能にするということは
新しいコンセプトではない。

今までにもメジャーなIT起業が
患者のデジタル情報・記録を収集しようと試みるも
失敗してきた。

UC San Diego Health
は、健康情報への次世代アプローチするApple Health Recordsを
患者ポータルに統合した
初めての12の医療機関のうちの1つである。
Apple Health Recordsは以前の課題を解決し
患者が管理できる機能的な相互運用を実現した。

病院のシステムの電子カルテに接続される患者ポータルと異なり
個人に渡った健康記録は患者自身が管理・維持できる。

個人の健康情報として、病院の電子カルテに記録された
病歴、診断検査結果、および臨床医の文書を取り入れることができる。

紙で保管されてきた記録(検査結果報告書など)は、
インターネットを介してパーソナルコンピュータや
モバイルデバイスによってアクセスできる
デジタルプラットフォームに移行するようになったのである。


(感想)
病院の診察・検査結果の情報・記録を
個人の端末で管理できるようになるのは画期的ですね。
複数の医療機関の情報を1元管理できる可能性も将来的にはありそうですし。

それでは、また。


原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30633300

ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。











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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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