不妊検査〜フーナーテスト〜｜誰にでもわかる！はじめての不妊治療と高齢出産

こんにちは。しばらく脱線していましたが、軌道修正して今日は不妊検査の一つ

フーナーテスト
についてお話ししたいと思います。

まずフーナーテストってなんじゃらほいというところからお話します。
カタカナだと何かかっこいい名前ですね。
日本語にすると性行後試験となるようです。

フーナーテストの内容

簡単に説明するとお医者さんに指示された日にタイミングを取って、
次の日に病院で頚管粘液や子宮内の精子が元気かを調べるという検査なのです。
針のない注射器を使用して粘液を吸い取って検査します。

ちなみに痛みはお医者さんの腕にもよりますが、子宮頚がん検診よりは痛くないそうです。

元気に運動している精子が見つからなければ2，3回ほど再検査します。

ポイントはタイミングを取ってから12時間以内に調べること。
旦那は3日〜5日くらい禁欲しておく事。


実際にフーナーテストを受けた奥様によると、
・お医者さんはしきりに「これ痛いですよね？痛いですよね？」と心配して聞いてきた。
・ケーキを作るときの粉振い器を操作するようなカシャカシャという音が聞こえた。
・おなかの中をフォークの先でこすっているかのような痛みがあった。
・でもそんなに痛くないよ。（後で聞いたらやっぱり結構痛かったそうです）
・おなかの中にいる精子を取られるのがもったいなく感じた。

だそうです。

フーナーテストの結果が悪い場合

もし元気な精子が見つからない場合は、
旦那が原因か（無精子症、たまたま出が悪かった）、抗精子抗体か、子宮頚管炎の疑いが出てきます。

また旦那の精液に白血球が混じっていると、白血球が自分の精子を殺してしまいます。
白血球の有無は男性の尿検査でわかります。
白血球は前立腺肥大症や睾丸炎などの病気が発症していると
検出されるときがあります。


フーナーテストで精子が見つからないとかなりショックを受けますが、
2つの睾丸が死滅して精子を作る能力が壊れていない限りは、
精巣から直接精子を取り出して体外受精を行うという奥義があるので、
妊娠への望みが絶たれたわけではありません。
卵と種がある限りまだまだいけます。
頑張って乗り切っていきましょう。


最後にフーナーテスト判定基準はこうなっています。
（400倍顕微鏡使用時）

・優　15個以上
・良　10〜14個
・可　5〜9個
・不良　4個以下

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