2009年09月20日
射撃場の整備!
おはようございます。
今日は射撃場の整備!です。
昨日はおやすみをいただいて地域の活動に参加。
お話の掲載もせず楽しみにして下さる訪問者の方には
ご迷惑をおかけいたしました事をお詫び申し上げます。
前回の銃の弾の話で面白い事を思い出したので少しお話します。
自衛隊にも幾つかの射撃場があるのです。
当然と言えば当然なのですが・・・・
約十年勤務をした中で一度だけ射撃場の整備をする事があったのです。
射撃場などご存じない方が大半だと思う。
遠くから見れば段々畑の大きなものがあると思っていただいたら
いいのかも知れません。
100m単位で段差があり的のあるところは土手のようになっているのです。
的の後ろは工事現場で砂を置いた屋根のある場所を
イメージしてもらうと解りやすいと思います。
その畑の段差になっている部分や土手になっている部分、
当然、的の後ろの砂の山の部分と沢山の銃から撃たれた弾が埋まっているのです。
私がまだ自衛隊に入って間もないころ一度だけ
所属する大隊で射場の整備をしたのです。
砂をシャベルですくいふるいにかけるとそこには薬きょうから離れた弾が
沢山埋まっているのです。
今の時代鉛の弾は世界でも使っている国はなくどれも
真鍮で加工されたものなのです。
一説には鉛の弾は体内に入るとき形が崩れ殺傷能力が高くなるのと
体内から弾を摘出する時、鉛がはじけ体内に残り障害を残すことから
今では真鍮で弾のなまりの部分を加工していないものは
使用できないと聞いた事を思い出します。
実際にはまだ他の要素もたくさんあるのだと思います。
自衛隊の射撃場でも真鍮の弾が使われるのです。
ふるいにかけられ砂と弾に選別されたものは弾薬箱へ詰められるのです。
昔ではテレビでもよく見かけて木の箱でシャベルとほぼ同じ長さ、
約1mほどの木の箱へ・・・・
ふるいにかけられた弾にはいろんな特徴があり兆弾の軌跡のあるものや
射撃場の壁にあったた形跡のある真鍮が破れ鉛のむき出しになったもの
それは数多くの弾が射撃場の段差や土手砂の山には埋まっているのです。
綺麗に的に命中したものは弾の原型をそのまま残し線条痕の代わりに
砂に埋まるときできた砂の線が奇麗に浮かんでいるのです。
かなりの日数と時間をかけ射撃場の整備をしたのですが
弾の中には珍しいものも含まれていたのです。
本来、小さき時の性格からかコレクションの一つに・・・・
警察の拳銃から放たれたものは弾も少し小さめで刑事ドラマに出てくる弾と
同じように丸みを帯びたもの、また、各地にある猟友会の
ライフルから放たれたものは大きさが少し大きく感じられるもの、
自衛隊幹部の腰に持つ拳銃も同様、少し大きなものでよく見ると線条痕の
見えるものもたくさんあったのです。
弾薬箱に詰められた弾はかなり重く作業もかなり大変なものでしたが
始めてみる放たれた弾にいつしか疲れも忘れるほどだったのです。
上司の許可をもらい幾つかの弾をコレクションに持って帰ったのです。
集められた弾は業者に引き取られ鉛と真鍮に分けられ再び加工されるようです。
当時の私はこれだけの量があればかなりの金額に・・・・・
運び出された弾薬箱で射撃場が一般道路から見えなくなるほどの量だったのです。
自衛隊を退職する時も新隊員の頃、整備した射撃場から出てきた弾は
自宅へ持ち帰ったのです。
今ではどこに行ったのか屋根裏部屋の隅にあるのかも知れません。
自衛官でもあまりみる機会のない放たれた弾も今では思いでの一つです。
明日は、土の中から!です。
では、また。
今日は射撃場の整備!です。
昨日はおやすみをいただいて地域の活動に参加。
お話の掲載もせず楽しみにして下さる訪問者の方には
ご迷惑をおかけいたしました事をお詫び申し上げます。
前回の銃の弾の話で面白い事を思い出したので少しお話します。
自衛隊にも幾つかの射撃場があるのです。
当然と言えば当然なのですが・・・・
約十年勤務をした中で一度だけ射撃場の整備をする事があったのです。
射撃場などご存じない方が大半だと思う。
遠くから見れば段々畑の大きなものがあると思っていただいたら
いいのかも知れません。
100m単位で段差があり的のあるところは土手のようになっているのです。
的の後ろは工事現場で砂を置いた屋根のある場所を
イメージしてもらうと解りやすいと思います。
その畑の段差になっている部分や土手になっている部分、
当然、的の後ろの砂の山の部分と沢山の銃から撃たれた弾が埋まっているのです。
私がまだ自衛隊に入って間もないころ一度だけ
所属する大隊で射場の整備をしたのです。
砂をシャベルですくいふるいにかけるとそこには薬きょうから離れた弾が
沢山埋まっているのです。
今の時代鉛の弾は世界でも使っている国はなくどれも
真鍮で加工されたものなのです。
一説には鉛の弾は体内に入るとき形が崩れ殺傷能力が高くなるのと
体内から弾を摘出する時、鉛がはじけ体内に残り障害を残すことから
今では真鍮で弾のなまりの部分を加工していないものは
使用できないと聞いた事を思い出します。
実際にはまだ他の要素もたくさんあるのだと思います。
自衛隊の射撃場でも真鍮の弾が使われるのです。
ふるいにかけられ砂と弾に選別されたものは弾薬箱へ詰められるのです。
昔ではテレビでもよく見かけて木の箱でシャベルとほぼ同じ長さ、
約1mほどの木の箱へ・・・・
ふるいにかけられた弾にはいろんな特徴があり兆弾の軌跡のあるものや
射撃場の壁にあったた形跡のある真鍮が破れ鉛のむき出しになったもの
それは数多くの弾が射撃場の段差や土手砂の山には埋まっているのです。
綺麗に的に命中したものは弾の原型をそのまま残し線条痕の代わりに
砂に埋まるときできた砂の線が奇麗に浮かんでいるのです。
かなりの日数と時間をかけ射撃場の整備をしたのですが
弾の中には珍しいものも含まれていたのです。
本来、小さき時の性格からかコレクションの一つに・・・・
警察の拳銃から放たれたものは弾も少し小さめで刑事ドラマに出てくる弾と
同じように丸みを帯びたもの、また、各地にある猟友会の
ライフルから放たれたものは大きさが少し大きく感じられるもの、
自衛隊幹部の腰に持つ拳銃も同様、少し大きなものでよく見ると線条痕の
見えるものもたくさんあったのです。
弾薬箱に詰められた弾はかなり重く作業もかなり大変なものでしたが
始めてみる放たれた弾にいつしか疲れも忘れるほどだったのです。
上司の許可をもらい幾つかの弾をコレクションに持って帰ったのです。
集められた弾は業者に引き取られ鉛と真鍮に分けられ再び加工されるようです。
当時の私はこれだけの量があればかなりの金額に・・・・・
運び出された弾薬箱で射撃場が一般道路から見えなくなるほどの量だったのです。
自衛隊を退職する時も新隊員の頃、整備した射撃場から出てきた弾は
自宅へ持ち帰ったのです。
今ではどこに行ったのか屋根裏部屋の隅にあるのかも知れません。
自衛官でもあまりみる機会のない放たれた弾も今では思いでの一つです。
明日は、土の中から!です。
では、また。