アフィリエイト広告を利用しています
<< 2022年10月 >>
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
写真ギャラリー
最新記事
カテゴリーアーカイブ
ファン
【一押しテキスト】       楽天さんでのお取扱い

これ1冊でわかる!大腸CTプロフェッショナル100のレシピ [ 永田浩一 ]

大腸CTテキスト 原理・特性の基礎知識から現場で使えるセッティング, [ 消化管先進画像診断研究会 ]

症例で学ぶ大腸CT診断 大腸CTを身につける! [ 永田浩一 ]

アマゾンさんでのお取扱い
日別アーカイブ
【一読のおすすめ】       楽天さんでのお取扱い

【送料無料】 Rad Fan 2019年7月号 【全集・双書】

Rad Fan(2018 JULY(Vol.1) 特集1:CTコロノグラフィ攻略マニュアル/特集2:ITEMで

Rad Fan 2017 JULY(Vol.15 No.7) 特集:認定制度を見据えた大腸CT検査の標準化/使いやすいポー

アマゾンさんでのお取扱い

広告

posted by fanblog

2018年08月20日

大腸CTアカデミア 白人はS状結腸の憩室が多いよ

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
Rad Fan オンライン様にメルマガ「大腸CT検査アカデミー」を
ご紹介いただきました!
ありがとうございます

RadFan2018年7月号は特集1 「CTコロノグラフィ攻略マニュアル」です!!
全国の大腸CT検査の達人にご執筆いただきました!!
なんと本文中で解説している症例の動画が見れますよ!!
「Rad Fan」様のメルマガもおすすめですよ!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★




PubMedから、今日のつぶやき − 303 −

De Cecco CN, et al. Prevalence and distribution of colonic diverticula assessed with CT colonography (CTC). Eur Radiol 2016; 26: 639-45.




それでは論文
「大腸CT検査で評価した大腸憩室の分布と傾向」
の続きです。

【結果】

憩室症の分布と重症度:
1091名の白人のうち、憩室を認めたのは
561名(51.6%)であった。
このうち男性は42.8%、
平均年齢は68+/-12歳。

憩室の分布は、
盲腸:9.6%
上行結腸:13.1%
横行結腸:12.7%
下行結腸:27.1%
S状結腸:37.5%

Fig.2
(ラインコミュニティ限定でアップしますした)

数の分布でみると
グレード1(軽度、5個以下):138名、24.6%
グレード2(多発、6−20個):199名、34.4%
グレード3(重度、21個以上):230名、41.0%

分布や数に性別の差は認めなかった。

全体的に年齢が上がるにつれて
左側結腸の憩室頻度が増えた。

S状結腸の憩室の頻度は
40代:23.3%
50代:36.4%
60代:51.2%
70代:48.4%
80代:67.1%

右側結腸の頻度は60台、70代で高かった。

S状結腸の憩室の数のグレードは年齢とともに上昇し
40代でグレード3は2.5%にすぎないが
70代以上ではグレード3は28.6%となる。

40代の25.6%に全大腸に一つ以上の憩室を認め、
その15.4%はS状結腸に位置する。

(感想)
なかなか貴重で面白いデータですね。
やはり白人はS状結腸の憩室が多いですね。
惜しむらくは白人のデータということです。

大腸CT検査を使用した
日本人の大腸憩室の疫学調査が現在
消化管先進画像診断研究会GAIAで進行中です。
http://gaia.kenkyuukai.jp/special/?id=28181
こちらの結果も楽しみです。
従来、日本人の憩室は右側結腸に多いとされてきましたが
その傾向は変わりないのでしょうか!?

今日はこのあたりにしたいと思います。
それでは、また。


原文
https://link.springer.com/article/10.1007%2Fs00330-015-3866-1


ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。



著者からのおすすめPR-----------------------
好きな本や雑誌が読み放題って、すごい!
PC、スマホあるいはタブレットでダウンロードして読めます。
アプリをダウンロードして、自分はノートPCで読みまくってます笑い
▲PRここまで--------------------------------


◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。


◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【91名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)


■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。


●お願いとお断り●
 本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
 著者に無断で各種メディアに貼り付ける
 などの行為は著作権違反となります。


読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。





にほんブログ村 病気ブログ 医学へ
にほんブログ村


この記事へのコメント
コメントを書く

お名前: 必須項目

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7969556
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
最新コメント
タグクラウド
プロフィール
大腸の専門家 ナガイチさんの画像
大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
プロフィール
検索
リンク集
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。