2012年09月27日
帝王切開の付添い人を震え上がらせた2つの痛みの正体
「い・・痛いです・・・」
分娩室から聞こえてくる奥様の声。
「一体中では何が起きているんだろう?」
私は廊下に漏れてくる奥様の声を聞いておろおろするばかり。
「麻酔が効いてないのかな。大丈夫かな。」
私の頭の中には、
お腹を切った奥様が血だらけで痛みに苦しんでいる光景が浮かんできます。
もうガクブル状態でした。
帝王切開とは、
おへその下を縦に切って赤ちゃんを取り出す出産法です。
全身麻酔で意識が無い状態で行うか、
部分麻酔で意識は完全にある状態行うかは、
産婦人科の方針と本人の希望次第です。
私たちの場合は部分麻酔でした。
さてこの帝王切開、
おなかを切り開くだけあって結構大変です。
普通分娩は出産時が大変ですが、
帝王切開は出産後が大変。
、
大変の意味合いがちょっと違うのです。
私が分娩室の前で聞いてた、
奥様の「痛い」はお腹を切られて痛いのではありません。
実は
麻酔が効いているかどうかを調べるために、
足をぎゅっとつねられて「痛い」と言っていただけなのです。
なんという事でしょうか・・・。
この事実を知らなかった私は、
分娩室の前で、
恐ろしい想像をして怖くなっていたのです。
そりゃ、おなかを切って出産している人が、
「痛い」って言ってたら、
麻酔の効きが悪くて痛がってるって想像しますよね。
もうね
「早く終われ〜。早く終われ〜。」
うろうろしながら念じていましたよ。
私の感覚としては長かったような気がしますが
奥様の話では、お腹を切ってから10分ほどで
スルスルっと赤ちゃんが出てきたそうです。
産まれてきた瞬間の
「ほや〜ほや〜」
という産声は何とも頼りない感じでした。
テレビなんかで出てくる赤ちゃんの泣き声とは大違い。
っていうか、
テレビに出てくる自称産まれたての赤ちゃんって
絶対に生後3か月以上たってますよね。
だって
顔がプクプク真ん丸だし、体が大きいし。
産まれたての赤ちゃんは、
しわしわだし、めちゃくちゃ小さい。
それに泣き声もヨワヨワしい。
新生児室に入った、
赤ちゃんを廊下からずっと眺めてたんだけど
呼吸が上手くできないから、
泣いたり泣き止んだりを細かく繰り返して
呼吸をしているような印象でした。
まとめると
帝王切開中の「痛い」は2回(人によっては3回)あります。
それは
麻酔が効いているか確かめるために、
ギュッとつねられる痛み。
もう一つは
出産後におなかを縫う時の、
ちくちくした痛みです。
(おまけで脊椎に麻酔を打つときが痛いというのもあります)
どちらも痛みのレベルとしては、
全然大したことありませんが
実情を知らずに外で声だけ聞いていると
付添いの人がとっても怖くなります。
でも、
種が分かればもうオロオロする必要はありませんよね。
出産自体は10分ほどでさくっと終わりますので、
落ち着いて待ちましょう。
分娩室から聞こえてくる奥様の声。
「一体中では何が起きているんだろう?」
私は廊下に漏れてくる奥様の声を聞いておろおろするばかり。
「麻酔が効いてないのかな。大丈夫かな。」
私の頭の中には、
お腹を切った奥様が血だらけで痛みに苦しんでいる光景が浮かんできます。
もうガクブル状態でした。
帝王切開中に味わう痛みの正体
帝王切開とは、
おへその下を縦に切って赤ちゃんを取り出す出産法です。
全身麻酔で意識が無い状態で行うか、
部分麻酔で意識は完全にある状態行うかは、
産婦人科の方針と本人の希望次第です。
私たちの場合は部分麻酔でした。
さてこの帝王切開、
おなかを切り開くだけあって結構大変です。
普通分娩は出産時が大変ですが、
帝王切開は出産後が大変。
、
大変の意味合いがちょっと違うのです。
私が分娩室の前で聞いてた、
奥様の「痛い」はお腹を切られて痛いのではありません。
実は
麻酔が効いているかどうかを調べるために、
足をぎゅっとつねられて「痛い」と言っていただけなのです。
なんという事でしょうか・・・。
この事実を知らなかった私は、
分娩室の前で、
恐ろしい想像をして怖くなっていたのです。
そりゃ、おなかを切って出産している人が、
「痛い」って言ってたら、
麻酔の効きが悪くて痛がってるって想像しますよね。
もうね
「早く終われ〜。早く終われ〜。」
うろうろしながら念じていましたよ。
私の感覚としては長かったような気がしますが
奥様の話では、お腹を切ってから10分ほどで
スルスルっと赤ちゃんが出てきたそうです。
産まれてきた瞬間の
「ほや〜ほや〜」
という産声は何とも頼りない感じでした。
テレビなんかで出てくる赤ちゃんの泣き声とは大違い。
っていうか、
テレビに出てくる自称産まれたての赤ちゃんって
絶対に生後3か月以上たってますよね。
だって
顔がプクプク真ん丸だし、体が大きいし。
産まれたての赤ちゃんは、
しわしわだし、めちゃくちゃ小さい。
それに泣き声もヨワヨワしい。
新生児室に入った、
赤ちゃんを廊下からずっと眺めてたんだけど
呼吸が上手くできないから、
泣いたり泣き止んだりを細かく繰り返して
呼吸をしているような印象でした。
まとめると
帝王切開中の「痛い」は2回(人によっては3回)あります。
それは
麻酔が効いているか確かめるために、
ギュッとつねられる痛み。
もう一つは
出産後におなかを縫う時の、
ちくちくした痛みです。
(おまけで脊椎に麻酔を打つときが痛いというのもあります)
どちらも痛みのレベルとしては、
全然大したことありませんが
実情を知らずに外で声だけ聞いていると
付添いの人がとっても怖くなります。
でも、
種が分かればもうオロオロする必要はありませんよね。
出産自体は10分ほどでさくっと終わりますので、
落ち着いて待ちましょう。
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