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2019年01月24日

業(カルマ)


 〜 いい種も悪い種も、自分(てめえ)が蒔いたモノを刈り取るのが人生だ。〜

これは映画「土竜の唄」で聞いたセリフです。幾度か書いてきました。

タイトルの“業”というのは“行い”のことです。
自分の行ったことが結果として自分に返ってくるのを意味します。
“因果応報”という言葉もありますね。

先日、
2019/01/18「やーめた!
に書いた通り、先月から行っていたセンターを辞めました。

あのときは次のセンターなどすぐに見つかるだろうと、いわゆる高を括っていたのです。
ところがそんなに甘くはなかった。

かなり難儀している今ですが、何か“業”を感じてしまいます。
私は真面目に仕事に専念するタイプではありませんし、汗をかいて仕事に打ち込む姿が美しいと感じる世代はとうに過ぎてしまいました。そしてときにちょっと外れた行為もしてしまいます。

難儀というのは、おこなってきた外れた行為がいま、次々と返ってきているのです。
返ってくるのは仕方がないとしても、どうしてこんな一度に?
というのがどうも不思議でなりません。

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凹んでしまいそうというなら、とっくに凹んでいます。
このことで“死ぬ”というのはないにしても、生きていくには“質”があります。
決して質の良い生活をしているわけではありませんが、これ以上落としたくない焦りが出てきます。

振り返るといつも冬は悪いことに見舞われてきました。
1月は低迷し、2月に何か悪いことが起こります。
ジンクスという言葉は好きでありませんが、不安になってきます。

“苦労”は生きていく上で避けようのないことでしょうが、するべき苦労といらない苦労があると思います。
苦しんだうえ、何かを得るのがするべき苦労で、得るものがなければいらない苦労だとすれば、これは後者でしょう。なにせ、“業”が返ってきたのだから。

 自業自得

この言葉にこれほど納得できたことはなかったかも?













2019年01月23日

跨線橋


 跨線橋。

こせんきょうです。
小さなころは読めませんでしたし、名前も知りませんでした。
駅のホームとホームを、それこそ“跨ぐ(またぐ)” 橋なんですね。

今ではほとんど見なくなりました。
線路は高架線になり、列車はその上を走り、地面を走っていません。
線路が地面にあったときはホームも地面だったから、渡るときには跨線橋を上る必要がありました。

高架線にすることで踏切がいらなくなります。
踏切がないことで、交通渋滞することなく人身事故も減りますね。

昭和50年当時、住んでいた総武線の東京、新小岩ほかだいたいの線路はすでに高架線化されていました。
でも新小岩とさほど離れていない亀戸駅には東武亀戸線が乗り入れていて地面を走っており、子供ながらに“哀愁”を感じていました。(笑)

といっても、上野の隣、鶯谷とか日暮里、西日暮里、尾久駅はまだ、線路が地面を走っているようです。
あのあたりは上野の近くということもあり鉄道の幹線で線路が10本くらい走っています。
高架橋にする工事は時間的にも予算的にも非現実的なのでしょうね。

しかし、いまや跨線橋は“バリアフリー”ではありません。
が、高架線になっても階段を上る必要があることには変わりません。
また今では高架線でも跨線橋でも、どちらであってもエレベーターがあります。

そもそも鉄道の旅自体が、駅という広大な場所を歩かなくてはなりません。
エレベーターは最低限必要で、高齢者や体が不自由な人には優しいとはいえません。

 それでも跨線橋の味わいというのは他にはない“哀愁”があると思うんです。
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1978年

いま北海道と本州は青函トンネルで結ばれています。
昔、青函連絡船がその役割を負っていました。
本州から北海道、北海道から本州へ渡るとき青森で、或いは函館で長い跨線橋を歩く必要がありました。
今でもその光景はおぼろげに憶えています。


 今日、札幌市内の駅で人身事故がありました。男性が飛び込んだといいます。
いくら高架線にして踏切事故が少なくなったとはいえ、ホームから飛び降りる事故は安全柵が完備されていないうちは少なくともゼロにすることはできないでしょう。

そのニュースを見ながら、昔読んだ漫画を思い出しました。
以前、毎年“日本SFベスト集成”という本が毎年出版されていました。
その中に、“不安の立像”という作品があります。

毎日、満員電車で通勤する主人公。
ある日、線路際にたたずむ、ある“モノ”に気付きます。
まるで人間が布をまとっているようです。

毎日その“モノ” = “立像”はいて、主人公は好奇心に駆られ正体を突き止めようとします。
しかし次第に、知ってはいけない、突き止めてはいけない“モノ”であるように感じてきます。

そんなとき、ホームから列車へ人が飛び込む事故が起こります。
皆、飛び込んだ人に気を奪われているとき、主人公は“モノ”の挙動を目にします。
それは線路に付いた、わずかな肉片をむさぼる姿なのでした。

いつ起こるかわからない事故で、わずかな肉片をむさぼるため、“モノ”は毎日線路にたたずむ。
そんな“立像”は、もしかしたらあなたの住む街の駅にもたたずんでいるかも知れない。
そんな作品です。

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2019年01月22日

キーボード


 先日、コールセンターの面接を受けてきました。

スキルチェックがあり、キーボードの打鍵スピードを計測するソフトを使用します。
結果は散々なもの。
ただ、キーボードに文句を言いたい。

使用したのはノートパソコン。
私は普段、ノートパソコンは使いません。
いまだ昔ながらの109キーボードを使っています。

ノートパソコンはキー配列が狭いので入力ミスをしたとき、バックスペースキーをいちいち探します。
また、今のキーボードは四角いボタンが並んでいる平面のキーボードです。
キーを叩いてもストロークが浅く、いまいちピンときません。

タッチタイピングはできるんです。
練習を始めたのは30歳くらい。今から20年以上も昔です。
それでも私の世代でタッチタイピングができるのはかなり少ない方でしょう。

当時、学校を出たての若い人がタッチタイピングをしているのを見て、私より10歳年上の人は(キーボードを見ないで打つことを)知らなかったし、信じられないという反応でした。
私はそれを見て、ひとこと、焦りました。
そして練習を始めました。


 しかし使いなれていない現在のノートパソコン、私にとってキーボードの勝手が違い過ぎます。

“シリンドリカル ステップ スカルプチャーキー”をご存知でしょうか。
ちょっと長い名前です。

今、パソコンのキーボードは電卓のボタンのようなものです。“キー”という気がしません。
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ノートパソコンに限らず、デスクトップもそうなっていますね。

シリンドリカル ステップ スカルプチャーキーボードは見たことも使ったこともきっとあると思います。
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昔、ワープロやパソコンのカタログには必ず、キーボードの仕様として
“シリンドリカル ステップ スカルプチャーキー”と書いてありました。

では何が“シリンドリカル”で、“ステップ”で、“スカルプチャー”なのでしょうか。
こちらをご覧になると早いと思います。

 キートップのお話:シリンドリカル・ステップ・スカルプチャー


 今の電卓ボタンは表面がまっ平らです。
対して、真ん中がくぼんでいるのが“シリンドリカル”です。

また奥へ行くほど階段状に高くなっていくのが“ステップ”です。
さらにキーボード表面がすり鉢状に湾曲しているのが“スカルプチャー”です。
人間工学に基づいているのが“シリンドリカル ステップ スカルプチャーキー”のはずなんです。

私は古い人間なので、こっちに慣れてしまいました。コストはかかりそうですが。
ただそこへいきなり電卓ボタンはやりづらくて仕方ありません。
ですが若い人なら平気でできるようですね。

少なくとも“現場”で、私のような年配者は利用価値がなくなってきているようです。















2019年01月21日

藤川球児


 人にはそれぞれ贔屓があるので、少しはばかる話題ですが。

私には大好きな選手がいます。
“藤川球児”
全盛期はもう、ひと昔前のピッチャーになりましたか。

でもとても楽しませていただきました。

“火の玉ストレート”
“ストレートという変化球”

偉大なピッチャーであるとともに、食べてしまいたいくらい可愛いピッチャーです。


 予告ストレート。しかし空振り三振。
(YouTube:29号指輪)



 重力で落ちることなく、真っすぐに飛ぶストレート。
(YouTube:aaiuioo33)



 そんな藤川も順風満帆ではありませんでした。
(YouTube:富山こいこい)
















2019年01月20日

ひどい派遣会社(エ〇〇ー〇)


 コールセンターが“グレーゾーン”といわれる中、“派遣会社”はもっと危ないのかも。

今まで派遣会社に登録した中で、ここは良い会社だと思ってきました。
2018/11/13「噛みつく」に書いています。

それは、
初めに紹介された派遣先は、とても劣悪な労働環境でした。
たとえば小休憩は一日に一回だけ。しかも低時給。
それを告げると、すぐさま次の派遣先を紹介してくれました。

初めに紹介されたところも、次のところも決して短期という決まりはありません。
しかし次のところも12/9までと期限を切られていました。
あくまで派遣会社が決めた期限で、派遣先は知らなかったでしょう。

また、
2018/11/26「今のセンター」にも書きました。

こんなに派遣先を辞めて大丈夫なのかと私が不安になったこと。
派遣会社は大丈夫と言いました。こっちでうまくやるからと。

その中で、うまくやるとはどういうことか、今度聞かなくてはと書いて続きを書いていませんでした。
それは、派遣先に数多くのスタッフを派遣している会社です。

数多くのスタッフを雇い入れている派遣先としては派遣会社にお金を払っているとはいえ、もしトラブルが起きた場合、多くのスタッフを失うことになりかねません。それは派遣先にとって困ることです。
だから派遣先にある程度のわがままを言えるということのようでした。

次の派遣先も予定通り12/9で辞め、
そして先日辞めた派遣先に「派遣会社との計画通り」12/10から赴いたのです。
しかし、
派遣会社の担当者は私にピッタリだと強く勧めてくれた派遣先でしたが、行ってみると楽しくありません。
担当者は以前、自身が勤めていたから、その上で勧めてくれた善意と思っていました。
しかし入ってみると状況は変わっていて、ここ数か月間ですっかり厳しい運用になってしまったといいます。

それは派遣会社も私も責められない“事故”といって良いと思います。

けど、私は聞いていた環境と違うから
2019/01/18「やーめた!」に書いた通り辞めました。

 派遣先に辞意を伝える前、私は派遣会社の担当者に電話を入れています。
そして辞意を伝え、受理された後、担当者に連絡を入れ、明後日にIDカードの返却と次の派遣先の相談に派遣会社へ午後2時に行くと約束しました。

約束通り午後2時まで派遣会社に着きました。
担当者は外出から戻っていないといいます。

IDカードを渡し、またマイナンバーの登録をしながら担当者を待ちます。
しかし30分待っても戻ってきません。

 派遣会社へ来る途中、タバコが吸いたいと思っていました。
でも派遣会社のある付近は喫煙所が少なく唯一、近くにある喫煙所はなぜか休日。
喫煙所が休日というのもよくわかりませんんが、施錠がしてありました。

そのため、私は(別の場所で)タバコを吸ってくると一旦、退出。
15分後に戻ると、担当者が戻っているのが見えました。
担当者はどこかと電話で話していました。

待っていると電話で話すのが聞こえてきます。
何か穏やかでない様子。
担当者は泣きながら訴えているように聞こえました。

電話の交渉で泣くというのは私には理解できません。
仕事において感情をコントロールできないのは、ちょっと危ない性格でしょう。

やがて別の社員がやってきて、私に今日はお引き取り頂きたいとのこと。

用事は三つありました。
・IDカード返却
・マイナンバー登録
・次の派遣先

上の二つは会社の用事。下は私の用事。
私の用事だけ足していませんが帰ることに。

担当者の都合に合わせ会社まで行き、一時間も待たされた挙句、会社の用事だけ済ませて帰れとは無礼です。
でも、恐らく謝罪の連絡は来ないだろうと思っていました。

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この時点でかつて持った派遣会社への信頼はもうありませんでした。
しかし次の派遣先はどうしてくれるのか。

翌日、午前中は派遣会社からの電話を待ちました。
来るはずもないと思いながら。

午後になり私は電話をし、あえて担当者抜きで派遣先を相談できる人と話がしたいと言いました。
きっと担当者を指名しても、なしのつぶてだろうと思ったからです。

電話を切って待つと、30分くらいあとに電話が架かってきました。
なんと、
私の就業内容から派遣先を紹介できないといいます。

どういうことか?と聞きました。
それは、短期間で何度も派遣先を変えているからと。
担当者と私の、今までの経緯を何ら共有していなかったのでしょう。

おいおいおいおいおい!
それはそっちの言うとおりにしただけだと返します。

そのそも本命は今回辞めたところに11月からすでに決まっていて、それに合わせてつないできただけ。
その通りにして何が悪いのかと問います。
電話の相手は想定外の正論が返ってきたからか、架け直すといいます。

でも返ってきた内容は、派遣先の紹介ではなく、直接雇用の仲介だけ。
私は結局、その派遣会社から切られたようなものです。

つなぎの派遣先はいくら切っても良かったのに、本命をこっちが辞めたからか?
まるで手のひらを返したよう。

けど、つなぎであっても本命であっても私が勤務した時間、会社はちゃんと利益を上げていたんだろうに。
つなぎであれば好きに派遣先を切り、想定外があれば今度はスタッフも切る。
それって、この時代に殿様商売ではないでしょうか。
先が見えたようなもの。

 まだその派遣会社に登録して間もなく、担当者と話をしたとき、帰りに笑顔で見送ってくれました。
ところが私が目をそらす直前、担当者は真顔になり横を向き自分の仕事に戻った姿は、担当者の人間性を映していたのでしょう。

思いたくはなかったこと。
「やっぱりか、、」












2019年01月19日

ゲイリー・ムーア


 Van Halen Live in New Haven 8/27/1986 5150 Tour というのがります。

ロックバンド、ヴァン・ヘイレンのライブです。
1986当時はまだヴァン・ヘイレンの全盛期だったでしょう。
かなり有名なライブで、私も当時レンタル、VHSビデオテープで見ました。

先日、友人がLINEでそのライブのYouTube動画を送ってきました。
ライブの途中でヴァン・ヘイレンがギターソロを披露します。

(YouTube:Intense Guitar)


このことから、マイケル・ジャクソンのアルバム、「スリラー(1982年)」の“Beat It”はギターソロがヴァン・ヘイレンだったよね。
とか、当時のことに話題は流れ、ふと思い出したのが、故)本田美奈子さんの

 the Cross -愛の十字架- (1986年)

のギターソロはゲイリー・ムーアだったよね。という話に。
気になって調べてみると、the Cross -愛の十字架- は作詞・作曲がゲイリー・ムーアなんですね。

(YouTube:1985debut)


 本田美奈子さんは急性骨髄性白血病により、2005年、38歳で亡くなっています。
訃報を聞いたゲイリー・ムーアさんはさぞ残念だったでしょう。
また、
ゲイリー・ムーアさんも心臓発作で2011年、58歳で亡くなっています。

ギターの上手い人でした。
また、ブルースが良いんです。

(YouTube:MrGhostrider19)













posted by CSおじさん at 23:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽

2019年01月18日

やーめた!

2019/01/13「無理!
でだいたい明かしているのですが、先日辞めました。

年齢のことが大きいと思います。
つなぎで行っていた前のセンターもそうだったのですが、今の受信は複雑化して覚えることが多すぎます。
若い人の2〜3倍は苦労して覚えるか、または覚えていません。

お金のためと割り切ってしまえば良いのかも知れませんが、一生そこで世話になるつもりもありません。
そしてそこを離れてしまえば、そこで習得した知識はほぼ、役に立たなくなるのです。
仕事を通じて学ぶことはなにも、仕事の知識だけではありません。

でもいい年になれば、もうだいたいのことは経験しているから、そのセンターで学ぶものはそこで必要とされる知識のみといっていいでしょう。
あとはイヤなアクシデントくらいでしょう。イヤなアクシデントなんかどこでも経験できます。

それは今回辞めたセンターでも同じことです。

あるセンパイは言っていました。
だんだん仕事が楽しくなってくるはずだと。
でもなぁ、受信で楽しいと思ったことあったかなぁ?

そりゃ良い対応をすれば感謝の言葉を授かります。
でも私の場合、それってあとあと残らないんです。
それよりか、発信で獲得した方がよほどうれしい。

 そして今の受信は何かとうるさくなりましたね。
こう話さなくてはいけないとか、対応を始めて何分以内にこの段階に進んでいなければならないとか。
さらに対応全体を〇〇分以内に終わらせなくてはならないと。

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これはきっとずっと付きまとうんだろうと思いました。
年取ってくると頭の回転が遅くなるから、柔軟に対応できなくなります。
きっと会社の目標数値に達しない限り、ずっと言われ続けるだろうと思いました。

言う方も、言われるこっちも、もちろん気分を害することでしょう。
受信に若い者が多いのは当然と言えば当然ですね。

若い者は会社の方針に疑いを持たないものと思います。
しかし年取ってくると、だんだん枠にはめられるのがいやになってきます。
“管理”されたくないんです。

大概、会社の方針というのは矛盾しています。受信は特にそうです。
時間は短く、なおかつお客様に満足してもらえるようにと。
まるで安くて良いものを探しているように。

その矛盾が許せなくなってきます。
そしてその矛盾に身を置くことに嫌気がさします。
その上、定期的に録音を聞かれ、評価されるようになるはずです。

初めはただ、時給が良いから頑張ろうと思って入りましたが、上に書いたことがだんだんわかってくると、時給と待遇を天秤にかけます。それでも時給をとるほど良い金額ではありません。

打算的と言われるかも知れません。
でも間違ってはいないでしょう。

また、いまだに研修時間が一部残っており、その中で「ロールププレイング」をします。
“お客さん役”と“オペレーター役”に分かれてするヤツです。

もちろんセンターでは意味があると実践するのでしょう。
しかし私のようにいいオヤジになると、“お芝居”などやってられないというのがあります。

そんなことから辞めることにしました。
まず派遣会社に電話してその意思を伝えます。
派遣会社では派遣先の了解を取れるか、心配します。

そんなことを理由に引き留めたいというのもあるのでしょう。
派遣会社はスタッフが勤務さえしていれば“売上げ”になるのです。

しかし、波風立てることなく派遣先の了解を取るのは簡単です。
これもいいオヤジだからできることです。

信頼していた派遣会社だから、派遣会社の了解を受けて辞めました。
しかし、信頼していた派遣会社、実はとんでもない会社だったようです。













2019年01月17日

ホワイトアウト


 前にも書いたことがあったかどうか、500記事を超えると定かでなくなります。

いま北海道には“爆弾低気圧”があるようです。
なんでも一時間に1ヘクトパスカルずつ下がっていくのが爆弾低気圧だとテレビで言っていました。

テレビは地方局というのがあるので、北海道では北海道限定のニュースが流れます。
もちろん、全国版のニュースも流れます。

きっと全国版なんだろうな、というニュースで北海道の吹雪模様が映っていました。
場所は石狩市厚田区。札幌市の少し北。
確かに視界の悪い吹雪の道が映っていました。

ご覧になった方もおいででは。
でもあれはホワイトアウトとまで言えません。
本当のホワイトアウトなんて、そう狙って撮れるものではないのです。

そしてホワイトアウトというのは、あくまでその場にいて体感するものだと思います。
もし仮にうまく撮影できたとして、ホワイトアウトを知らない人に見せたとします。
すると恐らく、映像を見ただけでは「何これ?」と実感できないことと思います。

ホワイトアウトになると、何も見えなくなります。
ワイパーも見えなくなるんですから。

あとそれに近い状況で、恐ろしい現象があります。
吹雪というからにはもちろん風が吹いています。
その風の吹く方向と風速が、
車の動きとぴったり一致したときです。

降りしきる雪と、車がピタッと同じ動きになります。
吹雪と車が同じ動きをするのだから、車から見る景色は止まって見えます。

わかるでしょうか。
普通、動いている車の視界は景色が後ろに流れていきますね。
それがまったく動かないと考えて下さい。走っているのに。

そうなるとまず、平衡感覚が一瞬でゼロになります。
どっちが上で、どっちが下という感覚までなくなるのです。
それを認識できるまでの一瞬ですが、ゾッとします。


 ホワイトアウトとういのは、その名前が付くくらいの現象だから大変なものです。
ワイパーが見えなくなるというのは、本当です。
手が届く距離にあるワイパーすら雪で見えなくなります。

視界は“0”です。
雪しか見えません。

 ところがホワイトアウトになっても、車は止まっていはいけないという、暗黙のルールがあります。

それは、止まってしまうと後ろから来る車の邪魔になるというのが理由でしょう。
高速道路だと最低速度というのが決まっていて、原則停車してはいけません。
またホワイトアウトといってもすべての車が同時になるとは限りません。

 例えば地吹雪があります。
地吹雪は地面に近いところで起きるので、視点の高いトラックはその影響を受けにくいのです。

ところが乗用車は視点が低いので影響を受けやすく、仮に地吹雪で止まったとします。
トラックは上から見ているので視界は乗用車ほど致命的ではありません。
地面に近いところで起きている地吹雪は車高の低い乗用車を隠してしまうかも知れません。

そこにトラックが迫った場合、乗用車が見えたときにはブレーキをかけても間に合わないかも知れません。
追突事故になります。

一旦、事故が起こると後続車が突っ込んでくることが考えられます。
多重事故になる恐れがあるので、あくまで追突事故は避けるべきなのです。
すると、たとえホワイトアウトになったとしても止まってはいけないというルールができてしまいます。

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まるで目をつぶって車を運転しなさいと云うものです。

 今までホワイトアウトでどうしようもなくなったことが二度あります。
一度は視界ゼロのまま、ノロノロと走り続けました。
結果、路肩の雪山に刺さり停車。

もう一度は、夜でした。
悪天候の夜だから交通量が極端に少なかったのが幸いでした。
やはり前が全く見えなくなります。

でも止まるわけにはいかないので、窓を開けました。
すると対向車線に歩道の縁石が見えました。
歩道の縁石と一定の距離で進めば、路肩に転落するのを避けられます。

真横を見ながらノロノロと進みます。
前はどうせ見えないのです。
もし前走車に追突しても仕方のない事態です。

窓を開けているから雪がすごい勢いで車内に入ってきます。
スーツを着ていましたが窓側、右の袖は付いた雪が解けてビショビショです。

そのうち、吹雪は収まりました。
後日、その区間を車で走ったとき、ノロノロ運転した区間の距離を測りました。

だいたい1キロメートルでした。
その1キロメートルを走るのに、30分かかったのです。
ということは、時速2キロのノロノロ運転だったんですね。

ホントに、北海道の吹雪は「ユルくないんです。」(笑)
ブリザード。













2019年01月16日

「可能性」


 「可能性」って、良い言葉ですよね。

ネットで調べると、“可能性”という言葉は“実現”というキーワードで説明されています。
また、“実現”を調べると、“夢が実現する”と例が挙げられています。
夢が実現するんだから、良いことなはずです。

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“可能性”についてはこのブログで何度か触れてきました。

でもセンターでは、「故障の可能性がある」なんて平気で遣っています。
“故障”が“実現”するのが“夢”なのでしょうか。

故障だったら、「故障の恐れ」とか「故障である危険性」といった言葉が適切だと思うのに。
ボキャブラリーの足りない人たちが増えているのでしょう。
そもそも“可能”というワードに“希望”を結び付け、“良いことだ”とひらめく“感性”がないのでしょうか。

ただ、その人たちから指導される人は不幸です。
ボキャブラリーが足りないことに付き合わされているんですから。
指導を受けた人たちまでボキャブラリー不足に陥れてしまうのだから仕方がありません。

またマスコミ、主にテレビの責任だって大きいと思います。
テレビまでそう言っているのだから仕方ありません。
まだ何も指針を持たない若い人など、テレビを信じるしかないと思います。

もうしばらく見ていないので今はわからないのですが、日本テレビ系で毎週月曜日に放送されている、“世界まる見え!テレビ特捜部”のナレーターはきちんと「○○の恐れ」と言っていました。
とても貴重だと思います。正しい使い方が今や貴重なんですから困ったものです。

 あと「お困りでいらっしゃいますか?」とか「お使いでおられますか?」というのも大嫌い。
敬語の大安売りです。いや押し売りでしょう。
「お困り」は、“困る”にせっかく“お”を付けて敬語にしているのだから、さらに“いらっしゃいますか”まで付けるのはくどい。くどい敬語です。

「お使い」もそうです。「おられますか」ではくどいのだから、「お使いですか?」これでいい。
これがシンプルです。シンプルな敬語は聞いていて綺麗です。

しかし、そんなくどい敬語が研修中にも講師の口から出てくるのだから、もう救いようがないのかも。
みんなの前で会社のシステムや問い合わせの対処方法を説く前に、まず日本語を勉強しなさいと。













岐路


 あまり具体的に書きたくはないのですが。

最近、特にFacebookを見ていると、私が生まれた月の人は数ヵ月中に人生の大転期が訪れます。
なんて書いているのをちょくちょく見ます。
あるものには、大転機は“好転”と書いてあるし、また大転期が来るとだけ書いてあるものも。

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そういったものには大抵リンクが貼ってあって、「無料鑑定はコチラ」と続くんです。
あ〜胡散臭い(うさんくさい)と思ってそれ以上先には進みません。

ただ、最近ちょくちょくというのは、昨年の11月くらいからだと思います。
“数ヵ月”の捉え方として、私の認識では2〜3か月です。
すると今、もうその時期にさしかかったと言っても良いんです。

確かに、今日私は仕事において、ある決断を打ち明けました。
さて、これはその大転機を自ら招くのでしょうか。

今の私に未来のことなど予知することはできません。
でもこのことで“大転機”を迎えるケースはいくつか想像がつきます。

と、ここまで言ってしまうと、そう大した転機は訪れず、平々凡々とした毎日がまた過ぎていくのが世の常。
日常に様々な心配はあるけれど、心配するほど大きな変化などないのが世の中だと思います。

心配とは
「もしかしたら、こんなになっちゃうんじゃないか?」
「いや、それはないとしても、こうなる恐れもあるな」

が、現実の結果は“想定外”の“中間”を取ることが多いと思います。


今日は短いですけれど、ここまでにします。
ちょっと疲れちゃったかな。
今後のことは、また公表させていただくことになると思います。













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