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posted by fanblog

2018年01月16日

大腸CTアカデミア 台湾の学会参加で得た新知見! タイでは口腔がんはが多い! なぜ!?

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
関西大腸CTセミナー 2018」を開催します!
昨年、大変ご好評をいただきました
日時: 2017年1月20日(土)
場所: 大阪
こんな症例の読影はどうする!?
という症例がありましたらご連絡ください。
当日、司会者がその場で読影・解説します!!
非常に中身の濃い企画をご用意しております。
是非、お越しくださいね。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆







PubMedから、今日のつぶやき − 155 −

2017 Global Health Forum in Taiwan
10th International Asian Conference on Cancer Screening



学会で印象に残った講演をご紹介します。

以前お伝えしたように、この学会の参加者は
東南アジア、南アジアの先生方がメインです。
プレゼンが上手な発表と、あまり上手でない発表が
国に関係なくありました。


今日、ご紹介するのはタイのコンケン大学耳鼻咽喉科の
Vatanasapt先生です。

コンケンはタイの東北部にあります。
そこにあるコンケン大学はタイ王国の国立大学です。

この先生は音楽にもたけていて、
International Association for Music and Medicine
(音楽と医療の国際学会)
の会長もつとめられています。

とても気さくな先生で、そして講演が見事でした。
スライドは決して凝っているわけではないけれど、
見やすくて、そして何より聞かせる講演なんです。

171122_Vatanasapt先生.jpg


プレゼン手法としてとても勉強になりました。

Vatanasapt先生の発表は
口腔がん減少に向けた取り組み」です。

口腔がんは日本では少ないのですが、
東南アジアのタイやマレーシア
南アジアのインド、バングラデシュ、スリランカ
ではメジャーながんです。

なぜでしょう?









Betel quid、つまりベーテル噛み、
いわゆる噛みタバコ習慣です。
ベーテルってコショウ科の木のようです。

171122_ベーテル02.jpg

171122_ベーテル01.jpg


タイの地方、東北部や南部では、
噛みタバコの習慣が残っているそうです。

そのため、これらの地域の
口腔がんの発生が高いのですね。

タイ全国でみても口腔がんは全がんの
罹患・死亡率が7位を占めます。


ベーテル噛みのハザード比はなんと
5.26
(95%CI 2.51-11.0)
にもなります。

一方、
一般的なタバコのハザード比は
1.16 (95%CI 0.45-3.01)

アルコールのハザード比は
1.47(95%CI 0.72-3.03)
なのです。

つまり、ベーテル噛み
(主成分のひとつであるビンロウジが発がん物質)は
口腔がんの圧倒的なリスク因子なんですね。

ベーテル噛みの習慣がある地域の
住民への教育・指導により、
かなり減少しているそうです。

講演も活動も素晴らしい素敵な先生でした!

それでは、また。




学会ホームページ
http://www.ghftw.org/site/page.aspx?pid=901&sid=1123&lang=en
http://event.tmu.edu.tw/actnews/index.php?Sn=2722



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Yモバイルですが。

同僚の先生が【UQモバイル】に切り替えたそうです。
UQモバイルやYモバイルはいわゆるほかの格安スマホと
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プランを見るとYモバイルより条件いいかも・・
残念・・・。
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大腸CT検査のポイント集
毎日のつぶやきを経て増えていきますね。

<適応>
・閉塞性大腸がんに対して大腸CT検査は有用だが、手技に工夫が必要。
・完全閉塞症例には「PET/CT colonography」。
・内視鏡の検査待ちの日数を減らす役割もあり。

<検診>
・検診目的の大腸CT検査が保険でカバーされることで
 大腸CT検査による検診受診率は735%増加した。
・検診目的の大腸CT検査が保険でカバーされることで
 大腸内視鏡検査による検診受診率は38%増加した。
・腸管外病変診断による利益・不利益バランスには注意が必要。

<検査食は不要>
・低容量腸管前処置においても、ガストログラフィンを使えば食事制限は不要。
・腸管残渣の状態は食事制限の有無に左右されない。
・水溶性造影剤によるタギングの質は食事制限の有無に左右されない。
・食事制限の撤廃は患者の受容性向上に寄与する。

<腸管前処置>
・内視鏡後にガストログラフィン30mLを服用したら約4時間後に大腸CT検査をしよう。
・自動送気装置の使用は穿孔頻度を下げる。

<腸管拡張>
・右側臥位は最適な腸管拡張を得るためのベストポジションである。
・炭酸ガス自動送気装置は良好な腸管拡張を得るのに有用である。
・ブスコパンは腸管拡張の改善に寄与しない。
・自動送気装置の使用は穿孔頻度を下げる。

<読影>
・読影の飛ばしすぎは読影精度を下げるので要注意。
・トレーニングを積めば、都市部の病院でなくとも高い精度の検査が可能。
・検診目的の大腸CT検査は有症状者に対する大腸CT検査よりも、病変をみつけづらく読影には注意が必要。

<診断>
・C-RADSにおけるC1の5-10年の検査間隔は妥当
・大腸CT検査の中間期癌の頻度は非常に低い(0.1%、2/1429)
・便潜血陽性後から内視鏡を受けるまでの期間が10ヶ月以上になると大腸がん全般・進行がんのリスクが高まる。

<受診者の受容性>
・患者さんの苦痛度は炭酸ガス自動送気装置の使用やブスコパンの使用は影響しない。

<偶発症>
・閉塞性大腸がんでは穿孔のリスクが高くなるので注意しましょう。
・術前検査目的の大腸CT検査の穿孔率は0.028%。
・検診目的の大腸CT検査の穿孔率は0.003%。
・精検目的の大腸CT検査の穿孔率は0.014%。
・穿孔率は術前検査目的に比べて検診目的で有意に低い。
・穿孔症例の81%では外科治療が不要。
・自動送気装置の使用は穿孔のリスクを低減する。




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きっと新しい研究の芽も生まれると信じています。
皆でパワーアップしていきたいですね!!


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■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、
自身の業務が膨大になってきたこともあり、
残念ながら永続的に続けることは困難となりました。
2017年の春から予告しておりましたように、
ボランティアによる読影トレーニングの実施は
2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。


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プロフィール
大腸の専門家 ナガイチさんの画像
大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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