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2018年12月31日
挨拶で社員の離職率が変わるって本当?
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あいさつって大事ですよね。
子供にもあいさつをしなさい。
あいさつは大事だよ。
と教えています。
でも、
実はあいさつの意味を知ったのは
ごく最近でした。
もともと僕は
家族や親しい人にしかあいさつせず、
よく知らないひと、
ご近所だけど話したことがないような人
にはあいさつしませんでした。
恥ずかしいだけだし、
向こうも困ると思ってたんです。
でもあいさつをするようになって
僕の身の回りでも
色々な変化が現れるようになりました。
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ご近所さんに気軽に話しかけてもらえたり
会社でもなぜか僕をよく知っている、見ていてくれる人が出てきました。
あいさつの本当の目的は
存在を認めること
なんですよね!
おはようございます!
僕はあなたが職場にきていることを
認知しましたよ!
おはようございます!
僕は今日もここにいますよ!
お互いの存在を確かめること、
それがあいさつです。
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韓国のあいさつをご存知のかたも多いと思います。
アンニョハセヨ
ハセヨはですか?という意味です。
アンニョは漢字で書くと
安寧
安寧ですか?
これは相手の無事を確認することから生まれたあいさつと言われています。
日本でも東日本大震災のとき、
誰かに会うとまずその人が生きていることを喜び、
その人の家族や知人の安否を確認したそうです。
それがあいさつの基本だったのではないでしょうか?
逆に、あいさつを軽く考えているということは、
その人がそこに居ても当たり前
生きていても当たり前
そういう油断やおごりがあるのではないでしょうか?
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パソコンをみながら部下のあいさつに
おはよー
と答えている上司は、
明日からその人が来なくなるかもしれない
ということは
考えていないのではないでしょうか?
朝家族とあいさつしない人は、
明日家族がいなくなるかもしれない
可能性
を考えていないのではないでしょうか?
人は認めてもらうと元気になります。
あいさつは
人を認める第一段階!入り口です!
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相手を認めると
相手もこちらを認めてくれます。
だから
あいさつは大事!
なんですね!
相手を見て!
元気よく!
あいさつをすれば
その元気はまわり回って
返ってくるようになってるんですね!
2018年12月30日
認知症と気候の関係
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認知症の人の周辺症状は
接し方
住まいや物
その人の周囲の出来事
など
外的要因
以外に
病気
排泄感覚
体調
など
内的要因
が関係してきます。
中でも見落とされがちなのは
気候との関係があります。
僕たち人間は
何気なく毎日を過ごしているようでも
からだの中は常に
気温や湿度、気圧などに
適応しようと
絶えず体を調整しています。
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この調節機能は
年を取るほどに
衰えてきます。
気候の変化に対応するために
なにもしていないようでも
体力を使います。
普通であれば
多少気分の変化や
体の不調があっても
昨日までの自分を保つために
無意識に我慢しますが、
認知症の人は
それがモロに出ます。
急激な気候の変化や
気圧が大きく変わる日や
その前日は
いつもと違う行動が出やすくなります。
僕の勤める施設でも
僕のユニット全体が
おかしな様子の時は
施設全体でも
同じような状況が起きています。
このような時は
いつものように
対応しても
落ち着きがなかったりします。
正攻法で対処しても
通用しません。
そういうときは
もう仕方がないことだと
割りきって
対応することも大切です。
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特に多いのは
雨の日の前日や
寒波、熱波がくる前日です。
もちろん
そうでないときもあります。
介護施設では
全体的に様子がおかしい
と感じるとき
認知症の人は予期しない行動をとる
という可能性を考慮して
対応することが大切です。
例えば
いつも立ったり歩いたりしない人が
たちあがったり、
いつも気にしないようなものを
手に取るようになったり
(具体的にはおいてある薬をとってしまったり、食べられないものを口にいれたり)
ということが
起きやすくなります。
こういう認知症の人の行動傾向は
根拠が弱いため
専門書などでも
あまり取り上げられていません。
しかし、
現場では実感しています。
ジンクスのようで
ジンクスではないことを確信しています。
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介護施設では
こういう傾向に気を付けると共に、
認知症の介護において
そういうことがあることを
知っておくことで
イライラを軽減したり
事故を防ぐことにも繋がります。
特に今年はおかしな気候だったので
高齢者の体には
大きな負担がかかっていますので
気を付けていきたいものです。
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2018年12月29日
介護にも筋トレが必要!?
スポーツ選手でもない限り
筋トレは必要がない
と思っている人がいるようですが
僕は違うと思います。
レスリングやサッカー
野球など
スポーツ選手は
ただ技術を競っているわけではありません
筋力と技術力が合わさって
初めて試合でかてます。
仕事も同じだと思います。
特に
介護や運送など
体を使う仕事には
筋トレが必要だと思います。
介護には腰痛が付き物
と考えている人がいます。
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腰が痛いのは
介護の仕事内容のせいではなく、
介護をする
技術力と筋力が
足りていないからです。
僕は12年
介護をしていて
腰を痛めたことがありません。
でも
腰が痛いな…と思ったことはあります。
そういうときは
必ず
筋トレをサボっているときです。
筋トレをすると
治ります。
女性が多い介護業界ですが、
腰を痛めるのは
女性だから
ではありません。
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女性のからだとしての
介助技術が間違っていることと
筋トレなど体のメンテナンスを
おこたっているからです。
僕はたまたま武道をしていたので
力の伝わり方
力の伝え方
体重の移動の仕方
人のからだの動き方
を、知っていました。
それがわかっているだけでも
かなり腰の負担は減らせます。
介護の基礎として
ボディメカニクスは
勉強しているはずなのですが
その知識を高めようとする人が
少ない気がします。
そして
腰を痛める人にかぎって
重たい利用者さんを持ち上げる僕を見て
男の人だから
とか、
ガタイが良いから
と良く言います。
これは筋力も含めて
プロとしての技です。
自分のからだに合った技術と
筋力トレーニングを大切にすることは
介護のプロとして
必要なことです。
介護を仕事として生きていくなら
研修やセミナー、本、YouTubeなどを利用して
技術力と筋力をつけることをおすすめします。
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2018年12月28日
介護加算を取らない施設は潰れていく理由
介護報酬の加算は
「ちゃんとやった施設に上げるご褒美」
ではありません。
「ちゃんとやらないところにはあげないからね」
というのも少し違います。
加算の本当の意味は
「猶予期間」
と言ったほうがわかりやすいかもしれません。
加算は
「やってもやらなくてもいいよ」
というものではありません。
「今後、こういう方向で行くから!
やらないと流れに乗り遅れるよ!」
流れに乗り遅れるとは
報酬が減って会社潰れる
という意味です。
「やってね!」
というメッセージだと思ってください。
加算になっている部分は
今後はやらないほうが
減算
になったり、
介護報酬全体が引き下げられて
加算なしでは経営できない
というような形で
帰ってきます。
ですから
「加算」だから
うちはいらないや
では済まない話です。
介護施設を運営する上では
どうやって「加算」に対応していくか
ということが
今後の運営にもっとも重要なことになります。
2018年12月27日
介護業務のぶっちゃけ!効率が悪いのに抜け出せない理由
介護の仕事をしていると
とても感じます。
この制度を作っている人は
この仕事知ってるのかな?
施設長は
僕らの業務をわかっていて
この指示を出しているのかな?
介護職のみんなは
なんで自分たちが
そんなに忙しくなっているか
わかっているのかな?
介護は生活を支援する仕事です。
生活とは
生きていることそのもの
つまり全てです。
医療は病気や怪我
レストランは食事
ゴミ処理業者はゴミだけ
クリーニング屋は衣類
銭湯はお風呂
介護は全部です。
具体的に効率が悪い例をあげます。
それは食事の時です。
配膳をします。
衛生のため配膳用エプロンをします。
食事に関わる前に手指消毒を行います。
配膳作業を行います。
しかし業務は介護です。
「すみませんトイレ」
ナースコール「起きます」
などなど
いろいろな対応が間に挟まります。
そうすると
もう一度エプロン着用、手指消毒を行います。
僕の施設では
パンの提供時は手袋の着用も義務付けられています。
手を消毒して
エプロンつけて
手袋をしているうちに
「ぴろろろろ」ナースコール
なんて呼ばれるんです。
結果
一向にごはんが出せない。
ここでの問題点は
手袋を付けるくらい数秒
という甘い考えと
別の作業をするたびに
その工程を繰り返す頻度が
どれくらいのものか
を考えられなかったことで
とっても非効率な動きになってしまっている
ということです。
多少の時間を甘くみず
介護では特に
「これくらい仕事が増えても大丈夫」
と思わずに
それがどのくらい時間を割く事なのか
よく考えておくことが大切です。
2018年12月26日
介護施設ナースコールのぶっちゃけ!
頻繁に鳴り続けるナースコール
認知症の人のナースコール
意味があるのかないのか・・・
かといって県からは
極力ナースコールは
取り外してはならない!
と厳しく指導されています。
そうなると、
介護職員はどうするでしょうか・・・・
ぶっちゃけます!
ナースコールを
押せないようにします。
バレないように!
届きそうで届かない位置に。
ベッドにはついているけど
その人が届かない位置に。
夜間はほかの人がいないので
完全に押せない位置にしても大丈夫。
とにかく
弁解の余地(アリバイ)を残しつつ
コールボタンを押せないようにします。
ひどい?でしょうか・・・・?
現場から言わせていただくと
この状態を放置していることがひどい!
と思います。
県の職員さんは
数秒おきに無言電話がなっても
仕事ができるのでしょうか?
「いや君、県民の声を聞くのも仕事だから」
と、数秒おきに無言電話しても良いのでしょうか?
「いや君、こういうのはなにか訴えたいことがあるんだから」
拒否したり、それをやめるように言うこともできません。
こんなことちょっとありえないと思うのですが、
介護はそれを「やれ」と言われています。
結果、
バレないように
押せないように。
なるのは当たり前だと思います。
ただでさえ過密な業務の中
明らかに意味が分かっていない人のナースコールを
毎日毎日
何十回も何百回も
答え続けられるわけがありません。
もしこういう入居者さんがいるのであれば
しっかりと御家族に譲許を説明しましょ。
「大変なんで」
「対応しきれないので」
は禁句です。
それは施設側の怠慢だと思われてしまいます。
まずは機械的な問題
「押し続けるとほかの人が緊急で押した時にわからなくなってしまう」
多くのナースコールシステムで
介護など携帯しながら受信を確認する場合
そう何件も把握できるようにはなっていないはずです。
現実的な問題
「呼ばれても意図がわからない」
と正直にお話するとともに
「このシステムで緊急時を把握することは困難」
という現状もお伝えしましょう。
そして
ほかの安全策の提案
「定期的な巡回を行います」
など代替案を提案して安心してもらいます。
話し合いの内容はしっかりと記録に残し
必要であればナースコール取り外し同意書等を作成しておきます。
このように
介護の常識が結構
無茶苦茶!
ということはよくあります。
介護職はそれを鵜呑みにして
できないことで自分を責めて
バレないように隠蔽して
心が壊れていく
ということがよくあります。
貴重な人材を失わないためにも
施設長やリーダーは
介護職員が
正々堂々と仕事をできる環境を
作りましょう!
リンク:ナースコールの闇
2018年12月25日
ユニット型特養のお風呂事情をぶっちゃけ!
尊厳のためのユニットケア
一斉入浴を辞めたい
という従来型との違い
しかし
人員を増やさず施行した
ユニット型特養制度のお風呂事情は
夢のような状態ではありません。
リンク:ユニット型特養の闇
です。
「いつでも好きな時に」
は入浴できません。
介護施設は
介護業務以外にも
研修や委員会活動
が義務付けられています。
職員は介護報酬の範囲でいっぱいいっぱいです。
ユニットで対応する職員1名に
お風呂解除できる職員が1名
の配置がやっとです。
1週間に
研修や委員会、イベント活動をくぐり抜けながら
のべ20人をお風呂に入れます。
週2回でも難しい時があります。
お風呂といえば
普通は夜ですよね。
でも夜は夕食の時間帯。
お風呂を入れることができるのは
基本的に
配置職位2人が重なる時間帯
つまり
午後から夕方
がほとんどです。
明るい時間帯にお風呂に入ります。
生活や習慣の継続?できていますかね?
基本的に
1人に使えるお風呂の時間は
30分
にして欲しい
というのが職員の願いです。
午後1時からお風呂が始まって
午後3時から早番を休憩に入れなくてはならない。
つまり2時間。
1週間に20名
1日3人は入れたいところです。
なので
1人30分
1時間半かけてあとは準備と片付けに使いたい
というのが理想です。
ちなみにこの30分は
声かけ、準備、移動、衣服の着脱、軟膏塗布
などなど
全て含めての時間です。
でも実際は
大体40分
長い人は60分時間を取られます。
準備などしている時間はないので
お昼休憩を潰して準備を始めるか
サービス残業をしながら片付けたりしています。
全部の施設がこうなっているわけではありませんが
特別な考えなしでは
基本このような勤務状態になりますね。
大型の機械で入るお風呂、通称「機械浴」と言われています。
これは安全重視のため
職員2名以上で介助を行う
という決まりがあります。
通常1名で行っているお風呂
もう1人を確保するのは
簡単なことではありません。
そのため基本的に
ほかのユニットと協力する
という形になります。
そうすると
協力している間は
自分のユニットのお風呂はできない
ということが起きます。
つまり
1週間に20人
プラス機械浴の補助
となると、その分だけ人数が加算されます。
2ユニットで10回お風呂、
週2回入って20回と思いきや、
他ユニットの機械よく補助3名入れば週6回
1週間に26回お風呂をなんとかしなくてはなりません。
施設長、管理者のかたは
「お風呂なんか」は絶対禁句です。
職員は週2回、
どうやって入居者にお風呂を提供したらよいか
自分の時間を犠牲にしてまで
頭を悩ませているんです。
もしご自分の施設で
このような実態があるのであれば
早急に対策を立てることをおすすめします。
ちょっとした手間の負担がわからないリーダーは危険
介護業務をしていると
よくあるんですが、
ちょっとした手間が増えること。
例えば
「ミス防止のためチェック表作ったので必ず記入してください」
「記入は簡単!5分もあればできますよ!」
介護の現場は常に手一杯業務が詰まっています。
この状態でたかだか5分!
時間を割くということは
ほかの何かが5分できなくなる!
ということです。
ちょっとそのことに気がつかない
リーダーや管理職が多い気がします。
僕の職場の例を上げると
僕の職場では
「温かいものは暖かく
冷たいものは冷たく
家庭的な食事を提供したい」
という理念のもと
配膳車から調理された食事を取り出して
職員が器に盛り付けています。
たかが「盛り付け」
しかし実際にかかる手間は
一人2分
ユニット型なので10人で20分です。
この理想ひとつ叶えるのに20分使っています。
さらに
「麺類を提供したい!
茹でるのはユニットで!
冷凍麺だから簡単でしょ」
麺を茹でて提供する時間
1人30秒としても
5分
食事提供が25分プラス。
しかもなぜか麺の日は
お数が少ないため刻み等はユニットで任されます。
刻む時間5分
このように
一つ一つはちょっとした手間
と認識されていても
計算してみると結構な時間を割いていたり
だんだんと積み重なって
大変な仕事量になっていたり
ということは
介護現場で多々あります。
でも直接現場を知らない管理職の人は
こう思うでしょう
「何とかなっているから大丈夫だ」
いやいや、ここが「施設長が知らない」の真骨頂!
全然大丈夫ではありません。
実は現場では
仕事が終わらなければ
いろいろなことが省略されていくだけです。
例えば歯磨き
「お昼はいいか、夜やれば」
「バレないし、やったことにしよう」
「絶対に歯磨きしなきゃいけないわけじゃないし」
例えばトイレ誘導
「パット大きいの入れておけばもれないし大丈夫でしょ」
「漏れるわけじゃないから午後二回誘導を1回でいいか」
例えば着替え
「服が汚れてる、忙しいから後でいいか」
「うんち付いてるけどどうせお風呂だしいいか」
などなど。
もちろん優先順位はわかっています。
でも
新しく決まったこと
指示されたこと
はどんなに優先順位が低くてもやらないわけにはいきませんよね。
そして介護職も
「これくらいの手間」
と、あまり深く考えていないこともあります。
なにか作業を増やすなら
これだけは忘れない方が良いことはお伝えしておきます。
なにか作業を増やせば
かならずなにか作業が減っている。
なにか作業を増やすときは
それに代わる何かを辞めることも一緒に考えると
こうした無理な負担を削ることができます。
偉い人ほトイレ掃除で見つかるもの
トイレ掃除
やりたくないですよね
特に
会社みたいに不特定多数の人が使う
トイレは・・・
今日のお話は
トイレで思いがけないものが見つかる!
というお話です。
ただし
トイレ掃除は社長がしたほうがいい!!
というお話ではありません。
社長の最大の仕事は
会社を潰さずに運営することです。
そんな中で
大事なものを見落とさないために
トイレ掃除が
結構有効的
というお話です。
トイレ掃除は
誰のためにしますか?
使う人のためですよね。
だれが使いますか?
会社のトイレであれば
会社の人ですよね。
会社の人が気持ちよくトイレを使う
そうすると仕事は良くなる!
とまでは言いません。
でも
汚いトイレは
確実に社員の気持ちを低下させます。
人はされたことをほかの人にします。
汚いところでも気にしない施設であれば
職員も
入居者が汚いところで生活しようが気にしなくなります。
まあ、トイレ掃除は
するだけでも効果があるのですが
なぜ偉い人がすると良いのか
それは、
忘れていたものに気づくからです。
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トイレ掃除は何のためにするのか
忘れてはいけません。
トイレ掃除は笑顔で行いましょう!
そうすると、
感謝が生まれてきます。
職員がいるのは当たり前ではない
部下がいるのは当たり前ではない
このご時世
気に入らなければ働き口はたくさんあります。
人がイライラしていたり
怒っていたり
誰かを攻めたくなっているときは
たいてい
大事なことを忘れています。
それが
感謝!
です。
トイレ掃除は
そんな忘れがちなことを
思い出すきっかけとして
最適です。
2018年12月24日
認知症の人の誤解を特方法はこれ!
四角いテーブルに向かい合った
お二人の女性入居者
Aさんは中程度の認知症
Bさんは失語有り認知症あり、程度は喋らないので不明
Aさんはいつもティッシュの箱を持ち歩いているのですが
「もうティッシュがこんなに減ってるわ。
ねえ、あなた、
使ってもいいけど、一応断ってよね」
Aさんは優しいひとなので
柔らかい口調ですが。
Bさん「・・・・・」
理解度は不明ですが
無言です。
実際ティッシュを使っている犯人は・・・
Aさんなんですけどね。
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まあ大したやりとりではないので
ほうっておいたのですが
最近増えているのと
この会話が始まると
Aさんはなんども繰り返し言います。
反応はないけど
言われているBさんは
どうなのかな?
そんな疑問がわいたので
Aさんにダメ元で言ってみました。
「Aさん、ティッシュ使ってるの
Bさんじゃないと思うよ。
あんまり責められ続けたら辛いんじゃないかな?」
するとAさん
「私は使ってないよ!じゃあなんでこんなに減ってるの?」
当然の反応です。
今思えば、このあとの対応がうまくいったのかな?
さて問題です。
僕がAさんに言ったのは次のうちどれ?
1:「Aさん覚えていないだけだから。ほかにだれが使うの?」
2:「なんで減っているんだろうね?不思議だね?」
3:「そうだね、ほかの人が使っているんだろうね」
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答えは
3番「そうだね、ほかの人が使っているんだろうね」
でした。
このあと僕はAさんたちから離れて
違う仕事をしていました。
するとAさんは
「確かに、この人が使ってるの見たことないな」
「あなたじゃなかったのね、ごめんね」
Bさん、無言で「コクり」
ダメもとで言ってよかったな
と思いました。
Bさんも反応してないけどわかっていたんだな。
誤解が解けて良かった。
また繰り返すかも知れないですけどね。
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これは僕の推測でしかないんですが
「そうだね」
って、Aさんの言っていることを
認めてあげたから
Aさんも「もしかしたら自分が間違っていたのかも」
って考えてくれたのかもしれません。
これって、
認知症の人の対応例だけではなくて
家族や会社の人、友人とか
普段の人間関係にも使えるのではないでしょうか?
今日もにこやかに
Aさんが一方的に話して
Bさんが無言でうなづく風景が
なんだか心地よく感じます。