2018年08月31日
大腸CTアカデミア アメリカのヒスパニック系患者は内視鏡施行医に対する性別と人種の好みがありそう
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PubMedから、今日のつぶやき − 312 −
Zapatier JA, et al. Preferences for ethnicity and sex of endoscopists in a Hispanic population in the United States. Gastrointest Endosc 2011; 73: 89-97.
論文
「内視鏡施行医の人種と性別の好みに関する
ヒスパニック系アメリカ人の調査研究」
のご紹介です。
【アブストラクト】
結果:
対象は、男性213名、女性225名、平均年齢62歳の合計438名である。
人種は主に白人(44%)とヒスパニック(45%)であった。
内視鏡施行医の性別の好みは26%に、人種の好みは17%にみられる結果であった。
性別の好みは有意に女性に多く(30.8%)、
とくにヒスパニック系の女性では35%に好みがあり、
男性で好みがあったのは20.4%であった。
ヒスパニック系患者では、白人患者に比較して
有意に施行医の人種の好みがあった。
内視鏡施行医の人種や性別の好みは
産婦人科医に対する好みと同様に
教育レベルが低い、移民1世、大腸がんの家族歴が
ある患者において有意に認められた。
移民1世と人種の好みには強い関係を認めた。
リミテーション:
報告は自己申告の回答に基づいていること。
結論:
主にHispanic系住民において内視鏡施行医に対する
性別と人種の好みを認めた。
これらの因子は、大腸内視鏡検診のコンプライアンスに
影響する可能性が示唆された。
(感想)
なかなか言いにくいことを検討報告していますね。
移民でも第2,3世になると変わっていくのは頷けます。
今日はここまでにしますね。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21184874
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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ありがとうございます
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残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
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2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
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本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
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読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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