2012年07月10日
深い森の物語5
お元気デスか?
読んでくださる方がいるって 嬉しくて 胸がホンワカします
ありがとうございますm(_ _)m
読んでくださる方がいるって 嬉しくて 胸がホンワカします
ありがとうございますm(_ _)m
《こいつのせいで私の仲間が今、大変なことになっているんです》
しいたけはミーサンににじり寄りながら、訴えた。
《私達が寝床にしていた木を、ねこそぎ倒していったんです。
見て下さい》
そう言うと、しいたけは周りを振り返った。
確かにフェンスの周りの大木が薙ぎ倒され、その枝の葉も
枯れている。
よく見るとその大木の幹の下に、葉と同じように干からびている
キノコが、たくさんくっついていた。
《あれが瀕死の仲間たちです…》
しいたけは別の木の根元も指差して言った。
《ここは私たちの村だったんです。お願いです。一刻も早く
私たちを助けて下さいませんか!》
そう言って迫るしいたけの気迫に、ミーサンは後ずさりしながら
再び頷くしかなかった。
《わかったけど、どうしたらいいの?》
つづく
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