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20年近くの海外生活を経験しました。(AUS、NZ、Thailand、Myanmar) 現在は、外国人ビジネスのサポートと、外国人労働者のサポートをしています。
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2020年05月31日

不可思議事件簿、自慢

個体によって多少の差はあれ、人は必ず自慢する。

幼少期は、お母さんがキレイだとか、お兄ちゃんは足が速いとか、身近な人を自慢する。中には、かわいがっているペットの自慢に走る子もいるだろう。

これが、学童期になると他人と比べられることに対する自負心が出てくるから、俺は足が速い、泳ぎが上手い、頭が良い、読書をたくさんしている、漫画が描ける、歌が上手い等々、能力開発と共に自身の自慢話へと変化していくのである。

少し時代がかるが、そろばん、習字、裁縫、お茶、お花、謡に詩吟、落語や民謡と今や伝統芸能化している習い事を修めている諸氏など、今なお自慢されているのではないだろうか。

学童期から、思春期に進むと、体の変化と共に、自慢の種類も身体的特徴に変化する。

背が高い、毛が生えた、力が強い、髪がキレイ、胸が〇インなんてのは永遠の自慢なのではないだろうか。

諸氏にも、さまざまな記憶があるに違いない。

今なお使えるものが残っているなら、おおいに自慢なさってもらいたいものだ。

更に進んで、高校生ぐらいの学生期に差し掛かると、個人の自慢から集団(=所属)の自慢へと変化して行くことになる。

分かりやすいところだと、高校野球、サッカー、バレー等のスポーツで有名な学校への入学だろう。

もちろん、有名大学進学率が優秀な高校でも同じことが言えるはずだ。

それらにはブランド力があり、そろいの制服なんかを着こなせば、3年間在校生として大いに自慢できることになるだろう。

もし、私が、イチローやダルビッシュと同じ高校を卒業していたならば、ずっと今に至って自慢している自信がある。

更に進んで、大学ではもっと顕著に自慢出来るやつが増えるのだが、ここでは、あまりにも数が多すぎて自慢が薄くなる傾向にある。

そう考えると、学生期における自慢のピークは高校時代と言うことになるだろう。

有名進学校や、有名スポーツ校なら、かなりの確率で将来さまざまなプロ競技で活躍するやつが出てくるから自慢のネタには事欠かないだろう。自分自身の選択が正しかったとずっと自慢できるのはありがたい限りだ。

ただし、これらブランド力のある学校への入学は簡単ではない。普通ではまず無理だ。

必要な条件は、以下の3つに集約できる。

1、親が金持ち

2、親が偉いさん

3、本人の能力が高い

それ以外に該当する場合は、残念だが、諦めることをお勧めしておきたい。

だが若人諸氏よ、親を恨んではいけない。親もまた、昔は君と同じ家系の子供だったのだから。

しかし、まだまだ諦めるのは早い。

世の中には、偶然という薄いチャンスが存在する。

例えば、今、将棋界で超有名な藤井聡太七段のケースだ。彼は、14歳2か月(中学2年)でプロになり、現在は高校生だ。そんな彼と同じ学校でしたと言えるやつが何人かは存在しているのだ。当然、一番値打の高いのは中学時代の同級生だろう。

類似のケース、芸能人などにも多くの散見される。

もし仮にだ、

私の同級生に聖子ちゃんがいたら、人生が変わるほどに自慢したに違いない。

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いや、きっと人生そのものが変わっていたはずだ。クーッ。

想像しただけでテンションが上がるぜ。

んー、実際に数百人ほどの同級生が存在しておられるはずだが、その方々の人生はどうだったのだろうか。

松田聖子の同級生と言うことで華々しい人生を送っておられるはずだが、、

まさか、その自慢を無駄に過ごされていないか、凄く心配だ。

お次は就活シーンで大学と言うブランドを自慢するだろうし、就職すれば今度は会社を自慢し、友達と比べて優越感に浸ることになる。

もちろん結構だ。おおいに自慢して、悦に入っていただきたい。

どんな理由であれ、掴み取った自慢話だ。持っているだけでは腐るばかりだ。

さて、ここから先へ進むと、少し自慢話にも変化が出てくる。

そう、結婚に二文字がチラつくからだ。

集団と言うブランド力の自慢から、またまた個人のブランド力へ力点がシフトして行くのだ。

もちろん、優秀な大学卒で、職業、会社と集団のブランド力自慢は残るが、それはあくまでも結婚するときの定点的な自慢のラストチャンスだ。

結婚式が終わって、1年もすれば後はあまり役に立たなくなってくる。

そう、諸所もご存知の結婚生活が始まるからだ。

ここに至っては、個人の能力の底のようなものが見えて来て、自慢どころではなくなるだろう。

いくら会社が優秀であっても、家庭生活能が低ければ何の自慢にもならないのだ。

どうだろうか、読者の中の既婚者諸氏よ、

今、そこにいらっしゃる、その隣のパートナー、

おっと、聞きすぎるのは良くないか、

しかし、是非ともどこか自慢できるところを探してください。

人は、自慢できるものが無いと辛くなる、とは諸先輩方の口癖でしたからご注意を。

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posted by ccamidacs at 07:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年05月29日

【エピローグ】衝撃事件簿、ベトナムのタクシー

全6回にわたりお届けしたベトナムのタクシー事情。少しは面白い情報がお伝えできたであろうか。

海外出張をする者にとって、現地のタクシーとは己の力量を計り知るガチャガチャのような存在だ。

欧米諸国に行けば、己の英語力を試すには最適だし、アジア諸国でなら己の冒険心の強弱を計り知れよう。

ただし、一点条件が存在する。

それは、単独行動で試す!

これが出来ない間は、初心者マークと言われても仕方ないだろう。

諸氏もどこかで、そのマークを外してもらいたいものである。

私にとって、今回のベトナム・ハノイのタクシーは非常に思い出が深かった。思わず細かく描写してみたが、読み返してみるとなかなか面白い思い出であった。

諸氏の反応を見ていると、こういったネタが好きな方が結構おられるようだ。もしよろしければ、ロシアの話も参考になるかもしれないので紹介しておこう。

海外事情、美人に遭遇、ロシア第一報〜第四報(リンクは下の方の美人画像↓をクリックしてね。)

さて、なんとか危機一髪でハノイの闇から帰還に成功した接待調査員。

エキサイティングな夜が始まる前に、渋い宵の口を過ごしたおかげでグロッキーモードだ。

一旦、ホテルに戻ってしまった。

何と、情けないベトナム・ファーストナイトであろうか。

ホテルの玄関ドア−を入るや否や、あのポーター君が声を掛けてくれる。

Oh, ミスター、早いじゃないですか。レストラン、いかがでしたか?

あぁ、ありがとう、美味しかったよ。

さらりと返事を返したつもりだが、表情の薄い疲れを読み取られたか、、

また、明日違うレストランを紹介しますよと、気遣いの返事を返してくれた。

確かに、一気にエネルギーを使いすぎた。己が力量の、ギリギリラインだったかもしれない。

しかし、アジアの夜の醍醐味とはこういうもので、ついつい冒険をしてしまう軽い中毒症なのかもしれない。

気を静め、この後どうするか落ち着いて考える間、ホテルのラウンジで強めのウイスキーを一杯飲んだ。

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そして、答えを出した。

リ・べ・ン・ジ、だッ。

再突撃を決意して、よーし、

このまま、明日の朝を迎えるわけにはいかない。

まだ、モテていないのだ。

再度、ロビーに戻って、ポーター君に2ドル握らせて、

この後、もう少し飲みたいんだ。

日本人が良く行く繁華街まで、タクシーを一台頼むよ。

イエッ、サー。

ロビーのソファーに腰かけていると、ほどなくして、ポーター君が、タクシーの用意が出来ましたと告げてくれる。

ミスター、ベトナム美人が揃ったカラオケクラブに行くように伝えておきましたよと、タクシーの後ろの席のドアを開けてくれた。

ほー、なるほど、ビロ〜ん。(鼻の下が伸びる効果音です)

最初から、この選択にすべきだったかと苦笑いしていると、ブーン、タクシーはスムースに発進して行った。

読者諸氏、お判りいただけたであろうか。

やはり、海外のタクシーはさまざまな力量を教えてくれるアイテムマシーンなのだ。

是非とも、それぞれの力量の範疇で楽しんでいただきたい。

追記しておきたいが、

ベトナム・ファーストナイトの後半戦の方は、

数件のカラオケクラブをはしごして、結構楽しく盛り上がった。

日本語を上手に話すハノイ美人に即席日本語レッスンで鼻の下を伸ばし切って、がぶ飲み開始。

気が付けば、財布が空になったことろでお開きになったが、耳は「またねー。愛してるー。」とアオザイガールの黄色い声を記憶している。

そして、お次は、ホーチミン。

仕事を早々に済ませて、よーし、勝負だ。

もちろん、ハノイでの経験が総合力を格段に上げているはずだ。

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待ってろよ、ホーチミン・カラオケ。

でも、ちょっと財布の方が心配です。



おまけ☟

さっき、紹介したロシアのやつね。↓
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海外事情、美人に遭遇、ロシア第一報〜第四報






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posted by ccamidacs at 20:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年05月28日

【最終報】衝撃事件簿、ベトナムのタクシー


タクシーの思い出情報を書こうと思い第1回はベトナムにフォーカスを当ててみた。

記憶と言うものは面白い糸で繋がっているらしく、よけいな記憶がどんどんと出てきてしまう。

おかげで、本題のタクシーの話は4割程度しか記述していないのではあるまいか。

ま、自身は、若き日に憧れたベトナムの話を思い出せたし、何より友達が見せてくれた激烈に熱い一枚の写真に魂を奮い立たせたあの日の事を思い出せたので満足であったが、読者諸氏には無駄話が多かったかもしれない。

今でも、ドクンと脈打つ鮮明な記憶というものは時を超える力を持っている。

まあ、思い出に浸るのはこのぐらいにしておこうか。

その内、番外編でシンガポールの話なんかもお伝えすることがあるかもしれない。フフフふ。

さて、再出発したタクシーは割と幅広の道を10分、15分と走り飛ばし、右に折れて橋の様なものを渡った記憶がある。

そこから少しジグザグ運転で、裏通りのその裏へやって来た。

ここからは、もう表通りの明かりや喧騒は全く感じ取ることができない秘密のエリアだ。

こうなっては、この左の運転手が箆棒(べらぼう)に悪いやつじゃないことを祈るばかりだ。

さっきの電話を境に確実に変貌している運転手。なんだこの余裕感は、、

そうこう思考を巡らせていると、タクシーが徐行運転に変わった。

時速10Km程にペースダウン。

着いたのか。

己が記憶に問いかけた。普通、カラオケ屋と言えば、華やかな、それでいてケバケバしい、どこから見てもそれと分かる、、

こんな感じだろ、☟☟☟

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(あくまでもイメージね。)

なのに、どうしたここは、めっちゃ暗いし、

あ、運転手がまた電話を手に持った。

きっと、到着の電話だ。タクシーはほぼ止まりかけている。

距離、およそ20m、左手側前方、ほんのりと、ピンクとブルーのネオンが見える。

それも、ポツン、と一軒だけだ。

あの店は、一体誰のために存在しているのか、、

イメージは、こんな感じ☟☟☟

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実際は、路地の奥、玄関が少し奥まっており、店先に車が2台ほど止められるスペースがありる。おまけに、この駐車スペースの上は屋根付きで、極めて玄関が見えにくい。

ギョワッチ、

危険!、ビーブー、ビーブー、違和感センサーが唸りを上げて、退却命令を掛けてくる。

分かっている。

こっちも、それなりの場数を踏んでいる。こんな店に入ったら最後、穴の毛まで抜かれて、裸でポイッだ。

しかし、こちらも、どうしようもない。

タクシーの助手席でシートベルトにしっかりと体をホールドされている。

まして、連呼して、カラオケに連れてけって言ったのは私自身だ。

ドライバーは粘り強く、ここまで連れて来てくれただけだ。

だが、あの入り口は間違いなくブラックホールだ。

わぁおッ、誰か見せから出て来た。

小走りで、車に歩み寄る。

運転手には一瞥(いちべつ)をくれただけで、車の右側、そう、私側に直接近寄って来た。

とりあえず、ガラスを下ろして、ヨッ、っと挨拶する。

緊張の一瞬だ!

ギョーッ、凄いやつだ。

正に、この方にクリソツ、

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そう、総合格闘家の、神の子KIDですよ。

ベトナム、ハノイの路地裏で、私のタクシーの窓越しに話しているのは、KIDッ。

でも、どちらかと言えば、

こちらの、KIDさんの方がクリソツ、

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なあ、兄さん、一杯飲んでってよ。

女の子、いっぱいいるからさぁ。

なるほど、どんな風貌でも、客に接する言葉は万国共通なんだと変なことに感心したが、

心臓は、バクバク状態を通り超えて、アップアップ状態。

何やら、そこら中がジンジンするぜ、、

運ちゃん、バックや、バックギア入れて、踏み込むんやー、って、

心の中で叫んだけど、無理。

彼らは一蓮托生。

今や、袋のネズミ状態。

さあ、考えろ、俺。

この状態から、どうやったら、明るく街行く人の足音の聞こえる安全地帯まで引き返す事が出来るのか、、

しかし、人間面白い。もし、ここで怖いもの見たさの突撃調査で一杯飲めば、一生の思い出になること間違いないゾと誘惑して来るもう一人の自分も存在しているのだ。

いや、あかん。今回ばかりは度を超えている。

帰還作戦を遂行せねば、、

分かった、明日来る。

とっさに、口から出た言葉だ。

店の方を指さして、あれはどう考えてもジャパニーズカラオケじゃない。

あの怪しいお店は、何屋さんやねん?

左手は、ダッシュボードを握りしめ、右肘は開いた窓の枠の上にカッコをつけて乗せてある。

鼻を指で少しこすりながら、Tomorrowだ。

もうここは、英語をバッツんばっつん、たたみかけるしか技が無い。

Tommorow、promise、come backだ、OK、mate!

さっと、ポケットに入っていたUS1ドル札を数枚、彼に握らせた。

同時に、ドライバー、レッツゴーだ!!!

NEXT!!!(次ッ!!!)

勢いというのは、時に役に立つ。

特段、次の予定などない。勢いのみであった。

しかし、ドライバー君は、エンジンをかけて、ギアーを入れて発進してくれたのだ。

しばらく、黙った。

心臓が、大きくドキドキするのを待って、

Thank you.

ドライバーに礼を言ったベトナム・ファーストナイトはネオン街だった。



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posted by ccamidacs at 08:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年05月26日

衝撃事件簿、ベトナムのタクシー、(落ち着け報)

いろんな国の、いろんなタクシーに乗ってきた私だが、今回の驚きは一線を越えている。

日本人のビジネスマンが大挙押し寄せているベトナムのタクシーで、運転手からカラオケを知りませんと聞くことになるとは、時代が変わってしまったのか。

自分の首がこんなにも素早く反応するのかと思うほど、瞬間的に、左の運転手を見て、

知らんって、どういう事。

分かるやろ? カラオケや、カラオケ。

不意打ちで驚かされた時、なぜか口をついて出てくる言語は関西弁。

理由は分からないのだが。

いや、待て、待て。落ち着こう。

karaoke、の発音が悪かったのかもしれない。ゆっくり、発音だ。

兄ちゃん、こっち見てくれ。な、俺の口元を見よ! 

カ、ラ、オ、ケ

分かったか。

今や、オックスフォードの英英辞書にも単語として認定されている、”KARAOKE”。

世界の共通語だろう。

”ドラゴンボール”とほぼ同等レベルな単語だ。

こら、冗談だろ。何をニコついている。笑っている場合ではない。

こっちは真剣なんだ。

分かるか、今夜は最初で最後のファーストナイトなんやからね。

頼むよ、ドライバー君。

君がここで立ち往生していては夜が始まらないんだぞ。

どっかにあるやろ、ジャパニーズカラオケや。

あかん、こいつも汗かきだしているぞ。完全にパニックモーメントな顔つきだ。

チョット、そこら辺に止めよ! きっぱりと命令形だ。

お互い、ちょっと冷静になって考えよ。

まず、もう一度聞く。

DO YOU SPEAK JAPANESE ?

いや、違うー、

NO,NO, English?

お、落ち着け、俺。

自分の方が間違ってどうする。バカにされて突っ込まれるぞ。

もう一度だ。Do you speak English?

運ちゃんは、当然、YES、Where you go?

また、それか。

やっぱり、最初に感じた違和感は当たっていた。

こいつは、きっとこれぐらいしか分からないレベルの英語の使い手だ。

チョット、無駄な時間を使ってしまったか。

しかも、既にタクシーを結構走らせているから、もうどの辺りか分からない。

今更、引き返せもしない。

今度は、運ちゃんが聞いてきた。一応英語だ。

どうしたいんだ、お客さん? Karaokeがどうしたって?

アホか、日本人のビジネスマンが1人でタクシーに乗って、キーワード「カラオケ」って車内で連呼しているんだッ。

誰が、君とデュエットしたいと頼むんだッ、

答えは一つじゃないか。

カラオケクラブ(=日本ならキャバクラってとこかな)に行きたいんだッ。

んー、ちょっと待てよ。そう言えば、以前他の国へ行ったとき、カラオケ屋の看板にKTVってあったな、、、

店の呼び名が違うのか、、

車を路肩に止めて、野郎が二人、車内で見つめ合って押し問答。

気の短い運転手なら確実に放り出されているが、この運転手は違う。

粘るタイプのベトナムマンだ。

ゴソゴソ、運転手が肩越しに掛けているショルダーバッグから何かを取り出すようだ。

なんだ、いきなりズドンはやめてくれよ。

確かに、無節操にカラオケって連呼したけど、

なあ、ちょっと、

さッ、

キャーッ、

電話するわ。

何です?

どうやら自分の英語力に限界を感じたのか、知り合いに電話を掛けるらしい。

このパターン。英語の分かるやつが出て来て親切に通訳していくれるってわけはない。

大概の場合が、怪しいところへ連れていかれるパターンだ。

&%$#、、$#$%&’x~T~x、

もちろん、ベトナム語だ。

OKだ、ミスター。

カラオケが分かった。行こう。

へッ、分かったの? 本当なの?

今度は、こちらが不安になって、聞いてしまった。

Where(ウェア−) you(ユー) go(ゴー)? 

先程まで汗を掻いていた彼とはまるで別人だ。

その姿は、自信に満ちて、既に、プロのそれになっている。

一気にグーンと加速する彼の愛車は緑のタクシー。

その雰囲気に呑まれるように無言で従うこちらは嵐の予感。

えーい、こちらも腹を括って、鬼が出るか蛇が出るか、

確認させてもらおうじゃないか。

つづく、、

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おまけ1、

通常、営業系ビジネスマンの嗜みとして、初めて訪れる海外の街では、繁華街の調査は必要不可欠な行動だ。

今後、この情報如何によって、大型契約に結び付く可能性のある接待の質と言うものに大きく影響するからかなり重要度が高い。この点、世のご婦人方には是非ともその辺りのことに寛容的なご理解を賜りたいものである。

おまけ2、

遂に、夢に見て恋焦がれたベトナムの地で、ファーストナイトを迎えることになった私、タクシーの運ちゃんとはひと悶着あったが、目的地はもうスグだ。落ち着け〜、

でも、なんか、ちょっと、暗くないか、この路地通り、、

ん、

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posted by ccamidacs at 17:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2020年05月24日

衝撃事件簿、ベトナムのタクシー、(どこ行くの報)

ホテルの前で流しのタクシーに乗り込んだ私、念のため運転手にレストランまでと告げた後、続けざまに、そのレストランは有名かと聞いてみた。

運転手は、ゆっくりと車を前進させながら、これまた、ゆっくりと頷き運転に集中した。

ん、こちらの言ったことが分かったのだろうか。

今の感じ、英語を理解したとは思えない素振りだ。

まあ、ローカルタクシーで英語力を求める方がおかしいはずだ。

とにかく、前に進んでいる、良しとしておこう。

しかし、このどこへ向かっているのか、さっぱり分からないと言うのはスリルがあってなかなかに楽しい。

ポーター君が告げたお勧めレストランは遠いのか近いのか。はたまた騙されて別のぼったくりレストランに連れていかれるのだろうか、、

鬼が出るか、蛇が出るか。

いやいや、まだそんなレベルじゃないか、宵の口だ。

今のところ、吉と出るか凶と出るかぐらいのもんだろう。

そんな不安もよそに、ものの5〜6分で到着したようで、飲食店が数件並んだ通りに止まって、あの店だと指で差して教えてくれた。

何だ、親切じゃないか。顔に笑顔はまったく無いが、まずまずまじめなベテランドライバーってとこか。

よし、これなら使えるかもな。タクシー代を清算しながら聞いてみた。

Do you want to work tonight? I need a taxi.

どうだ、英語が分かるのか?

….

無理だったようだ。

ま、仕方ない。

Never mind. Than you. と、英語の分からない彼にお礼を告げて気持ちをレストランの方に集中させた。

ちなみにだが、上記のような状況下で運転手に今晩また運転してほしいと頼むとき、

間違っても、

Are you free tonight? とは尋ねないよう初心者は注意してほしい。

それでも、通じるだろうが、

英語達者な奴なら、俺はそっちの気はないぜッ、って笑われるかもしれないからだ。

↑実際、このジョークをかまされたことがあったからね。いや、友達の話だが、ホントだって。

さて、到着したレストランは、古い大きな住宅を改装したような内装で、外国人客もそこそこいたから安心して注文できた。

ウエイトレスのハノイガールも英語で特段困ることなく丁寧に接客してくれたし、お勧めの揚げ物料理とパンの様な食い物(こちらも揚げてあった)を注文し、締めにフォーをお願いしておいた。

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もちろん、ビールはベトナムビールを注文した。

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ビールは、緑のラベルが印象的だったこのサイゴンビアーだったと思う。

(どこへやったか、自分で写したも写真がどうしても見つからないから。サンプル写真をお借りしました。)

初めての本場ベトナム料理だったが、味はどれも合格点だった。

ただ、どれもこれもパクチーが大量に入っているので苦手な諸氏にはきついだろう。

ま、それも旅の楽しみと考えれば何とかなる。

こちら、酒に関しては、それほど強くない。ビールを2本も飲めばほろ酔い気分になれる口だ。

よーし、お腹もふくれた事だし、チェックだ。

しっかりと最後まで面倒見てくれたハノイガールに3ドルほどのチップを店の会計とは別に手渡してレストランを後にした。

時計を見ると、まだ夕刻。少し散策してみることにした。

ホテルからも車で5、6分のところだ、問題ないだろう。

勿論、外へ飛び出す時はガイドブックの様な野暮なものは持たない主義だ。

まあ、それでも最悪の最悪を考えて、ホテルカード(住所が載っている)だけは財布に忍ばせてある。

夕暮れの、街の明かりが灯り出すハノイ、見るものすべてが新鮮だった。

一階の玄関先で商売を営んでいる店がズラリと並んでいた。たぶん、奥の間、2階が住宅を兼ねている店舗型住宅の密集エリアなのだろう。みんな店じまいをしている光景だ。

確かに、アジアではよく見かける光景だ。地方部に行くと工場なんかで働く人が多いが、街中にはそれが無いから生活必需品関係の店を営むことが多くなるのだろう。

日本なら、夕暮れの商店街と言ったところか。

ここで、気が付いたのは、店先でみんなが集まって食事を始めたことだ。

あまり、ジロジロ見るのも失礼だが、横目で見た限りでは5〜6人ぐらいで集まり、小さなテーブルに小さな腰掛けで夕食を取る準備をしている。家族同士ではなく、ご近所さん同士って感じだった。

なかなか風情のあるシーンで、少し昔の日本を思い出した。

しかし、そんなゆっくりとした時間の流れを感じていたのも束の間、向かいから数人の制服姿が忍び寄る。

なるほど、あれが公安警察だな、きっと。ガイドブックに載っていた奴らだ。

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まだ、何も悪いことはしていない。タバコだって吸っていない。しかし、こちらは、赤ら顔の日本人が独りでぶら〜り、ぶらり。いつ何時、難癖をつけられても文句の言えない状態だ。

距離が縮む、テクテクテク、すれ違いざま、

彼らが横を通り抜けようとするその瞬間、

抑えきれない衝動と、冒険心に火がついてしまうのか、ネタが欲しいのか、、

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敬礼してしまった。

気付かれたと思う。

しかし、足のピッチを上げて、すたこらサッサ。

後頭部に、多少の視線を感じたけれど、別にこれも悪いことをしたわけじゃない。

チョット、心臓ドキドキしましたが。

そんなこんなで、次の交差点まで進んでくると、

おやおやんッ、今度はヘルメットに制服姿だ。

おっと、これはいかんぞ、軍人さんだ。

それも、肩には機関銃。

これに、おちゃらけて敬礼して、ズドンと行かれたら洒落にならん。

ここは、素通りだ。

しかし、何かやってみたいという恐ろしい衝動が込上げる。ダメダメ。

そうこうしていると、ホテルの近くまで戻っていることに気が付いて、やっぱりスグ近くだったのね。

OK、それなら、一旦部屋へ戻って臨戦態勢を整えてとも考えたが、今夜は単独行動だ。特段その必要もない。

このまま、突撃だ。

夢にまで見た、ベトナム・ハノイ。十数年越しのモテ期が今夜俺の手に、、フフフッ。

よし、タクシーだ。

ここは、ホテルに目と鼻の先の割と大きめの交差点。

どの角で待てば、って、どこでも同じだ。初心者じゃあるまいに。

右手を上げた。数台が無視して通り過ぎていく中、

反対側から、無理やりUターンして興味を示してくれた緑色のタクシー運ちゃんが、キーッと車を止めた。

Mr.(=やはミスターと言われた)。Taxi?

そうだ。

ただ、ちょっと待てまて。今回は、流石に英語ができることを確認しておねば如何ともしがたい。

こちとら、全く街の様子を知らない、ド素人。ハノイ・ファーストナイトの浮かれポンチだ。

OK, Mr Driver. Do you speak English?

ドライバー君は、Yesと大きく頷いて、Where you go?

チョット、怪しいなあ、どうする、、

ま、若くて、まじめそうだ。

何を根拠に「まじめそう」と思ったのかは分からないが、たぶんいつも当たらないカンだ。

Ok, 君に決定! 

独りでつぶやいて、彼の隣、助手席に乗り込んだ。

Let’s go! go,go.

こちらのハイテンションの理由を知ってか知らずか、とにかく、彼も OK, go,go と応じてくれた。

Mr. ミスター、お客さん、ところで、どちらまで?

おっと、こりゃ失礼、カラオケ、カラオッケ、Karaokeだよ。

ん、

Do you know Japanese Karaoke?

いや、知らんけど。

えー、、、ッって、

あかんやんッ、

つづく、、





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2020年05月22日

衝撃事件簿、ベトナムのタクシー、(チェックイン報)

ベトナム・ハノイ。

心の中で小さく復唱するだけで、グッと盛り上がる今回の出張。

ホテルのロビーでアオザイガールにおしぼりをもらった瞬間に、鼓動のピッチがドンッ↑、120%にヒートアップしている。

クー、今回だけは自ら仕込んだハノイ経由の出張計画を褒めてやりたい。

チェックインはスムースに進み、Enjoy your stay! とフロントレディーに笑顔で声を掛けられスマートキーを手渡された。

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タクシーの運転手からスーツケースをバトンタッチしたポーター君が、私がお手伝いしますとキーを私から受け取りエレベーターの方へ案内してくれる。

まずまずしっかりした接客スタイルじゃないか。良いぞ。

今回は、初めてのハノイと言うこともあり、様子見がてら4つ星(☆☆☆☆)クラスのホテルを予約しておいた。

海外のホテル、特に東南アジアのホテルは、値段の割に余裕たっぷりの大っきな部屋で、シングルで宿泊しても通常はツイン部屋のシングルユースかクイーンかキングサイズのベッドが付いてくることがほとんどだ。

ちなみに、4つ星(☆☆☆☆)クラスで7,000〜10,000円前後、5つ星(☆☆☆☆☆)クラスでも15,000円が一泊の相場感だ。←ただ、シンガポールだけは除きますよ(高いッ)。

これは、日本のホテル事情と大きく違うところで、海外出張の楽しみの一つなのは間違いない。

ポーター君に、一通りの部屋の説明を受け、さてチップ。

日本人は、このチップを渡すという機会が少ないから、どのくらいがベストか、またどのタイミングで渡すのが良いか悩むことが多いだろう。

私とて、誰かにチップの渡し方など手解きしてもらったことはない。我流中の我流だ。

だが、場数はかなり踏んでいる。

私の流儀は、スマートに渡すというよりも実益を兼ねて露骨に渡すことを必殺技と楽しんでいる。

例えば、こんな感じだ。

ポーター君にドアを開けてもらい、いざ部屋中へ。

ポーター君が部屋やセキュリティーボックスの使い方を説明してくれる。この間、真剣に向き合って説明を聞き、必ず話の途中で、ゴソゴソと財布を取り出すのが私のルーティーン。

国によって違いはあるが、ベトナムの場合はUSドルで構わないだろう。成田空港でUS1ドル紙幣をがっつりと用意してきたのはこのチップの為だ。

ベトナムの平均月収が2万円〜2.5万円ぐらいと聞いていたので、1日1,000円ぐらいの日当計算だ。

この数字、きっとフルタイムだろうから、パート、アルバイトになれば確実にもっと低いはずだ。

時給にすると75円〜120円ぐらいじゃなかろうか。

今回のポーター君は、かなり若く大学生ぐらいの年齢だからアルバイト君だろう。

ここで、USドルの登場だ。

数枚を財布から引き出して、1、2、3、4、5と数える。

ポーター君は頑張って部屋の説明を続けてくれている。

と言って、部屋の説明などそんなにたくさんあるわけじゃない。

あッという間に、説明は終わる。

そして、チラリッ、彼は私の手元に視線を流し見た。

Mr. (=やはりミスター)何かありましたらお声がけください。ルームサービスの番号は、001番です。

他に、何かご用はありますか? ポーター君との駆け引きタイムだ。

間違いなく、ポータ君は私のカウントを5まで目視していたはずだ。

私は、ありがとう。今は、特に何もないよと返事する。

もう一度、礼を言う”ありがとう”、じゃ、何かあったら001番だね。

右手で作った電話の形を耳に持って行くのと同時に、左手でUS3ドルを彼に手渡した。

ポーター君は、何だ5枚じゃないのかと思いながらも、折りたたまれたUS1ドルx3枚を握り込み、礼を言いながらドアの方へ。

一呼吸おいて、あ、そうだ。

この後、タクシーに乗りたいんだけど、それも流しのタクシーを捕まえたいが、どの辺りで待てばいい。

ポーター君は、タクシーなら表通りで捕まえられますが、流しはやめた方がいいですよ。ホテル前のタクシーはメーターで行きますからそちらを利用してくださいと丁寧に勧めてくれる。

OKだ。

そこは、一応了解という返事を返して、残りの2ドルを追加で渡す。

ギュン、彼の股間が一瞬唸りを上げたに違いない。

驚きの様子のポーター君を、笑顔と追加の”Thank you”でドアへ誘(いざな)い丁寧に送り出してやった。

少し書き加えるが、チップのUS5ドル。一般客としてはまずまずの方だろう。彼の日当が良くて1,000円程なので、既に4時間分を超えるチップの値段だ。

ま、これは私の経験則と作戦で、この後、十分に価値のあるUS5ドルになると信じている。

ポーターやルームサービス達の控室に戻った彼は、きっと仲の良い同僚たちと情報交換をしているはず。←これは、本当です。実際に聞き取り調査済みですから。

すると、他のサービスの面々も期待膨らむサービスを献身的にしてくれるのだ。もちろん、ベッドメイキングのチップ(枕銭)も少しはずみます。分かりやすいのは、Complimentary(無料の)waterが多かったり、夕方にもエクストラベッドメイキングをしてくれたり、新聞や雑誌の追加配達なんかもやってくれるのです。

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改めて部屋の中を眺めてみると十分な大きさと清潔感だ。

フライト時間もたかだか知れていたし特段疲れてはいなかったが、外出する前に着替えをしたかったのでクイックシャワーでリフレッシュ。ラフなポロシャツ姿に変身してしばし休息。

とりあえずスーツケースから必要なものを取り出して、今夜の外出プランを考えた。

まずは、ビールと美味しいベトナム料理。それから、繁華街へ繰り出してみようか。

いつものパターンだ。

ビジネスマンの海外出張一人旅。そうそう行動パターンが変わるわけもない。

ただし、今夜は、ベトナムファーストナイトだ。

普段は付けない空港で買ったコロンを振りかけ、シュッ、シュッ、

わッ、ぺ、ちょっと口に入った。

慣れないことはするもんじゃないな、でもまあ、これで良し。

エレベーターに乗り込んで、正面のデカイ鏡に映る自分の姿に、もう少しこう、腹が凹んで、顔がブラッドピットみたいだったらなあ、、

ま、それがそうなら、今ここで出張なんてしてないなと、己を取り戻し、

チーン。

おっと、一階へ到着したようだ。

右と左を確認するように出口を探っていると、先程のポーター君が目敏く私を見つけて駆け足でスキップモード。

Mr. going out? Taxi? と、

丁寧に聞いてくれる。

そうだ。さっきも言ったように、ホテルのタクシーじゃない。表通りのタクシーを一台止めてくれ。

それと、その彼に近くのにベトナム料理店まで行くように伝えてくれないか。

私としては、まだ陽が明るいうちに一度流しのタクシーの質を確かめておきたかったのだ。

明るいい内から、どこかへ連行されることもあるまいと考えた作戦だ。

ホテルの敷地を横切って、交差点の反対側へ渡り、行先がレストランの方へ向くようにタクシーを止めてくれたポーター君。

ほー、気が利くじゃないか。流石に5ドルの先制パンチが物を言ったらしい。

ミスター、運転手にお勧めのレストランへ行くように頼んでおきました。

Have a good evening!

ありがとう。

彼の気の利いたサービスに喜んで、今度は、運転手にレストランまでと再度告げたところで、

O、K、、Mr. 、、

ん?、何やら一物抱えたような返事だが、、

つづく、、









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2020年05月20日

衝撃事件簿、ベトナムのタクシー、(到着報)

今回のベトナム行きは、少し変則だった。

まず、ホーチミン行きが決まり。事前学習でグッと盛り上がった己が記憶のせいでハノイをプラスして、ややこしくしてしまった。

元々は、タイ・バンコクでの仕事が入っており一週間ほど行く予定があったのだ。

そこへホーチミンを入れてハノイも加わったから、構想自体を練り直す羽目になってしまった。タイの予定を見直して、割愛して、削り落としてと、、

おー、バンコクの1週間の予定が3日になった。凄い調整力だ。

バンコクの用事(仕事)がこんなにも不要不急であったことに恐れ入ったが、まあ良い。

結果、ハノイから入り、一旦タイ・バンコクへ出国して仕事をこなし、3日後にホーチミンへ戻るというプランに落ち着いたのだった。

当初、JALのブーメラン・チケット(日本⇒A国⇒B国⇒日本、こんな名前のチケットがあったはず)を考えたが、これだと上手く日程調整できず、日本⇔ベトナム(ハノイin、ホーチミンout)、ベトナム⇔タイ(ハノイout、ホーチミンin)、の二つの国際線チケットを利用することにした。

これは、なかなか面白い調整だったのを記憶している。

我ながら変わった性格だと思うが、出張計画で少々手間のかかる異動や複雑な手配に、股間がキュンとするタイプなのだ。

あ、思い出した。

これまた、昔の話だが、オーストラリアから帰国するときに、とても長い時間のかかるチケットを買った記憶がある。

西オーストラリア(パース)→ エアーズロック→ アリススプリングス→ ケアンズ→ グアム→ 成田→ 関空、凄い経由便で、合計30時間近く掛けてぶつぶつ言いながら楽しく帰国したこともあった。

さ、本題へ戻ろう。

ハノイの空港では、空港に待ち並ぶタクシーを利用したため、それほどの問題は無かった。

英語も少し通じて助かった。

これなら情報収集には問題がなさそうだ。

タクシーに乗り込むや否や、

Mr(ミスター)、どちらまで。

大体、ビジネスマンが単身でタクシーに乗り込むと、ミスターかボスみたいな呼び方で話しかけられる。

少し日本語の出来るやつに当たると、社長どちらまでとなるのはアジア特有のタクシー文化と言って良いだろう。

当然、お互い名前を知らないわけだからそれで良い。

反対に、Nice to meet you. What’s your name? なんて聞かれたら驚いてしまう。

ま、そんな状況に未だかつてどの国に行っても経験したことはありませんが、、

とりあえず、ホテル名を告げ、Thank you. よろしく。

しばらくは、タクシーから外の景色を眺めて、あぁ、これがベトナムかあ〜、

ここまで長かったなと、あの日の衝撃的なキュート美人な写真を思い返して、

Hello, Hello, 運ちゃん、

ちょっと聞きたいことがあるんだが、、

ベトナムと言えば、最近、経済発展が目覚ましいが調子はどうだい?

流石に、頭の中では美人なベトナム女性にモテまくっている自分を想像しているが、

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そこは私もインターナショナルなジャパニーズ・ビジネスマンだ。

スグに色物の話はマナー違反だ。

タクシーでの会話と言えどもそれなりに礼儀と言うものが存在する。

問いかけを受けた、運ちゃんドライバー、

一瞬だが、チラッとバックミラー越しにこちらを確認して来た。

たぶん、値踏みだろう。

こいつ、何人だ、ん、

英語で話しかけて来るぞ。

そんな、自問自答のチラ見だったに違いない。

Where are you from ミスター?

今度は、がっつりと少し笑顔を混ぜてバックミラー越しに聞いてきた。

日本人だ。

それも、初めてのベトナムだ。この国については、あまり詳しく知らないから、ちょっと教えてくれよ。

これは私の作戦の一つだ。

あえて、初めてだと名乗りを上げて、おやおやッん、と興味を持たせる、ちょっと危険な裏技なのだ。

空港に陣取っているタクシーの運転手は、十中八九、擦れている。

たくさんの我儘な客に叩き上げられていると言っても過言ではあるまい。

そんな、奴らの心を擽(くすぐ)り、生で有益な情報を得ようとするには、それなりのエサが必要だ。

Do you somke?

当時はまだ喫煙者だった私は、コミュニケーションアイテムとしていつも未開封のマイルドセブンを胸のポケットに入れていた。

煙草を吸う奴なら本人に、吸わないなら友達にと言って、一パック、未開封のそれを差し出すことにしていた。

これは効く。

もらった運転手は、間違いなく顔がほころび振り向いて礼を言ってくれる。

おいおい、前を見なさいッ、危ないだろ。

このやり取りで会話に弾みの出てくる奴は、かなり場数を踏んだベテランドライバーが多い。

ところで、ベトナムの調子はどうだい?

まあまあってところですぜ、旦那。

分かるのだ、彼は同じ単語、“MR” と発しているが、その声のトーンが間違いなく「旦那〜」と私を上客と認めた感を音に含めているのだ。

運転手は、最近日本のビジネスマンがたくさん来ている事、生活が良くなってきた事、ただ、公安警察には賄賂を払わないといけない事などを教えてくれた。

でも、俺たちは、もっと日本人に来て欲しいと願っているんだ。

友達をたくさん連れて来てくれと饒舌に語ってくれた。

タクシー運転手の会話から想像するに、ハノイの景気は良さそうだと理解できた頃に、

キーッ!

ボス、着きましたぜ。

上出来だ。

多めのチップを渡して精算を済ませ、会話が楽しかったよ。マイルドセブン楽しんでくれよと声を掛けると、

素早く運転席を飛び出してスーツケースを取り出してくれた。

その光景を見いて慌てたホテルのポーターが、俺がやりますとドライバーからスーツケースを取り上げて、どうぞこちらへとチェックインカウンターまで招き入れてくれた。

運ちゃんは、少し名残惜しそうに、何度かタバコとチップの礼を言い、何かあったら電話してくれと携帯電話番号の載った汚れたタクシーカードを手渡してくれた。

既に、ホテルのロビー内に足を踏み入れての出来事だから、ポーターは少し迷惑そうな顔で、後は俺に任せろと目配せをしていた。

勿論、ここは既にポーターのテリトリーだ。

この後のサービス如何よって、チップの額が変動するのだから真剣そのものだ。

チェックインカウンターに到着するや否や、かわいいアオザイガールが笑顔のウエルカムドリンクをサービスしてくれた。

ひんやりとしたおしぼりも付けてくれて、どうぞと手渡してくれる。

いかん、俺は、既にモテている。

出発前、鮮明に蘇らせた己が記憶に、アオザイガールがオーバーラップしてきた。

つづく、、

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2020年05月18日

衝撃事件簿、ベトナムのタクシー(前半報)


今回の投稿、書くにあたって少しタイトルに悩んだ。

各国のタクシー事情の違いを書くなら”海外事情”でお伝えすれば良いのだが、

今回の報告内容はタクシー体験一件一件の細かい報告だから、やはり、事件簿で報告したいと考えた。

海外出張先では新鮮で生の情報を仕入れる必要から現地の古そうな車体のローカルタクシーに好んで飛び乗ることにしている。だから、その分何かとアクシデントに見舞われる事が多くなる。

そのアクシデントの一件ずつを報告するのだから、やはりここは”衝撃事件簿”で書き進めることにするとの結論に達した。

諸氏にとってはどうでも良い事だが、これが決まらないといちいち筆が止まるややこしい性格なのでご勘弁願いたい。

さて、晴れてタイトルが決まったところで、さあ、出発だ。

んーと、

あの時のストーリー、このときの珍事件、確実に連れていかれると思ったあの話、どれにするかな、、

よーし、初回はベトナムあたりの話から入る事にしょう。

始まりはじまり、

その年、私は既に二十回近くの海外出張をこなし、次はタイか韓国かと予定をしていたところへ国内営業先の方からのお誘いでベトナム行きが急遽決定したのだった。

お誘いいただいたそのお方はベトナムのホーチミンで事業をされているとのことだったので、さっそくホーチミン行きのチケットの手続きに入った。

おっと、その前に、タイ行きのオープンチケットの予約を別日に変えて、韓国行きはキャンセルを同時進行でしておいた。

年間、30回程の海外出張をこなすとなると、月平均2〜3回となり、出張中に次の出張の予約や手配をすることになる。

ホーチミン行きのチケットはすぐに手配できたしホテルも問題なく取れた。

うーん、出発まで5日程ある。何か情報が欲しいなと本屋へ行って、とりあえず「地球の歩き方」と「指さし会話帳ベトナム」を仕入れて喫茶店で猛勉強した。

なるほど、ハノイも楽しそうだ。

速攻で、チケットの予約変更をかけて、ハノイ経由でホーチミンに入ることにした。

これまで、アジアを歴訪している私であったが、なぜかベトナムには縁が無く今回が初めてということでとても興奮していた。

実は、これまでにも何度かベトナムへ行くチャンスはあったが、キャンセルにったり行先が変更になったりと縁遠かったのだ。

ちなみに、一番古くは、前回まで報告していたニュージーランド滞在からの帰り道、ベトナムで仕事があるんだけどと誘われたのが最初だった。

ただ、その時は、2000年になる前の話で今から25年ほど前の事だ。

当時、ベトナムのビジネスビザを取得するにはかなり手間がかかった。まず、香港へ入国してパスポートを業者に15日間も預けなければならないらしく、その間はじっとしていてくれとの条件(指令?)だった。

正直、かなりビビっていたのを思い出す。

香港へは一度行った経験があったが、2泊3日の観光パック旅行だ。

だが、今回はレベルが違う。

ニュージーランドを出国後、到着する香港で全く面識のない業者に、命の次に大事なパスポートを15日間預けろって、かなり冒険チックだ。

頭の中では、ジャッキーチェンのポリスストーリーみたいなドタバタ展開になるのかも想像していた程だ。

かなり悩んだ末、結局その会社に疑念が生じてしまいその仕事はご辞退申し上げた。

しかし、当時は何事もエイッ、ヤー的なオペレーションが多かったから、今から思えば当たり前だったのかもしれない。だが、流石に当時の低い経験値では躊躇いがあったし、選択は正しかったと思っている。

でも、かなり後ろ髪を引かれたのも間違いない。

その理由は、アジア放浪男子からのある情報のせいだった。

その当時は、まだ携帯電話も無くネットの普及前。情報交換と言えばもっぱらバックパッカーズでの直接口頭交換が主流だった時代。

そんな、ライブで熱い情報で、今、ベトナムで日本語教師をすれば、間違いなくモテまくるというではないか。教師の資格が無くとも本物の日本人でありさえすれば、問題なくモテるという盛況ぶりだという。

若いとは恐ろしい。話が確実に盛られていることは、誰にでも分かった。

しかし、そんな理性を一瞬にして無力化してしまうほど強烈な一枚の写真を彼は持っていた。

彼曰く、取って置きの写真だというその一枚は、

じゃーん、こんな感じ、

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これで、冷静になれるやつを見たことが無いほど、皆で興奮したものだった。

そんな、思い出のベトナムだ。興奮するなと言う方がどうかしてる。

準備期間の5日間、ベトナムの情報を頭に叩き込む。

不思議だ。こういう時の時間の経過はべらぼうに早い。毎日が楽しいのである。

朝は起きた瞬間から速攻でベトナム行きをイメージトレーニング。コーヒー。

昼食時はベトナム料理店の前を通り過ぎては我慢して、、ダメダメ。

昼から少しサボって本屋でベトナム。フムフム。

午後は、出張計画を念入りにエクセルで作成し。ウホウホ

おっと、もう夕方だ。お先に失礼します。バイバイ

晩飯喰いながら、ハノイ、アオザイ、ホーチミン、、おー妄想がもう極限状態だ。

タクシーの話に到着する前に前半報が終わってしまう。

でも大丈夫。ほら、もうハノイのノイバイ国際空港が眼下に見えている。

到着したら速攻でタクシーに乗ってホテルへ移動するから、ちょっと待っててね。

つづく、、

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2020年05月16日

海外事情、ニュージーランドで覚えたアールグレー(最終報)


大人になってから英語を学ぶ者にとって、英会話の上達が必要不可欠なゴール設定と言ってよいだろう。

中には、文法の達人になりたいというめずらしい方もいらっしゃるかもしれないが、大半の方は英会話力のレベルアップ=ペラペラの仲間入りがしたいが理由で間違いないはずだ。

私も、強いあこがれを持って飛び込んだ英語の世界。だがゴールは遥か先で遠い。

実際に始めて見ると想像以上に時間がかかることに困惑することもしばしばだ。

困惑と書けば少し聞こえは良いが、要はヤメたくなるということだ。

そんな、気持ちを何とか抑え、何とかここまで来たんじゃないか、もう少し続けよう、あと一歩高みを目指そうと、使ってきた高額な投資資金を思い出しては己を鼓舞し続けてきたのだ。

なぜ、踏みとどまれるのか、ヤメないのか。

その理由の一つが、自分より上手い英語の使い手=英語をペラペラと話す奴に出会ってしまうからだ。

今回のホームパーティーでも同じだ。

Emiちゃん、Naoちゃん、二人の英会話力は私よりも2段階は上と見る。

二人のパーティーでの立ち振る舞いを見ていると、余裕すら感じられる。

堂々としていて、表情、手の使い方が実に上手い。

憧れてしまうじゃないかレベルなのだ。

特にEmiちゃんの方は、前の仕事が秘書で目標がフライトアテンダントだけあって、大人って感じのあしらい方がとても上手い。

やはり、こういう刺激を受けるから、よーし、こちらもやってやろうじゃないかと自分自身を鼓舞することができるのだ。

ちなみに、パーティーの途中、二人の英会話力が高いことや、どうすればそんなに上手くなれるのかという質問をすると、〇〇君だって十分上手いよって返事がくる。

しかし、英語学習者は鼻が利く。

特にレベルが低い側は非常なる劣等感があるため、精度抜群の鼻を持っている。

自分の英語力と相手の英語力の力量差をものの数分で見切ってしまうのである。

この英会話力に置ける劣等感はとても繊細で、私風に言うなれば、股間がキュンッとなる瞬間なのだ。

まあ、それも含めて頑張るしかない。キュンキュンさせても何も変わらないのだから。

英会話力とは、手に入れた者だけが上位に立てる弱肉強食の世界。甘え、誤魔化しは一切通らない。

さて、パーティーの続きだが、

Cooking timeを迎えたメインシェフ。キッチンへ一人で向かい大量の食事の下ごしらえを始めた。

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Emiちゃん、Naoちゃんもゲストだからゆっくり歓談でもされていれば良いのだが、そこはほれ、日本人。

何か手伝おうか、の一言を期待したのだった。

えーい、グダグダ言うな、手伝ってほしければ、そう言えばいいだけじゃないか。

何を ”ん” なんて吹き出しを頭の上に出している。

こんな時は、英語で、ほら、助けを求めるフレーズがあったろ、思い出せ。

何だっけ、

Help me.

Help me please.

Somebody please help me.

んー、何か、これだと、

今、暴漢に襲われそうなんです、助けて!って感じかなあ。

ま、間違いではないだろうが、今一スマートじゃないからダメだなあ。

そうだ、思い出したゾ。語学学校の先生に習った取って置きのやつがある。

Anybody〜、 want to learn Japanese cooking today?

ぅわはははー、どうよ。

グッと来ただろう。

勿論、しっかりと通じたらしい。

数人が興味津々。手を上げてキッチンへやて来た。

皆、片手にワインやドリンクを持ちながらだ。

いろいろ聞いてきた。

これは、何だ、何という料理だ、ホー、へーェ。

そして、皆、Thank you, と言いながら、親指で”いいね”しながらリビングへ帰っていった。

待てー、待ってみんなあ、こらーぁ、一人にしないで、誰か話しかけて。

そうなんです、こちらのホームパーティーは、料理持ち寄り、ドリンクBYO*1が基本なので、パーティーではひたすら会話に夢中なのだ。

なんだか、出張シェフ付きケイタリングサービスみたいになってしまって、午後の大半部分は料理だけを作っていた記憶がある。



結局、20数人の外人を手中に収めながら、壊れたレコードプレイヤーの様な繰り返し自己紹介を10人ほどに施して、お礼に対する返答を全員にまとめて投げかけたのが唯一の晴れの舞台だったのだ。

お礼では、皆が口々に、美味しかったよ、流石だ、〇〇君の様なシェアメイトがいてくれたら素晴らしい等々、賛辞に惜しみは無かったが、私の切り返し返答は、

It’s OK. Anytime.

短か。

これだから、英語はやめられない。

たった一言の返事の為に、全身全霊を傾けてそのチャンスをものにする。

やはり、選ばれし真の英会話人になるには途方もない努力が必要なのだろうか。

よーし、今度は30人招待だ。



 

*1、BYO(Bring Your Own)=自分のものを持て来る、レストランで持ち込み可と言う意味


















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2020年05月14日

海外事情、ニュージーランドで覚えたアールグレー、(第四報)

そう、5年前だ。

思い起こせば、どうして英語1だった私が、英語の勉強を始めてしまったのだろうか。

当時、何をどう勘違いしたのか、

実践で使える英語力を身に付けたい!

英語をペラペラに話せる姿に強烈な憧れを抱き、たぶん白昼夢まで見てしまったのだろう。勢いあまって思わず飛び込んでしまった英語の世界。

その白昼夢の中の私は、既に英語がペラペラになっており周りからは羨望の眼差しで見られている自分だった。ああ、気持ちいい。

そう、あの勘違いから5年目を迎えているということなのだ。

一旦始めた英会話の勉強。行けど進めど見えないペラペラゴール。

まさに、英語沼の中へズッポリと嵌まり込み、もがき苦しみ、英語習得に費やす費用だけが鰻登りで上昇していったのだ。(そのもがき苦しみの4年間の話もいずれ書く予定だ。あまりにも高額なので心の準備がいりますから、ちょっと待ってね。)

さ、本題に戻ろう。

EmiちゃんとNaoちゃんとは日本語で話せたおかげであっという間に仲良くなった。なるほど、二人とも結構しっかりと目標を持って英語の勉強をされているようだ。

Emiちゃんは一応フライトアテンダント志望、Naoちゃんはできれば海外で仕事がしたいとのことだった。

ちょっと、お惚けが入っているEmiちゃんの方は外人のパートナーができればそれもゴールの一つとのこと。その場合はフライトアテンダントになる必要はないときっぱり。なかなか明確なセカンドアイデアをお持ちだ。

まあ、私も今日が初対面、どうしてそのような考えになったのかまでは聞き出せなかった。

そんなちょっとディープな自己紹介をしていると、

Hey Guys,

ちょっといいかな。シェアメイトのVivian(ビビアン)が友達を紹介するねと声を掛けてくれた。

Good timing!

ちょうど、会話が途切れたところだった。

こんな時も、レディーファーストなんだろうかと様子を伺っていると、ビビアンが私の腕に自分の腕を回して、彼がlovelyなシェアメイトの〇〇君で、本日のメインシェフだからねッと、私を一番に紹介してくれた。

何を隠そう、私は料理が得意なのだ。このシェアハウスに来てからも既に4〜5回手料理を振舞っている。シェアメイト3人の好みもしっかり分かっており毎回お褒め頂いている腕前だ。

Oh、Wow、Super chef、Very good!!!

紹介されたキウィ達(=ニュー人ランド人全体のあだ名ね)が一様に喜んでいる。

そして、私にキッス付きの挨拶をよこすのだ。

ぶちゅぶちゅ、ぶっちゅーッ、

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私は、かなり狼狽(うろた)えて、手は腰じゃないぞ、肩のあたりに、そっとだ、そっと。

上手くいったかどうかは知らないけれど、まあ、みんな入れ代わり立ち代わりの挨拶、適当な感じでわわわっと済んでしまった。

フー、冷や汗でるぜ。

EmiちゃんやNaoちゃんもそれぞれに挨拶しているが、慣れているのか随分と上手く見える。

やはり、こういうのは女性の方が上手いのかなと少々羨ましい。

諸氏、お判りいただけただろうか。今日のパーティー参加者が結構多いのは、3人のシェアメイトがそれぞれに日本食を御馳走するからいらっしゃいよと招待した結果なのだ。

こちらも、このような英語の勉強の環境づくりが出来るようにと、このシェアハウスを選んだのだから、一応は計画通りだ。

それに、少々人数が多くても何とか対応はできるはずだ。

これまでの経験で、キウィ達は味噌汁が大好きで、具沢山の味噌汁(とん汁のようなもの)を作っておけば、あとは白いご飯があれば満足してくれるのを学んでいたからだ。

まして、今日のメインは、豚の角煮(=”Tender pork with sweet soy sauce” シェアメイトが名付けてくれました。)(翻訳だとBraised Porkになっている)

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(*豚の角煮は、数をごまかしやすい料理だから、パーティーにはお勧めですよ。)

イメージ写真は小皿盛りですが、当日は大皿にドンッと盛り付け、後は、昨夜仕込んでおいた、だし巻き卵や焼きそばがある。ご飯も、白米と手巻き寿司の予定だ。

まあ、これだけあれば、後はちょこちょこってやれば間に合う。

ちなみに、男性シェアメイトのマシュー君はバイクのデザインの仕事をしている。その彼が、今日のパーティー用にと、メニューを本格的なデザインで壁に張り出している。

みんな、気合入りすぎ、バリバリだぜ。

よーし、そろそろお昼の時間だ、料理に取り掛かろうか。

ただ、この家、リビングとキッチンが少々遠いのが難点。

Emiちゃん、Naoちゃん、私はCooking time ねー。

OK、よろしく!!!

ん、?

つづく、、





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posted by ccamidacs at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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