2021年09月22日
大腸CTアカデミア 憩室保有者は有意に年齢が高い
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GAIA-5
「本邦における大腸CTを使用した
大腸憩室の分布と頻度に関する研究」が
消化器領域の代表的なジャーナルである
「World Journal of Gastroenterology」
(2020 Impact Factor: 5.742)
に掲載されました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c45b96ef1acb1744c772415dab005aef5efe41da
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
PubMedから、今日のつぶやき − 1054 −
Isohata N, et al. Recent trends in the prevalence and distribution of colonic diverticula in Japan evaluated using computed tomography colonography. World J Gastroenterol 2021; 27: 4441-4452.
それでは、論文
「日本人の大腸憩室の保有率と分布に関する近年の傾向:大腸CT検査による解析」
のご紹介です。
【結果】
対象者の背景:
対象者は1181名で、男性669名(56.6%)、女性512名(43.4%)、年齢の中央値は62歳(23-91歳)であった。
1181名のうち、568名(48.1%)に憩室を認めた。
年齢の中央値は、憩室保有者で64歳(27-91歳)、憩室のない人は60歳(23-84歳)であった。
憩室保有者は、憩室のない人に比べて、有意に年齢が高かった(P < 0.001)。
Table 1
対象者を年齢別に5つのグループに分けた。
40歳以下:108名
41-50歳:165名
51-60歳:268名
61-70歳:327名
71歳以上:31名
解析にあたり年齢調整を行った。
(感想)
高齢者に多いのはゆるぎない事実ですね。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34366615/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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1181名のうち、568名(48.1%)に憩室を認めた。
年齢の中央値は、憩室保有者で64歳(27-91歳)、憩室のない人は60歳(23-84歳)であった。
憩室保有者は、憩室のない人に比べて、有意に年齢が高かった(P < 0.001)。
Table 1
対象者を年齢別に5つのグループに分けた。
40歳以下:108名
41-50歳:165名
51-60歳:268名
61-70歳:327名
71歳以上:31名
解析にあたり年齢調整を行った。
(感想)
高齢者に多いのはゆるぎない事実ですね。
それでは、また。
原文
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