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posted by fanblog

2018年02月08日

大腸CTアカデミア  術前検査の大腸CT(CT colonography)検査でも被ばくを可能な限り低減すべきだ!!

★★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
第14回日本消化管学会総会学術集会
コアシンポジウム
「消化管画像診断」
CT/MR colonographyと消化管TUSの現状と将来展望
http://www.keiso-comm.com/14jga/program/index.html
2月10日に東京で最新のエビデンスについて
充実した内容の議論がされますよ!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★




PubMedから、今日のつぶやき − 172 −


Taguchi N, et al. Model-based Iterative Reconstruction in Low-radiation-dose Computed Tomography Colonography: Preoperative Assessment in Patients with Colorectal Cancer. Acad Radiol [Epub ahead of print]



今日から新しい論文をご紹介します。

熊本大学の放射線診断学分野でご活躍の田口先生と尾田先生
の最新文献です。

11月末にPubMedにこの論文がアップされました。

ですが、Academic Radiologyは自分が勤務する施設の
図書館では読むことができないのです。

アメリカのジャーナルで、自分も過去に2度ほど
このジャーナルに論文を掲載してもらったことがあります。

「読みたいな〜、どうしょうかな」と思っていたところ
すごい偶然なのですが、北陸のR先生が
田口先生と尾田先生をご紹介してくれました。

私どもが運営する研究会GAIA
にご興味をお持ちだと連絡をしてくれたのです。

「ありがたや〜」と早速連絡をさせていただきました。

快く別刷りを頂戴し、大腸CT検査における被ばく低減の
話で盛り上がりました!

尾田先生のコメント
>しかし、一般的に日本で実施されているCT画質はover quality(キレイすぎる)、
>つまり無駄に被ばくしすぎている傾向にある思います。

尾田先生達のご意見と全くの同感です。

自分は2007年から2011年まで米国におりましたが、
渡米当初、米国の大腸CT検査画像の荒さ(低線量撮影)
に驚いた経験があります。

ですが、大腸CT検査の目的である6ミリ以上の腫瘍性病変の検出には
(超)低線量で十分だということが読影をしてみると実感できたのです。

きれいに取ることが目的なのではなく、精度高く診断することが目的であり、
その目的が達せるのであれば線量は当然落とすべきなのだと気付いたのです。

で、自分は検診や診断(便潜血検査陽性後など)目的の件では
被ばくを極力低減すべきだ
と主張して参りました。

一方で、術前診断目的には、腫瘍性病変がるのだから、
被ばくもある程度やむをえないと考えてきました。


ですが、田口先生と尾田先生は術前検査目的の検査であっても
被ばくを可能な限り低減すべきだと主張
され、
今回ご紹介する研究を実施されました。

素晴らしいですね!

こんな経緯があり、田口先生と尾田先生のご了解のうえ
ラインコミュニティ、メルマガ、そしてブログで
この論文をご紹介をさせていただくことになりました。

研究テーマは
「被ばく低減Full IRによる術前検査目的の低線量大腸CT検査」
です。

患者さんや受診者の方は被ばくを自覚することはできません。
だからこそ、日常臨床で被ばく低減に取り組むべきだと信じています。

それでは、皆さんと一緒に読んでいきましょう。

☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡
なんと! 尾田先生に2018年9月9日開催の
第13回消化管先進画像診断研究会(GAIA)で
ご講演いただきますよ!!
☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡☆彡


・・・今日は、長くなってしまいましたね・・・
というわけで、明日からアブストラクをご紹介します〜

それでは、また。



原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29191684


ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。




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タグ:術前検査
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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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