2021年06月29日
大腸CTアカデミア COVID-19ワクチンの副反応は重症度が低く、症状のある期間も短い!!
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第62回日本人間ドック学会学術大会
会 期:2021年9 月10日(金)〜24日(金)
開催方法:Web配信(オンデマンド配信予定)
特別企画 1 )大腸CT検査の現状と人間ドックでの役割
ナガイチは満崎先生と共に講演します!
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PubMedから、今日のつぶやき − 997 −
Menni C, et al. Vaccine side-effects and SARS-CoV-2 infection after vaccination in users of the COVID Symptom Study app in the UK: a prospective observational study. Lancet Infect Dis. 2021 Apr 27:S1473-3099(21)00224-3. doi: 10.1016/S1473-3099(21)00224-3. Epub ahead of print.
論文
「COVID研究アプリを用いた英国のワクチン接種後の副反応に関する前向き観察研究」
のご紹介です。
【本研究で得られた新知見】
この大規模な前向き観察研究では、執筆時現在にで英国で使用されている2種類のCOVID-19ワクチン(Pfizer-BioNTech製のBNT162b2およびOxford-AstraZeneca製のChAdOx1 nCoV-19)による副反応を評価するとともに、BNT162b2の1回接種または2回接種およびChAdOx1 nCoV-19の1回接種後の自己申告をもとにした感染率を評価した。
報告された副反応は重症度が低く、症状のある期間も短かった。
頭痛と疲労は、男性よりも女性で、55歳以上の人よりも55歳以下の人で、1回目の接種後よりも2回目の接種後に多く見られた。
SARS-CoV-2に過去に感染したことがわかっている人は、過去に感染したことがわかっていない人に比べ、1回目の接種後に副反応が出る可能性が高かった。
現実の地域社会において、BNT162b2またはChAdOx1 nCoV-19ワクチンを接種した人の自己申告による感染率は、ワクチンを接種していないコントロール群の感染率よりも有意に低かった。
ワクチンの単回接種後に記録された感染率は、ワクチン未接種のコントロール群と比較して、BNT162b2では12-20日後に5%%(95%CI 54-62)、21-44日後に69%(66-72)、45-59日後に72%(63-79)、ChAdOx1 nCoV-19では12-20日後に39%(21-53)、21-44日後に60%(49-68)減少した。
(感想)
現実の社会でワクチン接種が感染予防に有用なこと、副反応が出やすい人の情報が得られたのは貴重です。
日本でも接種を急ぐべきです(5月18日にラインコミュニティで配信した記事となります)。
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33930320/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
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ご質問もお待ちしています。
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・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
☆彡 入会希望の方はご連絡下さい
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(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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