2018年05月31日
大腸CTアカデミア 炭酸ガスが小腸に逆流しやすい体位はあるか!?
★★第13回GAIA予定!!━━━━━━━━━━━━━━━
第13回GAIAを2018年9月9日(日)に大阪で開催します。
大腸CT検査の実践的な講義に加え、
大腸CT検査の標準化に必要な知識を是非持ち帰ってください!
さらに、「画像診断におけるAI(人工知能)の現在と未来」
のテーマでオピニオンリーダーの先生方の講演もありますよ!!
皆様のご参加をお待ちしております。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★
PubMedから、今日のつぶやき − 247 −
Pickhardt PJ. The peroral pneumocolon revisited: a valuable fluoroscopic and CT technique for ileocecal evaluation. Abdom Imaging 2012; 37: 313-25.
メルマガ「大腸CT検査アカデミー」をお取りいただいている方はご存知だと思います。
http://www.mag2.com/m/0001679515.html
昨日(4月10日)、メルマガの誤送信をしてしまいました。
失礼いたしました。
いつかやるかなあと思っていたのですが、
ついにやってしまいました。
ブログはすぐに訂正すれば、あまり気づかれずにすみますが、
メールだとそうは行きませんね。
ラインコミュニティも誤爆をしてしまいますし。
まあ、笑って許してください〜
さて、それでは今日から新しい論文をご紹介しますね。
「つぶやき − 239 −」で少し触れた論文にします。
I様からいただいたご質問、
「炭酸ガスが小腸に逆流しやすい
体位はあるのでしょうか」
に関連して、回盲部の評価についてのレビューです。
つぶやきおなじみのピッカード先生が2012年に発表した
「回盲部評価における小腸造影/CT技術
〜経口送気腸管拡張を振り返って〜」
という論文になります。
経口送気腸管拡張による小腸造影やCTの機会は確実に少なくなってきていますね。
小腸の評価が、カプセル内視鏡、小腸内視鏡、CT/MR enterography
などにおきかっわってきたことが大きいでしょう。
温故知新ということでご紹介をしたいと思います。
そして、以前予告した通り
CT coloenterography
についても取り上げますね。
【アブストラクト】
回盲部評価のための経口送気腸管拡張による小腸造影は
伝統的医療手技であったが、
いまや昔の検査として忘れられつつあり、
最近では実施もされなくなってきた。
経肛門的に送気し、続いてバリウムを注入することによる
二重造影がそれに続いた。
これらは病状(IBD)の活動性や診断に有用である。
造影に検査に加え、内視鏡診断やCT診断が
クローン病の評価に使用されている。
CT検査における大腸と小腸に対する
経肛門送気は
CT coloenterography
としてIBD評価に役立つ
可能性があり紹介・議論したい。
炭酸ガス自動送気装置の使用と
グルカゴン注射による回盲弁の弛緩にて
CTベースの拡張腸管検査は
将来的に有用な検査である可能性がある。
(感想)
6年前の論文になります。
今日までにCT coloenterographyという検査は
あまり聞きませんし、普及はしてないですよね。
ということは、いくつかの臨床的な課題がありそうです。
明日から面白そうな箇所を
ご紹介していきますね。
それでは、また。
原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21681493
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
★★PR━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
自分は格安スマホを使用しています。
Yモバイルですが、UQモバイルもいいですね!
同僚の先生が【UQモバイル】に切り替えたそうです。
UQモバイルやYモバイルはいわゆるほかの格安スマホと
違って、自社回線なので通信速度が速いのが特徴です。
同僚の先生はauからの切り替えでしたが、
ぜんぜん変わらないと感動していましたよ!
キャッシュバックキャンペーンも行っているみたいですね!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━PRここまで★★
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【89名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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そして、以前予告した通り
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