2018年03月15日
大腸CTアカデミア 論文不正は絶対にダメだよ!! その2
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「第32回 福井県胃・大腸検診研究会」
特別講演1で
「大腸がん検診・精検を巡る状況と課題
−大腸CT検査のエビデンスと標準化−」
のお話をさせていただきます。
日時: 2018年3月25日(日)
場所: 福井県医師会館 2階 大ホール
最新の大腸がん情報をお伝えしようと思います。
是非、お越しくださいね。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
論文不正は絶対にダメ!!その2
今日は論文紹介の続きを1回お休みして
時事ニュースからつぶやきますね。
残念ながらまた論文不正のニュースが流れています・・・。
(ラインコミュニティ配信時のニュースです)
今度はなんと名門の京都大iPS細胞研究所です。
この論文不正はどのように発覚したのか気になるところです。
内部告発など関係者からでしょうか・・・。
以前のつぶやきでも書きましたが、
自分が査読した論文で改ざんがありました。
「論文不正は絶対にダメ!! 」
ジャーナルによっては、著者情報も査読者に伝えています。
査読を担当したその改ざん論文の著者らは知っていました。
そして、少し前にまた別の論文に投稿したようで
なんと改ざんされたまま出版されてしまいました。
非常に残念ですね。
改ざんとかするより、ネガティブデータとして発表した方が
世の中、人のためにいいのにね。
まあ、ポジティブデータでないとジャーナルのランクは
下がる可能性がありますが、
自分のブランド下げるよりはるかにましです。
自分は以前、大腸CT検査の検査中に音楽やアロマが
患者さんの受容性を下げるかを検討したことがあります。
研究開始前は音楽やアロマは
大腸CT検査の受容性を上げると考えていました。
それは、救急医療や内視鏡検査で音楽やアロマを活用すると
患者さんの受容性が向上するという先行研究があったからです。
結果は音楽やアロマを使用しても、
使用しない場合と見事に差が出ませんでした。
まあ、大腸CT検査の侵襲そのものが少ないということなんでしょうね。
で、・・・
ありのままに〜
ネガティブデータとして投稿しました。
実際にジャーナルのランクは落ちはしましたが、
でもきちんとインパクトファクターがある
Eur J Radiolに無事掲載されました。
ネガティブデータではありましたが、
逆に大腸CT検査の侵襲が少ないのかもという考察に結びつきました。
論文不正は絶対にダメ!!ですね。
こういうのって、1回はじめたら歯止めが利かなくなるような気がします。
怖いですね。
気をつけましょう。
学会発表レベルでも絶対にやめるべきです。
でも、この問題の背景にはいろいろありますね。
チェック体制の強化・・は必要ではありますが、
倫理感と論文不正をした場合のリスクの大きさの自覚
および教育が大切なのではと思います。
山中教授には是非、これからも頑張っていただきたいです。
こんな事件で山中教授の貴重な時間が奪われるのが非常に残念です。
山中教授、頑張れ〜〜応援しています!!
それでは、また。
★★PR━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
自分は格安スマホを使用しています。
Yモバイルですが、UQモバイルもいいですね!
同僚の先生が【UQモバイル】に切り替えたそうです。
UQモバイルやYモバイルはいわゆるほかの格安スマホと
違って、自社回線なので通信速度が速いのが特徴です。
同僚の先生はauからの切り替えでしたが、
ぜんぜん変わらないと感動していましたよ!
キャッシュバックキャンペーンも行っているみたいですね!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━PRここまで★★
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ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
【81名の仲間がいるよ!】
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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論文不正は絶対にダメ!!その2
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以前のつぶやきでも書きましたが、
自分が査読した論文で改ざんがありました。
「論文不正は絶対にダメ!! 」
ジャーナルによっては、著者情報も査読者に伝えています。
査読を担当したその改ざん論文の著者らは知っていました。
そして、少し前にまた別の論文に投稿したようで
なんと改ざんされたまま出版されてしまいました。
非常に残念ですね。
改ざんとかするより、ネガティブデータとして発表した方が
世の中、人のためにいいのにね。
まあ、ポジティブデータでないとジャーナルのランクは
下がる可能性がありますが、
自分のブランド下げるよりはるかにましです。
自分は以前、大腸CT検査の検査中に音楽やアロマが
患者さんの受容性を下げるかを検討したことがあります。
研究開始前は音楽やアロマは
大腸CT検査の受容性を上げると考えていました。
それは、救急医療や内視鏡検査で音楽やアロマを活用すると
患者さんの受容性が向上するという先行研究があったからです。
結果は音楽やアロマを使用しても、
使用しない場合と見事に差が出ませんでした。
まあ、大腸CT検査の侵襲そのものが少ないということなんでしょうね。
で、・・・
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逆に大腸CT検査の侵襲が少ないのかもという考察に結びつきました。
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こういうのって、1回はじめたら歯止めが利かなくなるような気がします。
怖いですね。
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でも、この問題の背景にはいろいろありますね。
チェック体制の強化・・は必要ではありますが、
倫理感と論文不正をした場合のリスクの大きさの自覚
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