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2018年12月25日

ちょっとした手間の負担がわからないリーダーは危険







介護業務をしていると
よくあるんですが、

ちょっとした手間が増えること。


例えば
「ミス防止のためチェック表作ったので必ず記入してください」
「記入は簡単!5分もあればできますよ!」


介護の現場は常に手一杯業務が詰まっています。

この状態でたかだか5分!
時間を割くということは

ほかの何かが5分できなくなる!
ということです。


ちょっとそのことに気がつかない
リーダーや管理職が多い気がします。

僕の職場の例を上げると

僕の職場では
「温かいものは暖かく
冷たいものは冷たく
家庭的な食事を提供したい」
という理念のもと
配膳車から調理された食事を取り出して
職員が器に盛り付けています。

たかが「盛り付け」

しかし実際にかかる手間は
一人2分
ユニット型なので10人で20分です。

この理想ひとつ叶えるのに20分使っています。

さらに

「麺類を提供したい!
茹でるのはユニットで!
冷凍麺だから簡単でしょ」

麺を茹でて提供する時間
1人30秒としても
5分
食事提供が25分プラス。

しかもなぜか麺の日は
お数が少ないため刻み等はユニットで任されます。
刻む時間5分

このように
一つ一つはちょっとした手間
と認識されていても
計算してみると結構な時間を割いていたり
だんだんと積み重なって
大変な仕事量になっていたり
ということは
介護現場で多々あります。


でも直接現場を知らない管理職の人は
こう思うでしょう

「何とかなっているから大丈夫だ」

いやいや、ここが「施設長が知らない」の真骨頂!

全然大丈夫ではありません。


実は現場では
仕事が終わらなければ
いろいろなことが省略されていくだけです。


例えば歯磨き
「お昼はいいか、夜やれば」
「バレないし、やったことにしよう」
「絶対に歯磨きしなきゃいけないわけじゃないし」

例えばトイレ誘導
「パット大きいの入れておけばもれないし大丈夫でしょ」
「漏れるわけじゃないから午後二回誘導を1回でいいか」

例えば着替え
「服が汚れてる、忙しいから後でいいか」
「うんち付いてるけどどうせお風呂だしいいか」

などなど。
もちろん優先順位はわかっています。
でも
新しく決まったこと
指示されたこと
はどんなに優先順位が低くてもやらないわけにはいきませんよね。


そして介護職も
「これくらいの手間」
と、あまり深く考えていないこともあります。


なにか作業を増やすなら
これだけは忘れない方が良いことはお伝えしておきます。

なにか作業を増やせば
かならずなにか作業が減っている。

なにか作業を増やすときは
それに代わる何かを辞めることも一緒に考えると
こうした無理な負担を削ることができます。







posted by KENZI at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 施設長
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