大腸CTアカデミア　異なるコミュニティ、異なる住民の検診受診率を上げるためにはそれぞれ異なる手法による取り組みが必要である: 大腸CTアカデミア

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2018年09月18日

大腸CTアカデミア　異なるコミュニティ、異なる住民の検診受診率を上げるためにはそれぞれ異なる手法による取り組みが必要である

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Rad Fan オンライン様に9月9日に大阪で開催された
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Gastrointestinal Advanced Imaging Academy:GAIA
開催のご報告をいただきました！
ありがとうございます

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PubMedから、今日のつぶやき－ 324 －

Zapatier JA, et al. Preferences for ethnicity and sex of endoscopists in a Hispanic population in the United States. Gastrointest Endosc 2011; 73: 89-97.

それでは、論文
「内視鏡施行医の人種と性別の好みに関する
ヒスパニック系アメリカ人の調査研究」
のご紹介です。

【考察】
本研究の重要な意義は、
マイノリティの人たちの大腸がんを予防すること、
大腸内視鏡検診の受診率を向上することにある。

大腸がん検診の障壁を同定することの重要性は
最近、NIHのパネルで紹介された。

パネルの座長の言葉は
「異なるコミュニティ、異なる住民の受診率を上げるためには
それぞれ異なる手法による取り組みが必要である」
というものであった。

今回の研究におけるヒスパニック系住民のデータは
国の健康政策にに寄与するであろう。

ヒスパニック系、とくにヒスパニック系の女性は
医療を受ける際に性別や人種に好みがあるということなのである。

（感想）
今回の論文紹介も長くなったのでこのあたりで
終わりにしたいと思います。

検診を受けてください、
検査を受けてくださいと
一律に呼びかけてもその効果は限られるということですね。

今まででも取り上げてきましたが、
個別の特性に合わせたアプローチが必要だということです。
人の行動を変えさせる行動変容というのは
マーケティングの手法のように工夫していかなければいけないと感じています。

それでは、また。

原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21184874

ご注意）必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。

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