2018年06月07日
大腸CTアカデミア 大腸CT検査は低侵襲で麻酔・セデーションが不要、検査後は車を運転して帰ることができるよ!
★★━━━━☆☆おすすめのテキスト☆☆━━━━★★
大腸肛門病センター高野病院
理事・副院長の野崎 良一先生が
大腸内視鏡検査で必須手技である
「コールド・ポリペクトミー」の
実践マニュアルを発刊されました!!
https://fanblogs.jp/ctcacademia/archive/372/0
大腸内視鏡検査に関わっているスタッフに
超お薦めの一冊です!
★★━━━━☆☆━━━━━━━☆☆━━━━★★
PubMedから、今日のつぶやき − 252 −
Pooler BD, et al. Screening CT colonography: multicenter survey of patient experience, preference, and potential impact on adherence. AJR Am J Roentgenol 2012; 198: 1361-6.
なんと!ブログ「大腸CTアカデミア」を開始して1年が経ちました!!
お陰様で365日、1日も休まず続けることができました。
記念すべき第1回ブログ配信
これからも、コツコツ続けてまいりますので、
何卒、よろしくお願いいたします。
それでは、今日も気合をいれて
論文「検診目的の大腸CT検査:
受診者の受容性、好み、検診アドヒアランスへの影響
に関する多施設共同調査」
の続きをご紹介します。
【アブストラクト】
結果:
合計で1417名の患者が受容性調査に回答した。
検診として大腸CT検査を選択した理由は
低侵襲(68.0%)
麻酔・セデーションが不要(63.1%)
検査後、車を運転して帰ることができる(49.2%)
解説) 米国ではブスコパンを使用しないことも運転可能を実現していますね。
大腸CT検査では鎮痙剤は不要ですが、ブスコパンを使用される施設では
車の運転をさけるようきちんと説明と確認が必要です。
大腸内視鏡検査に伴うリスク(負担や偶発症など)を避ける(46.9%)
腸管外病変の道程が可能(43.3%)
解説)腸管外病変の診断はかつてはメリットとされてきましたが
USPSTFの注意喚起のように不利益が上回る可能性があり、
診断の実施には十分な注意が必要です。
があげられた。
検査中の痛みを訴えたのは7.2%で
中程度以上の不快を訴えたのは2.5%
にとどまった。
大腸内視鏡検査の経験も有する441名において
77.1%は大腸CT検査を好み
13.8%は大腸内視鏡検査を好んだ。
全患者のうち29.6%は
大腸CT検査が選択できないのであれば
大腸内視鏡検査による検診は受けないと回答した。
全患者のうち92.9%が
大腸CT検査を大変良いあるいは良いと回答し
93.0%が次回の検診でも大腸CT検査を選択すると回答した。
結論:
本調査で、大腸CT検査の受容性は大変高かった。
大腸内視鏡検査の経験がある患者では、
大腸CT検査がより好ましいと回答した患者が多かった。
大腸CT検査は十分に普及すれば
検診アドヒアランス
(検診の遵守:検診をきちんと定期的に受診する)
を上げるためのモダリティとなりうる。
次回、本文を見ていきたいと思います。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22623549
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
★★━━━━☆☆おすすめの備え☆☆━━━━★★
災害時の備えをご紹介しています!!
「飲料水」編です。
「食料」編です。
「モバイルバッテリー」編です。
東日本大震災から7年になりました。
災害対策の見直しも必要ですね。
★★━━━━☆☆━━━━━━━☆☆━━━━★★
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【89名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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結論:
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