2018年08月24日
大腸CTアカデミア 西欧諸国では高齢化と食生活の変化に伴って憩室の保有率が高くなっている
★★━━━━☆☆おすすめのテキスト☆☆━━━━★★
日本消化器内視鏡学会 (監修)の新刊がでました!
下部消化管内視鏡スクリーニング検査マニュアル
最新のエビデンス、情報、テクニックなどが満載です。
内視鏡検査が困難な場合の
大腸がんスクリーニングとして
「大腸CT検査(CT colonography)」のご紹介
をさせていただきました。
★★━━━━☆☆━━━━━━━☆☆━━━━★★
PubMedから、今日のつぶやき − 307 −
De Cecco CN, et al. Prevalence and distribution of colonic diverticula assessed with CT colonography (CTC). Eur Radiol 2016; 26: 639-45.
それでは論文
「大腸CT検査で評価した大腸憩室の分布と傾向」
の続きです。
【考察】
今回の検討では、大腸憩室の保有率は47.3であり、
最近(2011年公表)の注腸X線検査による
欧州からの検討報告と類似している。
これらの保有率は、1960年代から2000年はじめの
保有率15-35%に比較して有意高い。
つまり、西欧諸国では高齢化と食生活の変化に
伴って憩室の保有率が高まっていると考えられる。
以前の報告から、加齢は憩室の増加に対し。
独立したもっとも強い因子とされている。
一方で、大腸憩室は若い世代には一般的ではなく。
今回の検討では40歳以下の保有率は
25.6%に過ぎなかった。
従来の注腸X線、通常CT、術中所見の検討からは
40歳以下の大腸憩室の保有率は
5-29%であった。
(感想)
改めて憩室の疫学を復習しました。
内視鏡検査の結果説明にも使用できそうですね。
今日はこのあたりにします。
それでは、また。
原文
https://link.springer.com/article/10.1007%2Fs00330-015-3866-1
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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ブログ「大腸CTアカデミア」では
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台湾・スペイン出張でも大活躍でした。
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古いBose QuietComfort 15 と比較してみました〜
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◆大腸CTアカデミア◆
ブログでは写真も楽しめますよ!!
https://fanblogs.jp/ctcacademia/
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【91名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
本メルマガの配信中止はこちらからお願いいたします。
↓
http://www.mag2.com/m/0001679515.html?l=jvc16a6c33
☆お知り合いや同僚の方への本メールマガジンのご紹介は大歓迎です☆彡
☆皆さまからのご質問もお待ちしていますね☆彡
●お願いとお断り●
本メールマガジンの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断でブログやウェブサイトに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ち、
皆様とご家族がハッピーになるきっかけになりましたら幸いです。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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<以下は、まぐまぐさんからのお知らせです>
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【考察】
今回の検討では、大腸憩室の保有率は47.3であり、
最近(2011年公表)の注腸X線検査による
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これらの保有率は、1960年代から2000年はじめの
保有率15-35%に比較して有意高い。
つまり、西欧諸国では高齢化と食生活の変化に
伴って憩室の保有率が高まっていると考えられる。
以前の報告から、加齢は憩室の増加に対し。
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一方で、大腸憩室は若い世代には一般的ではなく。
今回の検討では40歳以下の保有率は
25.6%に過ぎなかった。
従来の注腸X線、通常CT、術中所見の検討からは
40歳以下の大腸憩室の保有率は
5-29%であった。
(感想)
改めて憩室の疫学を復習しました。
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それでは、また。
原文
https://link.springer.com/article/10.1007%2Fs00330-015-3866-1
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
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ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
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最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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