2022年09月14日
KNOXさんのもう一つのフラッグシップモデルに感じたこと 追記あり
もうひとつ?のフラッグシップモデル「FLUCT」が発表された。
カラーは2色で形も2形態(ひとつじゃなかった)。
コンセプトは、「1/fのゆらぎのように、静かに、心地よく傍らに寄り添う自分だけの一冊」との事。
素敵だと思う。
革もアラスカとブッテーロのコンビネーションで、贅沢仕様だ。
重ね合わせて縫い合わされた革も美しいし、S氏の細かいデザイン(KNOXのインスタに上がっている)を忠実に作られていて、ものすごく手が混んでいる。
フラッグシップモデルのお値段(税込59400円)になってしまうのも納得だ。
だけどね・・・ヘリ返し仕様なのは、いただけない!
(ヘリ返しとは、リング部の上下を見てもらうと分かるが、表紙部の革が巻かれてヘリを覆うように縫われている事。)
何故なら絶対に革が破けるのが早いから。
コバ磨きなら自分でもメンテできる。
樹脂を塗ったものでも、10〜20年は問題ないことが多い。いざとなれば、修復可能。
ヘリ返しは早ければ、使う頻度にもよるが、擦れて数年でボロになる可能性が高い。
1/10の値段なら良いが、ヘリ返しの一点だけの理由で購入は見送りだ。
きっと革の触り心地とか良いのだろうが・・・、残念。
さらにデザインに対しても思うところが・・。
過去のモデルのアイデアの焼き回しが多いし、フラップの持ち手もBrelioさんの二番煎じにしか見えなくなってきた。
左ポケット2種。
正直、ポケットがあると書きにくい。色々入れられますと言うが、入れたら左側は書きにくさ倍増だ!
個人的には好きでない。
BrelioのミネルバBフラップの持ち手。
もう一つ気になるのが、フラップ式の方。
ブッテーロ革も使っていくうちにしなやかになってしまうので、ポケット部に差し込むのが難しくなっていくのは明白だと思うのだ。
そして差し込むのが面倒になり、リフィルの間に栞のように挟み込んで使うようになるのが見えるようだ。
そう考えると、オーセンは洗練されていると思う。
KNOXさんの過去のデザインを参考にしながらも、上手く昇華できたモデルだと思う。
knoxbrain時代の過去モデル。
かなり厳しい言い方だが、PLOTTER然りオーセンも使う人を優先させたデザイン(シンプルで無駄が少ない)だが、今回の「フラクト」はエゴ(余分なものを継ぎ足してコテコテ)で作ってしまったように思える。
個人的な美的感覚では、引き算のデザインは洗練されるが、足し算のデザインは野暮ったくなる。
故に、美しく感じない。
フラクトはオーセンのフラップ式の手帳に対して、オーソドックスな型のフラッグシップの手帳を作りたかったのだろうと感じる。
しかし迷いが拭えず、もうひとつのフラッグシップと述べながらも2パターンのモデルになってしまったのだと思う。
もちろんオーセンとは全く違うコンセプトなので、もう一つのフラッグシップ自身を否定している訳ではない。
ただ期待したものとは、大きく違ったと言う事。
また、売れるとも思う。
欲しい方は発売と同時、もしくはシステム手帳サロンのKNOX DAYが狙い目。
量産は難しいから希少価値は出るだろうし、発売時期を逃すとしばらく手に入りにくいだろう。
シンプルだが、ピアスプレミアムの表紙側を一枚革(アラスカ革で!)にしたモデルを作ってくれたら良かったのになと思う。
あくまで個人的な感想なので、気に障った方には申し訳ない。
ただ、これで「PLOTTERの5thモデル」を憂慮無く購入できる!
追記 伊東屋さんのシステム手帳サロンのKNOX DAY (最終日2日間)で、フラクトのリングカラーカスタマイズを行うらしい。欲しい方は、実際にフラクトに触れて選ぶ事ができるので、この日を狙うのが良いかも!
追記2 インスタLIVEを見て再確認。やはり思ったとおりでした。
シンプルイズベストは真理だね。
他メーカーだけど、過去にこんなデザインのシステム手帳もあった。
カラーは2色で形も2形態(ひとつじゃなかった)。
コンセプトは、「1/fのゆらぎのように、静かに、心地よく傍らに寄り添う自分だけの一冊」との事。
素敵だと思う。
革もアラスカとブッテーロのコンビネーションで、贅沢仕様だ。
重ね合わせて縫い合わされた革も美しいし、S氏の細かいデザイン(KNOXのインスタに上がっている)を忠実に作られていて、ものすごく手が混んでいる。
フラッグシップモデルのお値段(税込59400円)になってしまうのも納得だ。
だけどね・・・ヘリ返し仕様なのは、いただけない!
(ヘリ返しとは、リング部の上下を見てもらうと分かるが、表紙部の革が巻かれてヘリを覆うように縫われている事。)
何故なら絶対に革が破けるのが早いから。
コバ磨きなら自分でもメンテできる。
樹脂を塗ったものでも、10〜20年は問題ないことが多い。いざとなれば、修復可能。
ヘリ返しは早ければ、使う頻度にもよるが、擦れて数年でボロになる可能性が高い。
1/10の値段なら良いが、ヘリ返しの一点だけの理由で購入は見送りだ。
きっと革の触り心地とか良いのだろうが・・・、残念。
さらにデザインに対しても思うところが・・。
過去のモデルのアイデアの焼き回しが多いし、フラップの持ち手もBrelioさんの二番煎じにしか見えなくなってきた。
左ポケット2種。
正直、ポケットがあると書きにくい。色々入れられますと言うが、入れたら左側は書きにくさ倍増だ!
個人的には好きでない。
BrelioのミネルバBフラップの持ち手。
もう一つ気になるのが、フラップ式の方。
ブッテーロ革も使っていくうちにしなやかになってしまうので、ポケット部に差し込むのが難しくなっていくのは明白だと思うのだ。
そして差し込むのが面倒になり、リフィルの間に栞のように挟み込んで使うようになるのが見えるようだ。
そう考えると、オーセンは洗練されていると思う。
KNOXさんの過去のデザインを参考にしながらも、上手く昇華できたモデルだと思う。
knoxbrain時代の過去モデル。
かなり厳しい言い方だが、PLOTTER然りオーセンも使う人を優先させたデザイン(シンプルで無駄が少ない)だが、今回の「フラクト」はエゴ(余分なものを継ぎ足してコテコテ)で作ってしまったように思える。
個人的な美的感覚では、引き算のデザインは洗練されるが、足し算のデザインは野暮ったくなる。
故に、美しく感じない。
フラクトはオーセンのフラップ式の手帳に対して、オーソドックスな型のフラッグシップの手帳を作りたかったのだろうと感じる。
しかし迷いが拭えず、もうひとつのフラッグシップと述べながらも2パターンのモデルになってしまったのだと思う。
もちろんオーセンとは全く違うコンセプトなので、もう一つのフラッグシップ自身を否定している訳ではない。
ただ期待したものとは、大きく違ったと言う事。
また、売れるとも思う。
欲しい方は発売と同時、もしくはシステム手帳サロンのKNOX DAYが狙い目。
量産は難しいから希少価値は出るだろうし、発売時期を逃すとしばらく手に入りにくいだろう。
シンプルだが、ピアスプレミアムの表紙側を一枚革(アラスカ革で!)にしたモデルを作ってくれたら良かったのになと思う。
あくまで個人的な感想なので、気に障った方には申し訳ない。
ただ、これで「PLOTTERの5thモデル」を憂慮無く購入できる!
追記 伊東屋さんのシステム手帳サロンのKNOX DAY (最終日2日間)で、フラクトのリングカラーカスタマイズを行うらしい。欲しい方は、実際にフラクトに触れて選ぶ事ができるので、この日を狙うのが良いかも!
追記2 インスタLIVEを見て再確認。やはり思ったとおりでした。
シンプルイズベストは真理だね。
他メーカーだけど、過去にこんなデザインのシステム手帳もあった。
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