2019年01月22日
キーボード
先日、コールセンターの面接を受けてきました。
スキルチェックがあり、キーボードの打鍵スピードを計測するソフトを使用します。
結果は散々なもの。
ただ、キーボードに文句を言いたい。
使用したのはノートパソコン。
私は普段、ノートパソコンは使いません。
いまだ昔ながらの109キーボードを使っています。
ノートパソコンはキー配列が狭いので入力ミスをしたとき、バックスペースキーをいちいち探します。
また、今のキーボードは四角いボタンが並んでいる平面のキーボードです。
キーを叩いてもストロークが浅く、いまいちピンときません。
タッチタイピングはできるんです。
練習を始めたのは30歳くらい。今から20年以上も昔です。
それでも私の世代でタッチタイピングができるのはかなり少ない方でしょう。
当時、学校を出たての若い人がタッチタイピングをしているのを見て、私より10歳年上の人は(キーボードを見ないで打つことを)知らなかったし、信じられないという反応でした。
私はそれを見て、ひとこと、焦りました。
そして練習を始めました。
しかし使いなれていない現在のノートパソコン、私にとってキーボードの勝手が違い過ぎます。
“シリンドリカル ステップ スカルプチャーキー”をご存知でしょうか。
ちょっと長い名前です。
今、パソコンのキーボードは電卓のボタンのようなものです。“キー”という気がしません。
ノートパソコンに限らず、デスクトップもそうなっていますね。
シリンドリカル ステップ スカルプチャーキーボードは見たことも使ったこともきっとあると思います。
昔、ワープロやパソコンのカタログには必ず、キーボードの仕様として
“シリンドリカル ステップ スカルプチャーキー”と書いてありました。
では何が“シリンドリカル”で、“ステップ”で、“スカルプチャー”なのでしょうか。
こちらをご覧になると早いと思います。
キートップのお話:シリンドリカル・ステップ・スカルプチャー
今の電卓ボタンは表面がまっ平らです。
対して、真ん中がくぼんでいるのが“シリンドリカル”です。
また奥へ行くほど階段状に高くなっていくのが“ステップ”です。
さらにキーボード表面がすり鉢状に湾曲しているのが“スカルプチャー”です。
人間工学に基づいているのが“シリンドリカル ステップ スカルプチャーキー”のはずなんです。
私は古い人間なので、こっちに慣れてしまいました。コストはかかりそうですが。
ただそこへいきなり電卓ボタンはやりづらくて仕方ありません。
ですが若い人なら平気でできるようですね。
少なくとも“現場”で、私のような年配者は利用価値がなくなってきているようです。
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