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2019年06月10日

敬語


 最近、コンビニとかガソリンスタンドなどに行くと店員さんに敬語を使わなくなったと思います。

私は敬語を使わず上からものをいう客は大嫌いです。
ですが、店員さんを見ると私の子供より若い。コンビニなんか特にそうでしょう。
そういう人たちに敬語を頭の中で組み立てるのが面倒くさくなったというか。

それでも上から言うことのないように気をつけています。
頭に
「ごめんね、」
とか付けて。

ただ、中には「なんだコイツ?」という不躾な店員もいます。
例えばローソンだとおにぎりを買ったとき、ある店員は必ずおしぼりを付けてくれる。
でもこの店員だけはいつも付けてくれないな、しかもツンとすまして偉そうにも見えてならない。

そんな店員には
「おしぼり付けてくれないのか?」
と高圧的に行くこともあります。


〜 欲張れば損をする 〜

コールセンターで仕事をしていると、発信は特にいつも話しているわけではありません。
電話をかけても留守番電話が多いからです。

するとつい口寂しくなります。
私はミンティアを欠かせません。

ローソンでミンティアは税込み103円です。
セブンイレブンでは102円です。
しばらくセブンでばかり買っていました。

ところが先日、仕事途中で切れてしまったため、昼休みに買いに行きました。
出勤途中だとセブンに寄るのですが、一旦会社に入るとセブンは遠いんです。
そこで会社近くのローソンで買いました。二つ。

レシートを見ると、セット割引30円と書いてあります。
し、知らなかった。

セブンではどうだろう?
二つ買っても値引きなどありません。

セブンで2個買うと204円。
しかしローソンだと176円。

こりゃ今後ローソンで買うしかないだろうと昨日、ローソンで二つ買いました。
会計のとき、そのことを店員さんに話すと、期間限定のキャンペーンだからと言います。

なんだ、期間限定だったのか。
でもいいや。

そう思ってレシートを見ると、値引きがない。
キャンペーンが終ったのか。店員さんそんなこと言ってなかった。

だったらセブンで買うべきだったのに。
また、もしかすると試しにセブンで2個買ったときはまだローソンでキャンペーン中だったかも知れない。

 小学生のとき、文化祭で演劇をしました。
私は友人と二人で司会役。
模造紙でお侍さんの着る裃(かみしも)を作り、友人と二人で。

クラスメイトが寸劇をしてはその後、二人が登壇し
「教訓、○○○○○○○○。」
という役でした。

その教訓というのが
・労働は宝だ。
など三つか四つあったのですが、その一つに
・欲張れば損をする
というのがありました。それを思い出しました。








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posted by CSおじさん at 12:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 随想

2019年06月09日

世代


 何度も見てきた映画、ドラマ。目線が変化してきました。

私、映画は山田洋次監督作品が好きです。
山田洋次監督作品だから好きというのではなく、好きな映画があとから山田洋次監督だと知るのが殆どで、古くは10歳のとき、記憶に残った映画さえも山田洋次監督作品でした。

・一番好きな映画は?

と聞かれたら「息子」です。1991年の作品。
もちろん山田洋次監督作品で、あらすじをWikipediaから引用します。

- あらすじ -
東京の居酒屋でアルバイトをしている哲夫は、1990年(平成2年)7月(バブル景気時)、母の一周忌で帰った故郷の岩手でその不安定な生活を父の昭男に戒められる。その後、居酒屋のアルバイトを辞めた哲夫は下町の鉄工所にアルバイト(後に契約社員へ登用)で働くようになるが、製品を配達しに行く取引先で征子という美しい女性に好意を持つ。哲夫の想いは募るが、あるとき彼女は聴覚に障害があることを知らされる。当初は動揺する哲夫だったが、それでも征子への愛は変わらなかった。翌年の1月に上京してきた父に、哲夫は征子を紹介する。彼は父に、征子と結婚したいと告げるのだった。

哲夫は永瀬正敏さん、父は三國連太郎さん、征子は和久井映見さんが演じています。

哲夫には兄がおり、兄は一流企業で働いているものの、父にすれば不器用で苦労していると心配の種。
哲夫は仕事も定まらず、父にとってさらに心配の種でした。

哲夫は成績の良かった兄と比較され、厳しい父にいつも反抗しているが実は父親思いの優しい息子。
取引先での征子との出遭いが哲夫を鉄工所で長続きさせることになり、契約社員にまでなりました。
征子との結婚を承諾し、3人で買い物に出かけ、孫の誕生を楽しみに岩手に戻る父。
しかし父の帰った家というのは・・・

 決してハッピーエンドという終わり方ではありません。
しかし随所に“人の温かさ”を感じる映画です。
またシリアスな映画でありながら随所に“笑い所”も隠れています。

こういうとき、人の心はこう動くのかと、とても完成度の高い映画でもあります。

(YouTube:YouTube ムービー)


YouTube ムービーでは300円で全篇視聴もできます。

 さて、本題です。
昨夜久しぶりにこの映画「息子」を、大半早送りで、見たいところだけきちんと見ました。

いちばん好きな映画なので、もう何度見たかわかりません。
しかし、昨夜見たとき何か今までと違うものを感じました。
それは今まで見てきた目線が哲夫であったのに、昨夜の目線は父になっていたことです。

立場として私は映画の父と近い立場になった。
顧みると私の半生があっという間だったとは感じません。
しかし私なりに歩んできた半生なのだと、そう思える映画鑑賞でした。


映画「息子」が一番好きな映画なこと、すでに書いたように思っていました。
でもその記事が見つかりません。








posted by CSおじさん at 00:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画

2019年06月06日

ジンクス


 発信で獲得業務をしていると、不思議な巡り合わせを感じることがあります。

“巡り合わせ”という言葉は適切でないかも知れません。
“運”といった方が良いかも知れないです。

例を挙げると、
「○○さんと席が隣の日は成績が悪い。」
とか
「○○さんが出勤している日は成績が良い。」
などです。

正に“迷信”と言われてしまいそうなこと。
でも偶然にしてはでき過ぎなくらい的中します。

最近、配属された新人さん。その人がいるときには成績が悪いんです。
その人が休んだ日は元に戻ります。

別にその人を私が敬遠しているとか、嫌いなわけではありません。
仲良くして頂いてます。

 そもそも獲得業務は大部分が“運”です。
まったく興味のない人を説得するのは無理が大きいです。
腕の良し悪しはあれど、説得を始める前に電話を切られてしまいます。

電話を切られることはなくても、30分かけて説得して獲得するより、あきらめて次の人にする方がよほど効率的です。30分かけても獲得できる保証などないのですから。
時間をかけて説得するよりも、より多くの人と話す方が確立が高いわけです。

そして加入してくれるお客様と接触できる確率というのが、その人の“運”だと思っています。
センターでは「引きが良い」という言い方をします。

 またコールセンターでは成績や効率を分析する言葉に三文字のアルファベットを使うことがよくあります。
例えば“SPH”。これは“Sales Per Hour”の頭文字です。
一時間当たり何件売るか。

電話を架ける仕事をするとこの人は何件獲得できるか。それを時間数で割った平均値です。
1日8時間働いて、8件獲得できたとします。
すると、8 ÷ 8 = 1 で、この人のSPHは 1ということです。

中には4時間しか働かない人もいます。
その人が4件獲得してもSPHは 1です。


売るものによっても大きく変わりますが、私が経験してきたセンターでは大抵、0.1〜0.3が普通で、1以上なんて人がいれば、化け物と言っていいでしょう。
これがその人の成績を単刀直入に示す数値です。

また、“CPH”というのもあります。
これは“Contact Per Hour”の頭文字で、一時間当たり何人の“決定権者”と話せるかという数値です。
“決定権者”とは、購入や加入を決定できる人のことです。

医療保険を売る場合には契約者本人か、配偶者。
携帯電話の場合には契約者か成人した家族。“内縁”は含まれない場合が多いです。

このCPHが人によって違うところに“運”を感じます。


 こういうこともあります。
とても成績の良い新人が入ってきました。
その新人が出勤していると私の成績が落ちてしまいます。

まるで私の運気がその新人に吸い取られているようにです。

これら、普通は
「ありえない。」
「ただの偶然。」
そう言われてしまいそうです。

しかし、同じ発信をしている仲間内では“常識”といって良い。
こういう巡り合わせを否定する人はいないのが、不思議だと思っています。

「俺、あいつにだけはジャンケン勝てないんだよ。」
そんな感じです。








百科事典


 昭和40年代後半だったと思います。百科事典がもてはやされたのは。

ブリタニカとかジャポニカとか。
12〜13巻セットになっていて、家の本棚一段をまるまる占領してしまうもの。

家にも二組ありました。
当時でもワンセット何万円もしたでしょうから実用品というよりステータスだったと思います。

というのは、ほとんど見た覚えがありません。
国語辞典とか英和辞典なら目的がはっきりしているので、仕方なく引いた記憶があります。
でも、百科事典となると分野が広すぎて、いつ何のために必要だったのか、いまだにわかりません。

百科事典で覚えたこと。今でも憶えているのは車などのユニバーサルジョイントとパナマ運河。
暇なときに見ていてたまたま興味を惹かれたその2点のみです。

今だったら調べたいと思うものはネットで調べるでしょう。
当時は百科事典を引いていたのでしょうか。

しかし日常で調べたいと思うのは大概、国語辞典や英和辞典で間に合ったと思います。
それ以外で調べたいことがあるなら、企業名から会社を調べるとか何か専門的な分野のことになるかと思うので、百科事典があってもどれだけ役に立ったのか、疑い深いところではあります。

百科事典というのは現在のように普及したインターネットが本当にその役割を果たすようになったのではないでしょうか。

今から15年くらい前、仕事で伺った先がBOOKOFFのような古本屋でした。
目に留まったのは透明なセロファンで梱包された百科事典。
確か6,500円だった気がします。

その話をすると店長が私なら3,000円で良いと言ってくれました。
ありがたい話。
当時まだ小学生だった下の子に買ってあげようかと思いました。
昔から図鑑が好きな子供でしたので。

ただ、買って行っても家のどこに置こうかと考えました。
結果また来るだろうから今日はやめておこうと思いました。

もし買っていったら、もしかしたら下の子に良い知識を与えてくれたかも知れません。
でもそれはとっても薄い確率で、ほぼ間違いなくゴミになってしまったんじゃないかと今は思います。
店長が私なら3,000円と言って下さったのはもちろん、好意に他ならないと思います。しかし同時にそんな事情があったのかも知れないですね。








posted by CSおじさん at 01:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 随想

2019年06月05日

知らないっていうことは


 発信業務をしていると、ごくごくたまに思い込みの激しい人が出てきます。

いちばん多いのは、
「いまどこの家でも食事中でしょう!」
という苦情。

確かに食事中、私のような知らない人間から電話が架かってくるのは迷惑です。
次に多いのは
「平日のこの時間、皆仕事に行っているだろう!」
という苦情でしょうか。

結論から言うと、そうでもないんです。
食事の時間なんて皆さんけっこうバラバラですし、逆に午後3時に電話しても「いま食事中」と言われます。
もっと言えば、食事の真っ最中でなければ夕方以降は在宅率が高く、電話もつながりやすいことがあります。
昼食時間もしかりです。
もし皆が同じ時間に食事を摂るのなら、ランチを提供する店は昼の1時間だけ営業すれば良いでしょうね。

また平日の昼間に仕事をしている人は多くいます。
でも仕事中に電話できない人ばかりかというと、そうでもありません。
自営業の人は時間に関係なく応対してくれます。
また、外食産業はじめ、土日祝は必ず仕事という人だって少なくありません。私がそうです。

もしそいういう人たちの意見を取り入れていたら私たち、休憩時間がとても多くなりますね。
そして実績も下がるでしょう。
そこまで考えて欲しいんですけど。

また、こんな人もいました。
発信しているとき、電話がつながると、まず私は相手の応答を待ちます。
「はい」とか「もしもし」とか。


そしたら先日、いきなり怒り出した客がいました。
「電話を架けた方からしゃべるのが当たり前だろう!」
と。

びっくりしました。
あまりにものすごい剣幕でまくし立ててくるから私など一瞬、
「そうなのか?」
と思ってしまいました。(笑)
少なくとも、いま架けている地方では。

争っても仕方ないので、私は
「わかりました。失礼しました。」
とすぐに終話。

終話してから考えてみても、そんなことはありません。
大抵、向こうから反応があります。
子供の頃、電話を受けた方が「もしもし」って出るんだよと教わりました。

反応がないのは9割以上、留守番電話です。
2〜3秒たってから
「ただいま留守にしています。」

この空白の2〜3秒の間に
「もしもし」って留守番電話を相手に話しかけるのは寂しいし、無駄です。
1日に架ける電話の大半が留守番電話なのですから。

その人、私がビックリするくらい、まくし立てる人だからきっと周囲もその人に合わせているのでしょう。
だから自分が正しいと思ってしまう。

でもどうでしょう。
留守番電話が多いから1日、発信して50人と話したとしましょうか。
1年で約250日働きます。
50人 × 250日 = 12,500人
発信は約6年やっているから、12,500 × 6 = 75,000人

ざっと今まで75,000人と話してきてそんなこと言う人は初めてでした。
それを「当たり前」なんて言われたくないですね。

 私はなんだかんだ、コールセンターを10年やってきました。
いろんなセンターで発信、受信いろいろあります。
が、それなりの成績は上げています。

私から見て、ここに書いたことがだいたい“現実”だと思います。
そんな私が
「あれ?」
と思う人たちは、はっきり言って変わった人です。

思い込みは勝手ですが、(現実を)知らないっていうことは、それもまた迷惑だと思います。







2019年06月03日

フルボッコ(後編)


 二年前だったと思います。妻にアンバサダーを贈りました。

豆を定期購入することで本体を数千円で購入できると云うものを。
妻はよくコーヒーを飲んでいます。カップの上に豆を置いて上からお湯を注いで入れるもの。
それならアンバサダーだと少しくらいのメンテナンスは必要でもボタン一つでコーヒーができれば便利。

妻も欲しいと言っていたので。
ところが設置してみると味に文句をいいます。
さらには定期購入する豆が高いと。

結局アンバサダーは部屋に飾ったまま。
勝手なものだ。


 また札幌市はコールセンターが膨大な数あります。
昨年、私はひょんなことから8社のコールセンターを歩き渡りました。

8社も回ると中には
「ああ、ここは!」
というセンターがあります。

実際にテレビ番組やCMで知っていて、その電話受付をしているセンターが。
また自分が行かなくても知人が行っているということもあります。

本来、自分が勤務しているセンターの事情を話すことは家族であっても禁止されています。企業名さえも。
守秘義務です。しかし実情はどうなのでしょう。
一度ありました。

受信のセンターで電話を受けると、呼び出しなんです。
「○○○○さんお願います。」
と。

オペレーターを名指しで指名です。
話を詰めていくと、どうも○○○○さんは同棲している彼女のようで、携帯に架けてもつながらないからセンターに電話したと。

ということは、彼女は企業名はもとより電話番号まで教えていたことになります。
でも私のいるセンターに○○○○さんなんていません。聞けば大阪の人でした。

彼女は機密事項を口外していても、コールセンターは国内に数か所、分散されていることは伝えていなかったのです。分散させる理由は災害等でセンターが止まるリスクを分散させるためです。
私は確か、業務用の番号に電話してくるな。そして彼女が電話番号を口外したのは守秘義務違反だと伝えて終話しました。

 さて、アンバサダーですが知人に世間話的に話をしました。せっかく贈ったのに妻が使ってくれないと。
また、機械本体をマメの定期購入を条件に特別価格で購入しているから、解約できないこと。
最低3回定期購入する必要があったと思います。でもその時点ではまだ2回。

これはお客様の立場で私が話したことなので、守秘義務も何もありません。
ただし、ここから先は知人の守秘義務違反です。

世間話をすると何と、知人は数か月前までアンバサダーのセンターにいたといいます。
そして、知人が直接受けたわけではないが周囲の対応を聞いていると最低3回の定期購入が済んでいなくとも解約する人はいるといいます。ここでいう解約とは定期購入の解約です。

良いことを聞いた。

私は定期購入を解約しようと電話しました。
もちろん、定期購入はまだ2回なので解約はできないといいます。
そこで、知人の話を出しました。
アンバサダーのセンターでは、その知人は誰だと聞きます。守秘義務違反ですからね。

私は言う必要はないと断りました。
しかし解約の話は平行線のまま、その日の電話は終わりました。

次からは私がセンターからの電話を受ける側になります。
後日センターから電話が来ました。

解約することについて選択肢は二つです。
センターが折れて2度の購入で解約を受ける。もうひとつはあと1回購入すれば円満解約。

2度目の電話は男性からで、なかなか紳士的な対応だったので私はもう一度購入しても良いかな?
的な態度で終話しました。

 コールセンター、特に受信のセンターでは“預かり”という案件ができます。
“預かり”とは、その場で解決できなかった案件を一旦保留して後日に解決を延期することです。
コールセンターは大抵、アウトソーシングです。企業と委託契約を結びコールセンターが受託業務をします。

中にはコールセンターでは判断ができず、企業に伺いを立てなければならないこともあります。
伺いを立て、企業で判断し解答を待つ。回答がくるまで数日はかかるので“預かり”となってしまいます。

コールセンターには預かりを管理する部署があり、預かりが溜まることは決して良いことではありません。
昨日書いた、交渉時に強いことを言えない人が損をするとは見方を変えると預かりを増やしたくないセンターの思う壺ということにもなります。

 3度目の電話が来ました。
今度は女性から。預かりで電話をしてくるのは管理者でSVかリーダーです。
それなりの立場で電話を架けてきます。

 ただ、話をしていて不快だったのは、2回目の対応で私が好意的な態度で終わったのに便乗し、預かりになった私の案件を早く決着したいというのが態度に表れていたのと、情報を漏らした知人の話を出すことで私をけん制したいと思ったのか、その勘違いです。

情報について私は関係ないと突っぱねました。
すでに知人は辞めていますし。ただ、センターで働くときに情報漏洩について覚書を取られます。
センターで知り得た情報は例え退職後であっても口外しませんと。

どうなのでしょう?
センターには退職者の情報も残りますが、今回のものは何を追及するというのでしょうか。
金銭的な企業の損失はいくらなのでしょう。訴訟まですることなのでしょうか。
在職中であればしっかりお灸をすえることはできるのでしょうけども。

あとは私からの反撃です。
あの日は休日で、ちょうど疲れて休んでいたときでした。

二つの不快に感じたことを、それも休んでいたときに電話してくるとはさらに不快だとぶつけました。
確かに前回、少し前向きに考えようとしたが、今日のあなたの対応ですっかりその気が失せてしまったこと。
今すぐにでも解約したいという旨を伝えました。

あとは追い込んで「誠に申し訳ございません。」の言葉を相手から何度も何度も絞り出すだけです。
また、コールセンターでは自分から電話を切ることができないという前提があります。
だからこちらが粘ろうと思えば何時間だって相手を拘束できるんです。

もちろんそんなことはしません。
その件はまた預かりとなり、1週間後に来た電話は無条件解約でした。

ただ、2度目の電話と3度目。
どちらも職務上、預かりを解決したかったのでしょう。
でも2度目の人は私の意見を聞こうとしてくれた。3度目の人はただ決着したかった。
その違いというのは人間性の違いなのか、それとも社会経験の差であるのか、私にはわかりません。


私、ひどいですかね。
いま他のセンターに一つ、預かりを作っています。









2019年06月02日

フルボッコ(前編)


 コールセンター勤務が長くなるとコールセンターには負けたくないという変なプライドができてきます。

どういうことかというと、自分がお客様の立場で電話するとき、相手は大抵コールセンターです。
これはコールセンター以外でもそうだと思いますが、何か交渉をするとき強いことを言えない人が損する世の中です。
つまりコールセンターに電話して交渉事をするとき、決して言い負けたくないプライドです。

今から何年前だったでしょう。
父が免許を返納しようというとき、自動車保険の満期日が迫っていました。
でも、何かの用事でもう少し、確か3ケ月くらい車に乗りたい期間があったのです。

自動車保険は基本、一年契約です。
3か月、乗りたいだけですから、一年契約は長すぎます。
でも、中途解約するとなれば普通、解約返戻金は“短期率”というので計算されます。

どういうことか。
短期率というのは1年間を月ごとの12等分にしません。
保険会社によって多少違いはあれ、1週間で10%、2か月まで35%、3か月だと45%。
3か月で解約すると、55%しか保険料が返ってこないのです。

しかし、12回の月払いにすると、月割りで返戻されるので損をしません。
もちろん、月払いで保険を更新しました。
ただ、月払いにするにはクレジットカード決済にしなければなりません。
高齢の父はクレジットカードを持っていませんでした。

私のカードが使えるというので、私のカードから引き落としされていました。
父には車を廃車にするとき、保険も解約するように伝えておきました。
なのに、3か月を過ぎても保険料は引かれ続けます。

父に確認すると、保険を解約していなかったといいます。
もともと手続き等、事務的なことが好きでない父、まして高齢。
父を責める訳にもいきません。でも保険はその時点で解約しました。

ただ、どうなのでしょう。
保険を掛けていたのはすでに廃車にした車です。
日付の記載された自動車抹消登録証だってあります。

あとから解約はしたものの、廃車にしてから解約するまでの間、すでにない車に保険料を払っていたのです。
ありもしない車に掛けてしまった保険料は、なかったことを証明できても返戻されないのでしょうか。
友人に相談すると、誰しもそれは無理だといいます。

私は20数年間、保険代理店をしていました。しかし約款にもそれは書いていないでしょう。
すでに廃車にした車に掛けてしまった保険料の場合というのは。

実は私、いまだに納得がいきません。
というのは、先日も少し触れました。私が20歳のとき、単独事故で全損にした車の自動車税。
事故は7月1日。私が入院している間に廃車になっていました。車は。

しかし、ナンバープレートは自動車工場にずっと置かれたままだったのです。
頼んでいた抹消登録がされないまま、ついに年度をまたいで翌年の自動車税が賦課されました。

新年度の自動車税を無効にすることと、事故で廃車になってから翌年3月までの間、ありもしない車に払った税金を返戻してもらおうと自分自身で手続きしました。
廃車証明書を提出し、廃車にした日を明らかにすることで3月末までの自動車税が戻ってきたのです。
役所だからそれが通じるのか。保険会社はダメなのか。いずれにしても納得がいきません。

もちろん、保険会社に交渉しました。
しかし向こうは頑として聞き入れません。
結局、ありもしない車に払った保険料が戻ることはありませんでした。

これが私にコールセンターには負けたくないと思わせるようになった出来事です。








親父


 6月1日、娘の相手、その両親とお会いしてきました。

センチュリーロイヤルホテル19階、日本料理「北乃路」。
娘たちから招待される立場になったんだと。
おそらく新郎の財布でしょう。

新郎は娘より8歳年上。
父親は私より14歳も年上です。

私は若輩者?
とも思いました。が、私が結婚したころ、父は今の私と同じくらい。
恥じる必要など何もないでしょう。

ふと思います。
若くして結婚し子供を作る人は子供も若く結婚する傾向があると。
例えば40歳にしておばあちゃんとか。早婚は子供にも遺伝するのかと。

思うと私が結婚したとき、妻は26歳。今年結婚する娘は27歳。
今年、娘が片付くのと同時に、下の息子も家を出る予定ができました。

少々、特徴のある息子です。
皆と同じようには行きませんが、自立のためグループホームへの入居を希望していました。
昨年2軒グループホームを見学しましたが、いずれも帯に短し襷(たすき)に長し。

ですが月曜日、見学した先は日当たりこそ悪いものの、買い物、交通の便は不自由ありません。
妻は少し高いと不満もあるようです。
しかしある程度、妥協がなければいつまでも決まらないでしょうし、息子はそこが良いと言っています。

一人暮らしに必要な家具家電、月々数百円のレンタルもあります。
でも結婚する娘が必要なくなるものもあるわけです。

息子が家を出ると、27年振りに夫婦二人の生活に戻ります。
とはいえ、昔のように純粋な夫婦ではありませんが。(笑)

その前に息子の引っ越し、娘の引っ越しも少しだけ手伝いが必要か。
もう少し、「親父」である必要があるようです。








posted by CSおじさん at 00:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 随想

2019年06月01日

後ろから失礼します。


 最近ときどき聞く言葉「後ろから失礼します。」

私がよく聞くのは居酒屋が多いのですが。
店員さん、ウエイトレス、ウエイターが料理などを持ってきて、私の背後から目前に置くときに聞きます。

待って、
前からだから失礼なんじゃないの?
後ろって、別に失礼でも何でもないのかと。
また、仮にテーブルへ前から置かれても失礼とは感じません。

確かに人の前を横切るとか、他人には入り込んで欲しくない領域というのがあります。
パーソナルスペースといい、自分の周囲50cm以内を指すようです。

パーソナルスペースは以前にも3度ほど触れています。
ただ少し内容が荒いので、いつものようにリンクしません。でもこのブログ内を“パーソナルスペース”で検索すると出てきます。

「後ろから失礼します。」というのは、もしかするとこのパーソナルスペースに気遣っているのかも知れません。が、近づかなければ料理は置けないわけだから、やはり考慮せずに発している言葉だと思います。

これは単に
「失礼します。」
または
「お待たせしました。」
で良いと思います。

そうやって意味のない言葉がこれからも増えていくのでしょう。
レジでよく聞く「1000円からお預かりします」の「から」だって当たり前になってからでは遅いのでしょう。

あまり意味も考えずに発している言葉が、人が増えているのでしょうね。







2019年05月31日

JOLLY JIVE


 JOLLY JIVE(ジョリージャイブ)高中正義さんのアルバムです。

たぶん5枚目のスタジオアルバムで、“BLUE LAGOON”が収録されています。
高中正義さんを知ったのは中学の頃、テレビCMでBLUE LAGOONを聞いたときでした。

 何てカッコいいんだ!

そう思ったものです。
それはもしかしたらこの一つ目のCMだったかも知れません。
(YouTube:makotosuzuki)


また“フュージョン”という音楽の分野は高中正義さんのアルバムが私にとって初めてだったと思います。

“BLUE LAGOON”は、その後何度もアレンジが変わり、変わるたび嫌いになっていきました。
やはり最初に耳にした体感が一番でした。


 JOLLY JIVEに収録されているのは以下の曲です。

1. BLUE LAGOON
2. RADIO RIO
3. EXPLOSION
4. 珊瑚礁の妖精
5. TAJ MAHAL
6. BAMBOO VENDER
7. パラレル・ターン
8. RAINY DAY BLUE

BLUE LAGOONはJOLLY JIVE収録でなくてはダメです。私は。

TAJ MAHAL
パラレル・ターン
RAINY DAY BLUE
も大好きです。

 やっとCDを購入しました。
ずっと欲しかったのに、なんで今まで買わなかったのか、わかりません。

ただ、こういうことはありました。
同僚に話をします。
「RAINY DAY BLUE が聞きたい。」
すると
ときどきいませんか?
絶対に「ない」とか「できない」とか言いたくない人。
「あるから今度、持ってきてあげる。」

しかしせっかく持ってきてくれても、ライブ版。
アルバムとライブでアレンジが変わってしまいますし、フュージョンやジャズは特にそうだと思います。

持ってきてくれた人を恨むわけではありません。
しかし時間のムダになることは事実です。
きっと面倒見の良い人だからしてくれるのでしょう。
でも、「持ってきてあげる」発言が購入の機会を延ばしてしまったのも事実です。

 アルバム、JOLLY JIVEは何度も何度も聞きました。
心当たりのある方も多いでしょう。アルバムを何度も聞いていると次にかかる曲がすでに頭を巡っていること。一曲終るとき、次の曲が頭の中では始まっていることが。

昔はまだCDがなく、音源はアナログレコード、聞くのはカセットテープが主流でした。
仲間の誰かがアルバムを買うと、カセットに入れてとお願いして、カセットテープで聞くケースも数多くありました。

今はスマホで曲順はシャッフルです。
いろんなアーティストが混ぜこぜなので、近年知った曲にアルバムという枠がなくなったように思います。

JOLLY JIVEは今朝、バスの中で聴きました。
たぶん結婚してからは聞いていないと思います。
すると30年は聞いていなかった。

途中、なにかタイムカプセルが心の中で開いた気がしました。
しかしタイムカプセルには何も入っていなかったのか、特に思い出したことはありません。
が、初めて聞いた中学生の頃が一瞬、蘇った気がしました。







posted by CSおじさん at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 音楽
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