2021年03月30日
大腸CTアカデミア 大腸CT検査による検診は!?
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日本消化器がん検診学会
第2回大腸CT検査技師研修会
(大腸CT検査教育研修会・大腸CT検査実践トレーニングコース)
開催のお知らせです。
2020年に申請できなかった方は是非、お申し込みくださいね。
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PubMedから、今日のつぶやき − 936 −
Spada C, et al. Imaging alternatives to colonoscopy: CT colonography and colon capsule. European Society of Gastrointestinal Endoscopy (ESGE) and European Society of Gastrointestinal and Abdominal Radiology (ESGAR) Guideline - Update 2020. Eur Radiol 2020 Oct 26. doi: 10.1007/s00330-020-07413-4.
論文(ガイドライン)
「大腸内視鏡検査の代替検査としての大腸CT検査と大腸カプセル内視鏡検査
欧州消化器内視鏡学会(ESGE)および
欧州消化管・腹部放射線学会(ESGAR)共同ガイドライン
2020年アップデート版」
のご紹介です。
【主たる推奨事項】の各項目を詳細にみていきましょう
4.組織型便潜血検査による住民ベースの大腸がん検診が実施されていない国においては、ESGE/ESGARは、大腸がん検診のオプションとして大腸CT検査の実施を推奨する。
ただし、検査の内容、利益と不利益検査を適切に説明すること。
【強い推奨、高いレベルのエビデンス】
大腸CT検査による検診への参加状況
2009年から2014年にかけて欧州で、大腸CT検査と大腸内視鏡検査による検診の住民ベースのランダム化比較試験が行われた(COCOSトライアル)。
受診率は大腸CT検査が34%、大腸内視鏡検査が22%であった。
COCOSトライアルでは未受診者の半数が、大腸癌検診の十分な知識が提供され、検診に対する前向きな姿勢が判明している。
こうした状況でも検診に参加していないことから、検診受診に別のハードルがあることが示唆された。
(感想)
COCOSトライアルはオランダで行われたITT(Intention to treat、どちらかの検診に割り振られたすべての住民を解析対象とする)研究です。
講演で良く用いさせていただいている素晴らしい研究です。
Stoop EM, et al. Participation and yield of colonoscopy versus non-cathartic CT colonography in population-based screening for colorectal cancer: a randomised controlled trial. Lancet Oncol. 2012; 13: 55-64.
それでは、また。
原文
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33104846/
ご注意)必ずしも論文の内容をすべて網羅している情報ではございません。詳細にご興味の方は原文をご確認ください。つぶやきは正確な情報発信を心がけますが、その内容を保証するものではないことをどうぞご了承ください。
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ライン参加者の皆様も過去の記事を読むのに便利ですよ〜
☆☆大腸CT検査ってなあに? 〜大腸がんをへらせるの?〜☆☆
Q&A方式で、一般の方の素朴な疑問に答えます!
ご質問もお待ちしています。
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メリット
・画像が共有できる!
・最新の情報を入手できる。
・仲間と意見を交換できる。
・待ち時間に気軽にみられる。
・配信されたことがすぐに分かる。
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(恐れ入りますが、ラインコミュニティは医療関係者の方に限定させていただいております)
●お願いとお断り●
本ブログの無断転用および複製を禁止いたします。
著者に無断で各種メディアに貼り付ける
などの行為は著作権違反となります。
読者の皆さまの大腸検査に対する知識のお役に立ちましたら幸いです。
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ただし、検査の内容、利益と不利益検査を適切に説明すること。
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こうした状況でも検診に参加していないことから、検診受診に別のハードルがあることが示唆された。
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https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33104846/
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