2018年01月04日
大腸CTアカデミア 台湾の学会参加で得た新知見を紹介するよ! 遠隔医療管理がすごい!!
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大腸CTアカデミア目次ができました!!
興味のある記事を効率よく読み返せますよ〜
【医療従事者用】目次
【一般の方用】目次
【腸長ダービー】目次
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☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「関西大腸CTセミナー 2018」を開催します!
昨年、大変ご好評をいただきました
日時: 2017年1月20日(土)
場所: 大阪
https://fanblogs.jp/ctcacademia/archive/177/0
昨年、ご参加いただいた方にも楽しめるよう、
鋭意、中身の濃い企画をご用意しております。
是非、お越しくださいね。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
住みたい国の話題の続きです〜
将来住みたい国「ニュージーランドとスペイン」は、
15年以上前から変わりません。
夢・目標としてこれからも持っていきたいと
思っています〜
PubMedから、今日のつぶやき − 148 −
2017 Global Health Forum in Taiwan
10th International Asian Conference on Cancer Screening
本日から、台湾の学会参加で得た新知見をご紹介しますね。
2017年年10月19日から10月22日までの期間に、
2017 Global Health Forum in Taiwan と
10th International Asian Conference on Cancer Screening
に出席して参りました。
学会場
非常に中身の濃く、そして台湾ならではのもてなしが
楽しめた出張でした。
歓迎会
古い町並みの散策
参加国は東南アジアが中心で、
台湾、タイ、韓国、インドネシア、マレーシア、中国、ラオス、
シンガポール、イギリス、カナダ、そして日本です。
病院や保健所、そして検診現場の見学もできました。
面白い内容や新しい知見についてピックアップしたいと思います。
1)Data Science in non-communicable Disease Prevention
病院見学も行ったChanghua Christian Hospital
(キリスト教系の私立病院で120年の歴史がある大病院です)
ではビッグデータリサーチセンターがあります。
医療現場のビッグデータを収集解析し、
ブロックチェーン技術で管理し、
医療の発展や患者へのフィードバックを目指しています。
面白かったことの一つに
Telecare Centerでは糖尿病患者の管理を患者さんのスマホ経由で
双方向にやり取りをしていることです。
Telemedicine Health Management Care
遠隔医療管理なるものが実際に導入されているんですね。
患者さんの体重、血統、血圧が自動的に記録され、
病院にデータが転送されます。
患者さんは食事ごとに写真をスマホで撮って送ります。
カロリーが自動計算され、必要に応じて栄養士が
その食事のアドバイス(場合によっては量を減らすなどの指示)
が食事が開始するまでの短い時間でなされるそうです。
(栄養士さんは大変そうですね)
摂取カロリーと消費カロリーも記録されます。
患者個人個人へのアドバイスもされます。
有料サービスのため、参加人数自体はまだ多くありません。
でも、参加者が増えれば、費用やサービス内容も良くなっていくのでしょうね。
日本でも遠隔医療の導入がはじまってはいますが、
台湾の事例は一歩先を行っている印象です。
負けられませんね。
続きます〜
学会ホームページ
http://www.ghftw.org/site/page.aspx?pid=901&sid=1123&lang=en
http://event.tmu.edu.tw/actnews/index.php?Sn=2722
【ラインコミュニティでコメントをいただきました!】
【T橋さん】
ナガイチ先生??
台湾の学会での
情報とお写真を
ありがとう
ございます??
スマホで
遠隔医療管理ですか!
すごいですね??
【別のT橋さん】
凄い!(栄養士さんが)
【kkさん】
まるでライザップのようですね〜
たしか食事量や体重を記録・報告するアプリがあったような気がするのですが
(追加情報)
台湾の検診すごいですね!
朝早いのに沢山の人が来られているんですね。
テントを張った特設会場は通常もなのでしょうか。 。
続き楽しみにしています。
今朝お話ししたライザップ関連のリンクも送ります。
++++++++++++++++++
ブログ↓
http://debulabo.com/diet/rizaptouch/
アプリのURL↓
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.rizapp.guest&hl=ja
++++++++++++++++++
【TK先生】
私の病院でもスマホで遠隔医療始めましたよ。
まだまだ人数は少ないですけど(汗)
著者からのおすすめPR-----------------------
英語の勉強法を聞かれる機会が増えました。
短気留学にいく行動力や、日々の勉強が大切ですよ。
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私も繰り返し活用してました
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アプリをダウンロードして、自分はノートPCで読みまくってます笑
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大腸CT検査のポイント集
毎日のつぶやきを経て増えていきますね。
<適応>
・閉塞性大腸がんに対して大腸CT検査は有用だが、手技に工夫が必要。
・完全閉塞症例には「PET/CT colonography」。
・内視鏡の検査待ちの日数を減らす役割もあり。
<検診>
・検診目的の大腸CT検査が保険でカバーされることで
大腸CT検査による検診受診率は735%増加した。
・検診目的の大腸CT検査が保険でカバーされることで
大腸内視鏡検査による検診受診率は38%増加した。
・腸管外病変診断による利益・不利益バランスには注意が必要。
<検査食は不要>
・低容量腸管前処置においても、ガストログラフィンを使えば食事制限は不要。
・腸管残渣の状態は食事制限の有無に左右されない。
・水溶性造影剤によるタギングの質は食事制限の有無に左右されない。
・食事制限の撤廃は患者の受容性向上に寄与する。
<腸管前処置>
・内視鏡後にガストログラフィン30mLを服用したら約4時間後に大腸CT検査をしよう。
・自動送気装置の使用は穿孔頻度を下げる。
<腸管拡張>
・右側臥位は最適な腸管拡張を得るためのベストポジションである。
・炭酸ガス自動送気装置は良好な腸管拡張を得るのに有用である。
・ブスコパンは腸管拡張の改善に寄与しない。
・自動送気装置の使用は穿孔頻度を下げる。
<読影>
・読影の飛ばしすぎは読影精度を下げるので要注意。
・トレーニングを積めば、都市部の病院でなくとも高い精度の検査が可能。
・検診目的の大腸CT検査は有症状者に対する大腸CT検査よりも、病変をみつけづらく読影には注意が必要。
<診断>
・C-RADSにおけるC1の5-10年の検査間隔は妥当
・大腸CT検査の中間期癌の頻度は非常に低い(0.1%、2/1429)
・便潜血陽性後から内視鏡を受けるまでの期間が10ヶ月以上になると大腸がん全般・進行がんのリスクが高まる。
<受診者の受容性>
・患者さんの苦痛度は炭酸ガス自動送気装置の使用やブスコパンの使用は影響しない。
<偶発症>
・閉塞性大腸がんでは穿孔のリスクが高くなるので注意しましょう。
・術前検査目的の大腸CT検査の穿孔率は0.028%。
・検診目的の大腸CT検査の穿孔率は0.003%。
・精検目的の大腸CT検査の穿孔率は0.014%。
・穿孔率は術前検査目的に比べて検診目的で有意に低い。
・穿孔症例の81%では外科治療が不要。
・自動送気装置の使用は穿孔のリスクを低減する。
◆メルマガ登録ページ◆
メルマガタイトル:大腸CT検査アカデミー
http://www.mag2.com/m/0001679515.html
日本の大腸CT検査の知識のボトムアップを狙っています。
最新の世界の知識を身につけることで、患者さんに還元するのはもちろんですが、きっと新しい研究の芽も生まれると信じています。
皆でパワーアップしていきたいですね!!
◆メルマガ「大腸CT検査アカデミー」無料購読募集中です◆
ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
応援いただけると嬉しいです。
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
http://www.mag2.com/m/0001679515.html
◆ラインコミュニティ「CTC Academy」の参加募集◆
メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、自身の業務が膨大になってきたこともあり、残念ながら永続的に続けることは困難な印象です。
一方で、学会で認定制度の設立に向けた動きが活発化してきました。
そこで申しわけありませんが、読影トレーニングの個人的な実施は2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
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昨年、大変ご好評をいただきました
日時: 2017年1月20日(土)
場所: 大阪
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2017年年10月19日から10月22日までの期間に、
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10th International Asian Conference on Cancer Screening
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学会場
非常に中身の濃く、そして台湾ならではのもてなしが
楽しめた出張でした。
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参加国は東南アジアが中心で、
台湾、タイ、韓国、インドネシア、マレーシア、中国、ラオス、
シンガポール、イギリス、カナダ、そして日本です。
病院や保健所、そして検診現場の見学もできました。
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日本でも遠隔医療の導入がはじまってはいますが、
台湾の事例は一歩先を行っている印象です。
負けられませんね。
続きます〜
学会ホームページ
http://www.ghftw.org/site/page.aspx?pid=901&sid=1123&lang=en
http://event.tmu.edu.tw/actnews/index.php?Sn=2722
【ラインコミュニティでコメントをいただきました!】
【T橋さん】
ナガイチ先生??
台湾の学会での
情報とお写真を
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ございます??
スマホで
遠隔医療管理ですか!
すごいですね??
【別のT橋さん】
凄い!(栄養士さんが)
【kkさん】
まるでライザップのようですね〜
たしか食事量や体重を記録・報告するアプリがあったような気がするのですが
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朝早いのに沢山の人が来られているんですね。
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<検診>
・検診目的の大腸CT検査が保険でカバーされることで
大腸CT検査による検診受診率は735%増加した。
・検診目的の大腸CT検査が保険でカバーされることで
大腸内視鏡検査による検診受診率は38%増加した。
・腸管外病変診断による利益・不利益バランスには注意が必要。
<検査食は不要>
・低容量腸管前処置においても、ガストログラフィンを使えば食事制限は不要。
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<読影>
・読影の飛ばしすぎは読影精度を下げるので要注意。
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<受診者の受容性>
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<偶発症>
・閉塞性大腸がんでは穿孔のリスクが高くなるので注意しましょう。
・術前検査目的の大腸CT検査の穿孔率は0.028%。
・検診目的の大腸CT検査の穿孔率は0.003%。
・精検目的の大腸CT検査の穿孔率は0.014%。
・穿孔率は術前検査目的に比べて検診目的で有意に低い。
・穿孔症例の81%では外科治療が不要。
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☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
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ご質問もお待ちしています。
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■読影トレーニングに関して重要なお知らせです。■
ここ数年、ボランティアで読影トレーニングを行ってきましたが、自身の業務が膨大になってきたこともあり、残念ながら永続的に続けることは困難な印象です。
一方で、学会で認定制度の設立に向けた動きが活発化してきました。
そこで申しわけありませんが、読影トレーニングの個人的な実施は2017年末で終了いたしました。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。
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