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posted by fanblog

2017年12月18日

検診目的の大腸MR検査(MR colonography)が普及するためには何が足りない!?


★★第12回GAIA予定!!━━━━━━━━━━━━━━━
第12回GAIAを来年30年3月11日(日)に金沢で開催します。
大腸CT 検査の基礎的な講義に加え、導入までの過程や、
読影などの問題点、啓蒙活動の工夫などを
ディスカッションしますよ!

さらになんと、「AI(人工知能)を活用した内視鏡診断」、
「大腸カプセル内視鏡」、「大腸がん検診」、
「AR:拡張現実感」について、
各分野のオピニオンリーダーの先生方のご講演も聞けます!!

 皆様のご参加をお待ちしております。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★





PubMedから、今日のつぶやき − 135 −

Graser A et al. Magnetic resonance colonography for the detection of colorectal neoplasia in asymptomatic adults. Gastroenterology 2013;144:743-50.


さて、検診目的の大腸MR検査(MR colonography)の精度検証」論文
を締めくくりとして個人的な考えを述べたいと思います。

本論文では、大腸MR検査の精度は十分で、被ばくもないので
大腸内視鏡検査ができない場合には選択されるべきだと締めくくっています。

でも実臨床ではほとんど見ないですし、
このあとの追試、大規模精度検証も無しのつぶてですね。


・・・・

なぜでしょう。


大腸腫瘍性病変に対する検査のメインは、言わずもがなですが
便潜血検査と大腸内視鏡検査の二つです。

この2つの検査に勝るメリットがないと広がらない!
というのが理由ですね。

つまり、

【便潜血検査】
単回検査の感度:低
 (ただし逐年により感度上昇しますし、特異度は良好)
有効性評価:有(死亡率減少効果が証明されている)

侵襲:低
偶発症:無
前処置:不要
コスト:低


【大腸内視鏡検査】
感度:高
有効性評価:無(ただし5〜6年すると出てくるかも)

侵襲:高
偶発症:稀だが有
前処置:負担が重い
コスト:高



便潜血検査と大腸内視鏡検査は上記のように
精度と侵襲が対極にあるわけで、それぞれが強みであり弱みでもあります。

こに食い込める要素がないと実臨床や検診で
採用されにくく、普及しませんね。


大腸CT検査は、両者のいいところ取りができているので注目されています。

【大腸CT検査】
感度:高
有効性評価:無

侵襲:比較敵的低い
偶発症:非常に稀だが有
前処置:比較敵的負担が軽い
コスト:中
なので普及しつつあるわけです。

一方、

【大腸MR検査】
感度:中〜高
有効性評価:無

侵襲:中〜高
偶発症:不明
前処置:負担が重い
コスト:高


大腸MR検査は前述の3者に勝つところがあまり見えないんです。
精度は内視鏡やCTに勝てないし、
侵襲も少なくありません。
被ばくがないって言うなら、内視鏡もないでしょう〜

大腸MR検査の前処置で、大腸を液体で満たすのは大変ですよ。
ガスで短時間、拡張させるだけでも不快ですし、
液体ではなかなか量の調整や便意の我慢も大変です。


ちなみに、

【大腸カプセル検査】
感度:高?
有効性評価:無

侵襲:中
偶発症:滞留
前処置:負担が重い(腸管洗浄剤を4L程度が主流でしょうか)
コスト:かなり高い


大腸MR検査と大腸カプセル検査は、
完全な検査の実施率が低いことも
課題ですね。

こうした課題が克服されないと
大腸MR検査と大腸カプセル検査の普及は難しいかもしれません。

ですが、医学・科学は進歩しますので、
ブレークスルーする方法が生まれる可能性も十分にあります。

2000年代前半は、大腸CT検査の研究を行っていても
あまり評価されていませんでした。
でも、世界の研究者が数々の工夫とエビデンスを積み上げたことで、
米国のUSPSTFで推奨されるところまで来たわけです。

大腸MR検査と大腸カプセル検査も大いなる可能性はあると思いますよ。
どうしたら克服できるか、あきらめずに考えていくことが必要でしょうね。


若手で優秀な東北地方のN先生が大腸MR検査について
面白いことを言ってました!
内容は話せませんが、面白いと思います。
ブレークスルーするヒントになるかもしれませんね。
N先生、是非、共同研究しましょう!!


次回から、別な論文あるいは台湾での新知見(旅行記?笑)をご紹介しますね。
それでは、また。

ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。

原文
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23415805


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大腸CT検査のポイント集
毎日のつぶやきを経て増えていきますね。

<適応>
・閉塞性大腸がんに対して大腸CT検査は有用だが、手技に工夫が必要。
・完全閉塞症例には「PET/CT colonography」。
・内視鏡の検査待ちの日数を減らす役割もあり。

<検診>
・検診目的の大腸CT検査が保険でカバーされることで
 大腸CT検査による検診受診率は735%増加した。
・検診目的の大腸CT検査が保険でカバーされることで
 大腸内視鏡検査による検診受診率は38%増加した。
・腸管外病変診断による利益・不利益バランスには注意が必要。

<検査食は不要>
・低容量腸管前処置においても、ガストログラフィンを使えば食事制限は不要。
・腸管残渣の状態は食事制限の有無に左右されない。
・水溶性造影剤によるタギングの質は食事制限の有無に左右されない。
・食事制限の撤廃は患者の受容性向上に寄与する。

<腸管前処置>
・内視鏡後にガストログラフィン30mLを服用したら約4時間後に大腸CT検査をしよう。
・自動送気装置の使用は穿孔頻度を下げる。

<腸管拡張>
・右側臥位は最適な腸管拡張を得るためのベストポジションである。
・炭酸ガス自動送気装置は良好な腸管拡張を得るのに有用である。
・ブスコパンは腸管拡張の改善に寄与しない。
・自動送気装置の使用は穿孔頻度を下げる。

<読影>
・読影の飛ばしすぎは読影精度を下げるので要注意。
・トレーニングを積めば、都市部の病院でなくとも高い精度の検査が可能。
・検診目的の大腸CT検査は有症状者に対する大腸CT検査よりも、病変をみつけづらく読影には注意が必要。

<診断>
・C-RADSにおけるC1の5-10年の検査間隔は妥当
・大腸CT検査の中間期癌の頻度は非常に低い(0.1%、2/1429)
・便潜血陽性後から内視鏡を受けるまでの期間が10ヶ月以上になると大腸がん全般・進行がんのリスクが高まる。

<受診者の受容性>
・患者さんの苦痛度は炭酸ガス自動送気装置の使用やブスコパンの使用は影響しない。

<偶発症>
・閉塞性大腸がんでは穿孔のリスクが高くなるので注意しましょう。
・術前検査目的の大腸CT検査の穿孔率は0.028%。
・検診目的の大腸CT検査の穿孔率は0.003%。
・精検目的の大腸CT検査の穿孔率は0.014%。
・穿孔率は術前検査目的に比べて検診目的で有意に低い。
・穿孔症例の81%では外科治療が不要。
・自動送気装置の使用は穿孔のリスクを低減する。




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そこで申しわけありませんが、読影トレーニングの個人的な実施は今年一杯までとさせていただきたいと思います。。
トレーニングのレポートの受付と解答送付は今年一杯までとさせていただきます。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い致します。



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プロフィール
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大腸の専門家 ナガイチ
大腸を専門に外科、内視鏡、画像診断のキャリアがあります。               経歴のご紹介:               1996年 国立医学部医学科卒業。       1996〜2007年 消化器外科、内視鏡医として従事。                    2007〜2011年 ハーバード大学 医学部 放射線科、マサチューセッツ総合病院に留学。 2009年〜国内のナショナルセンターに外来研究員として併任。               2011年 帰国し内視鏡医として従事。     2015年〜国内のナショナルセンターに常勤勤務。 2019年〜某国公立大学医学部医学科の特任教授として働いています。                  資格: 外科認定医・認定登録医、消化器内視鏡認定医・専門医・指導医、消化器病専門医、H. pylori(ピロリ菌)感染症認定医、消化器がん検診認定医、胃腸科専門医・指導医、アメリカ消化器内視鏡学会(American Society for Gastrointestinal Endoscopy) 国際会員、アメリカ消化器病学会(American College of Gastroenterology) 国際会員                    どうぞよろしくお願いいたします。              ご注意)個人的な病状に関するご相談、診療に準じるご相談にはお答えできませんので、何卒、ご容赦ください。
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