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香りのブレンディング @

昨日、希釈濃度の話をしたときにちょっとだけ出てきましたが、今日は、精油をブレンドする、ということについて勉強します。

目的を考えたブレンディング

アロマテラピーを楽しむとき、2種類以上の精油をブレンドすると、相乗効果を期待することができます。また、2つ3つと好きな香りをブレンドすることで、世界にひとつしかないオリジナルの香りを作り出すことができます。
特に精神面に働きかける芳香浴や香水作りのブレンドには、自分が心地いいと感じる香りを選ぶことでリラックス効果が増し、自分らしさを取り戻したり、前向きな気持ちにさせてくれるでしょう。

香りは、脳にダイレクトに届き、良くも悪くも影響力が大きいです。香りと記憶は、セットになっていることがよくあります。香りをかいだだけで過去の記憶がよみがえる、という経験は誰にでもありますよね?それだけ、香りは、わたしたちの生活・人生と密接に関わっています。

ブレンドの考え方

@目的を決める
元も子もない言い方をするならば、何も考えず適当に精油をブレンドをしてみても、それなりの香りは作れます。ですが、自分はこんな効能を求めてる!や、とにかくリラックスしたい!など、アロマテラピーをするからには何かしらの悩みがあると思うので、セラピーをする目的を明確にしてからブレンディングしていきます。さらに、もっと掘り下げて、「どんなときにリラックスしたいのか?」と、背景や原因を考えると、精油を選びやすくなります。
そして、目的に応じて、いくつか候補となる精油をチョイスします。

たとえば、「肩こりを改善したい!」、という場合。
このとき、肩こりの原因を考えてみます。筋肉疲労による肉体的な要因なのか、ストレスや緊張からくる精神的なものが要因なのか、それによってピッタリな精油は変わってきます。もちろん、両方を考慮したブレンドもOKですが、このように、悩みの原因を探ってみると、より自分に合ったブレンドができるでしょう。

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A候補の精油をかいでメインの精油を決める
候補の精油から、さらにブレンドする精油をしぼっていきます。各精油の香りの特徴や効能をみながら、メインの香りを選びます。

さっきの肩こりの場合、

 ●肉体的な疲労−筋肉弛緩作用や血流促進作用があるローズマリーやレモングラスなど
 ●緊張やストレス−リラックス効果が高いカモミール・ローマンやネロリ、ゼラニウムなど

が効果的です。


では、今日は肩こりを改善するマッサージオイルを作ると仮定して、「ローズマリー」をメインの精油として選んでみます。
ローズマリー(シオネール)の特徴は下記の通り

 ●ユーカリのようなすっきりとしたハーバルな香りで、リフレッシュできる
 ●気持ちが沈みがちでやる気が起きないときやイライラや精神的に疲れているときに効果的
 ●血流促進作用があり、肩こりや筋肉痛に効果的
 ●柑橘系やハーバル系の香りと相性が良い
 ●高濃度の使用は避ける。敏感肌の場合は注意
 ●妊婦さんへの使用、ホメオパシー療法とは併用しない

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Bメインの精油と作用が似ていたり、作用を補助するするような精油を選ぶ
精油にはそれぞれ、効能のほかに、相性がよい精油が存在します。ブレンドすると、精油同士の効果を高めてくれるような、相乗効果もあります。
ブレンディングをする際は、そういった相性や相乗効果を考慮すれば、よりよいブレンドになります。
基本的に、同じ系統の精油同士は香りの相性が良いです(柑橘系やフローラル系など)。

で、ローズマリーに合う精油ですが、今回の目的は肩こり改善なので、それを考慮して、筋肉弛緩作用が期待できる「ラベンダー」を選んでみます。
ラベンダーは、甘いフローラルな香りの中に、爽やかな酸味が合わさった、リラックス効果の高い精油で、イライラやストレスを日々感じているときに安らぎや落ち着きを与えてくれる精油です。

また、色々香りをテイスティングしてみて、ピンとくる香りを直感で選んでみるのもおすすめです。
精油は、1滴が0.05ml と微量ですが、その影響力は絶大。その1滴で、全体の印象がガラリと変わることもあります。
それが難しいところであり、面白いところでもあるんですね。

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C基材の種類と量、希釈濃度を決めて、実際にブレンディングする
昨日の復習になりますが、用途に応じて、基材と希釈濃度を決定します。
今回はマッサージオイルを作りたいので、基材は植物油を30ml 、部分塗布なので希釈濃度を2%とします。計算すると、精油量は、全体で12滴になります。なので最初は9滴くらいがいいと思います。

で、実際に試験紙に落としてみたら、だいぶローズマリーの香りが強いので、ラベンダーの他に、リラックス系のゼラニウムを加えてみると、フローラルなやさしい香りがあわさって、ちょっと丸くなりました。
それとは別に、ローズマリー・ラベンダーと相性がよいレモングラスを加えてみると、レモングラスの独特のハーバルな香りが若干強くなりました。

なので、ローズマリー4滴、ラベンダー3滴、ゼラニウム2滴くらい??かな。
いえ別に正解ってないのでどんなのでも間違ってはないと思います。

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やっぱり実際ブレンドしてみないとわかんないですね。
しかも長期的に香りをみないと、自分がこの香りが苦手なのか、ただそのとき受け付けなかっただけなのかが判断つかないですもんね。

一番難しいのは、自分のイメージどおりの香りを作ること

プロかそうでないかは、このスキルにかかっていると思いました。

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次回は、ブレンディングAでいきます。



精油の希釈濃度の話。

希釈濃度とは

アロマテラピーでは、基材の量に対して精油がどのくらい入っているかを、希釈濃度と言います。
用途や、トリートメントをする際には塗布部分によって、希釈濃度を変えなければなりません。濃度が高すぎると、肌や体に悪影響を及ぼすからです。

たとえばトリートメントをするためにアロマオイルを作るとします。
植物油30ml に30滴の精油を加えたときの希釈濃度は5%です(計算式は後述)。これは、部分的な塗布にはOKですが、全身トリートメントにはNGです(顔にもNGです)。
日本アロマ環境協会では、トリートメントの際の希釈濃度は、1%以下が目安。としています。絶対にこれ以下じゃないと駄目!というわけではありません、あくまで目安
さらに、アロマテラピーの対象者(妊婦さんか、高齢者か、赤ちゃんか、敏感肌のひとか)や、部位などによって、希釈濃度を変更する必要があります。
以下、家庭でトリートメントを行うときの希釈濃度の目安です。

●顔のトリートメント−基材の量の0.1〜1%
●全身のトリートメント−基材の量の1.0〜2.0%
●部分へのトリートメントー基材の量の2.0〜2.5%
●局所への塗布−基材の量の3〜5%

上記に挙げたのは、一般の大人の場合です。子供さんや高齢者の方へは、1/10〜1/2くらいの濃度で行いましょう。
ちなみに、3歳未満の子供さんには、芳香浴以外のアロマテラピーは行いません。また、12・3歳くらいまでは、使用できない精油もあるので注意が必要です。
また高齢者の方の中には、持病によって避けたほうが良い精油もあるのでこちらも注意が必要です。

ちなみに、トリートメント以外の場合の希釈濃度の目安は下記の通りです。

アロマバス−一般的なバスタブ(300〜400l)で、精油6滴以内(レモングラス・ペパーミント・柑橘系の精油は少な目で)。バスソルトを作る際も6滴以内が基本。だいたいは3〜4滴程度。

手浴・足浴−洗面器や足湯専用のバケツに2〜3滴がベスト。15分間お湯の温度を落とさないことがポイントで、冷めてきたら足し湯をしましょう。

化粧水・ローション−通常、希釈濃度は0.5〜1%程度(100ml 基材に10〜20滴くらい)ですが、はじめての場合は0.1〜0.2%くらい(100ml の基材に2〜4滴)からにして、肌の様子をみながら濃度を調節しましょう。

オーデコロン・香水−手作りのコロンや香水は、添加物が入っていない分、市販のものより香りは強くありませんが、数種類の精油を組み合わせることで自分の好みの香りを作ることができます。精油を数種類混ぜ合わせることをブレンディングと言います。
ちなみにオーデコロンの場合、希釈濃度は2〜10%(基材30ml に対して15〜20滴)、香水は15〜25%(基材10mlに対して20〜40滴)です。

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希釈濃度から精油の量を計算する

希釈濃度が決まったら、今度は実際の滴数を計算します。
精油のビンから垂れる1滴は、約0.05ml です。5mlの精油でも、約100滴分あります。
それをふまえて…。


【例題】 50mlの植物油で、希釈濃度2%のアロマオイル作りたいときの精油の滴数は?

考え方@50ml の植物油の2%分にあたる精油量を計算する
 50(ml) × 0.02(2%) = 1(ml)

考え方A1mlの精油が何滴なのかを計算する
 1(ml) ÷ 0.05(ml) = 20(滴) ※1滴を0.05ml として計算

【答え】 50mlの植物油に対し、使用する精油は20滴

となります。

アロマテラピー検定を主催している日本アロマ環境協会のサイトに2級と1級で出題される範囲のミニテストがあって、そこに希釈濃度から滴数を計算する問題もあったので(4択ですが)、たぶん本番の試験にも出るだろうなぁと予想。

ミニテストはこちらから! 日本アロマ環境協会の公式サイトへジャンプします。

割合とかの計算は苦手やけど頑張ろうっと。。。

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まとめ

●アロマテラピーの希釈濃度は、対象者の状態をしっかり把握して決める

です。

アロマオイルとか、クレイとか買って、手作りのアロマグッズを作ってみたくなりました!

次回は、「精油のブレンディングについて」をテーマに勉強します。

マカロンさんのライバル

我が家には子犬のほかにもうひとり、ペットがいます。
オカメインコのキキさん(男の子)です。

この子は、我が家に来てから2年くらい経ちます。年齢も2歳くらいです。
ほっぺのチークが素敵です♪うぐいすの鳴き真似が上手です(笑)

そんなキキさんは、マカロンが我が家にやってきてから心穏やかではありませんでした。
近づけばお互い威嚇しあって、とっても険悪ムードになります。
ゲージは離れているので普段はお互い干渉しないのですが、外に出て遊ばせたりすると、喧嘩が始まります。



関係ないけどマカロンさん、あいかわらず黒くて目がどこかわかんない(汗)
これは、まだ喧嘩一歩手前。でも一触即発な雰囲気。




これ、喧嘩の真っ最中(笑)
お互い「キィキィ!」、「キャンキャンっ!」と吼えとります。
だいたいがマカロンがキキのゲージにやってきて喧嘩をしかけ、キキがそれに応戦する、というパターンで、たいがいはマカロンが返り討ちにあって退散します(笑)

いつかは仲良くなって一緒に遊んだり昼寝したりしてほしいな…。
と、飼い主の勝手な妄想が広がっています(笑)

アロマテラピーの基材

今日のテーマは「基材」です。
精油は、植物が持つ芳香成分をめっちゃ濃縮したものなので、直接肌につけることはNGです。※例外として、ラベンダーは塗布しても問題はありません。
基材は、キャリアとも呼ばれています。
基材には二つの目的があります。
ひとつ、濃縮された精油を安全な濃度に薄めるため
ふたつ、精油の効能を、より効率よく体内に運ぶため。なので、運ぶ=キャリアという言葉が使われています。

基材には、さまざまな用途によって、さまざまな素材が用いられます。
それぞれに特徴があり、目的や相性で、どの基材を使用するかを選びます。

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油性基材

アロマテラピーでは、基材として植物由来のオイルが多く用いられます。一般的にキャリアオイル・ベースオイルと呼ばれます。
精油は親油性で、アルコールや油脂に溶けやすいという特性があるので、植物油とは相性が良いです。
主にトリートメントに使用され、アロマショップなどで購入できます。
使用前にはパッチテストを行いましょう。また、高温多湿をさけ、できるだけ早く使い切りましょう。
以下、ポピュラーなキャリアオイルを挙げます。

オリーブ油−モクセイ科のオリーブの果実から採れる植物性油脂。主成分はオレイン酸(70〜80%)、リノール酸(5〜10%)で、筋肉をほぐし、疲労の緩和、乾燥肌の保護やしみ、しわを予防します。

スイートアーモンド油−バラ科のスイートアーモンドの趣旨から採れる植物性油脂。主成分はオレイン酸(60〜80%)、リノール酸(20%)、パルミチン酸、ビタミンA、B1,2,6など。
抗炎症作用、保湿作用、皮膚軟化作用があり、単品使いはもちろん、他のオイルとのブレンドで肌への効果が高まります。ベビーマッサージにもおすすめ。

ホホバ油−ツゲ科のホホバの種子から採れる液体ワックス。主成分は、高級脂肪酸と高級アルコールからなるエステルで、安定性と耐温性が高く、比較的長持ちします。また、低温では固まる性質があります。
油っぽさがないのが特徴で、皮脂バランスを整え、炎症を抑え、しわ、しみを防ぎます。

マカダミアナッツ油−ヤマモガシ科のマカダミアナッツの種子から採れる植物性油脂。主成分はオレイン酸(55〜70%)、リノール酸(1〜4%)、パルミトレイン酸(15〜25%)、ビタミンA、E、Bで、肌になじみやすいので使いやすく、乾燥肌のケアに向いています。

植物性スクワラン−オリーブ油などに由来する炭化水素を還元して得られる飽和炭化水素で、触感が軽く、すべりが良いのが特徴です。オリーブ油にも言える事ですが、オリーブ油はにおいが若干きついので、単品ではなく他の油とブレンドして使用されることが多いです。

まだまだたくさん種類はありますが(ローズヒップ油やアボカド油など)、とりあえずアロマテラピー検定1級の範囲内で。
単品で使えるものもあれば、精油のように他の種類とブレンドもできるなんて、ますます応用力が高まりますね。

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水性基材

水は、精製水、ミネラルウォーター、芳香蒸留水などを使用します。水道水は塩素などを含んでいるため使用できません。
また、精油は水には溶けにくいので、用途によってはアルコールやお酢などと一緒に希釈したりもします。
主に芳香浴をするときに使用します。

水(精製水・蒸留水・ミネラルウォーター)−不純物がない高純度の水を使用します。薬局で手に入る精製水や蒸留水、小売店のミネラルウォーターを用いてください。

芳香蒸留水(フローラルウォーター)−精油を抽出するやり方として、前回、水蒸気蒸留方を勉強しましたが、そのときにできる精油と分離した水分を芳香蒸留水といいます。
ローズやラベンダー、オレンジフラワー、カモミールなどが一般的です。ほのかに原料植物の香りもするため、そのまま化粧水に使ったり、パックを作るときに使用します。
アロマショップで手に入ります。

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その他の基材

アロマテラピーで使われる基材には、他にも様々なものがあります。

アルコール(エタノール)−前述しましたが、水単体では精油にはなかなか溶けません。ですので、精油をアルコールに溶かしておいてから水を加えると混ざりやすくなります。
簡単なものとして、ルームスプレーがおすすめです。無水エタノール10mlに好みの精油を12滴ほど垂らしよく溶かしたあと、精製水20mlで希釈します。
また、基材としてだけではなく、容器やガラス棒の洗浄や消毒にも使用します。
アロマテラピーでは、薬局などで手に入る無水エタノールや消毒用エタノールなどを使います。

蜜蝋(みつろう)−ミツバチが巣を作るときに分泌するワックスのことで、ビーワックスとも呼ばれます。蝋(ろう)なので、油脂ではありません。
アロマテラピーでは植物油に溶かして軟膏やクリームを作ります。

クレイ−鉱物を主成分とする粘土で、カオリンやモンモリロナイトなどがこれにあたります。吸収・吸着・収れん(引きしめ)・洗浄作用があります。主に顔などのパックを作るときに使用します。

グリセリン−脂肪や油脂から採れる無色透明の液体です。保湿作用があり、ローションやクリームなどをつくるときに使用します。薬局などで購入できます。

天然塩・重曹・クエン酸−海塩や岩塩などから採れる天然塩には発汗作用とデトックス効果があり、入浴剤に使用されます。40gの塩に、好きな精油を3〜4垂らして混ぜるだけで簡単に出来上がります。
重曹には、皮膚軟化作用、洗浄作用があり、皮膚をなめらかにする効果があり、アロマバスのほか、掃除用の洗剤としても近年注目されています。クエン酸も主に入浴剤や掃除用洗剤として使用されます。クエン酸と重曹で発泡性の入浴剤をつくることもできます。

ハチミツ−保湿作用と抗炎症作用が特徴で、入浴剤やパックを作るときに使用します。

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アロマテラピーにもちいる素材は、精油も含めて天然素材ばかりです。
なので、なにより鮮度が命です。古くなったものは皮膚に刺激を与えることがあるからです。食べ物でも、いたんだものはやはり抵抗がありますよね。

長くなったのでいったん終わり!
引き続き、「精油の希釈濃度の考え方」について勉強します。


マカロンさんが来てから。

子犬のマカロンさんが我が家に来てから、床のごみが目立つようになりました。
これは実際ごみが増えているのか、マカロンをよく観察するときに床のごみにも目が行っていて、今まで見えていなかったごみが見えているからなのか…。
まぁ、なんにせよきれいにすることはいいことです。

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アロマには、掃除にも役に立つ精油があって、殺菌効果や防ダニ効果があるものを、重曹やエタノールと混ぜて掃除したりすると、香りで癒されながらおうちもきれいになって、いいですね!

とても手軽で簡単なのは、いつもの床や畳の拭き掃除に、精油を2〜3滴垂らした水を使う方法。
精油は、オレンジやレモン、グレープフルーツといった柑橘系や、ティーツリーやペパーミント、ユーカリといったハーバル系がおすすめです。

洗面台やシンク・バスタブのクレンザーとして、重曹200gとレモン精油を10滴、ティーツリー6滴、タイムを3滴を混ぜます。自宅の洗剤とも併用可能なやさしいクレンザーです。

また、トイレの床掃除・消臭用スプレーとして、無水エタノール60mlと精製水140mlに、ペパーミント10滴、ラベンダー5滴、ベルガモット10滴をよーく混ぜて、床や便座に吹きかけて掃除します。また、においが気になるときに便器にシュっとひとふきすれば、たちまちトイレがいい香り!

ぜひ、試してみてくださいね!

アロマのグッズは、amazonにだいたい売っていますが、実際香りを見てから買うか決めたい!って人もいると思うので、そんな場合はアロマ専門店に行きましょう。
オイルや精製水なども購入できます。

一応、精油の商品一覧ページ


勉強のほうも、がんばるぞー!

精油について詳しく!

今日は、精油=エッセンシャルオイルについて、さらに詳しく勉強します。

精油とは?
植物に含まれる、揮発性の芳香物質を含む有機化合物のことを言います。水にとけにくく、逆にアルコールや油脂に溶けやすいという特性(親油性)があります。
100%天然物質で、アロマオイルやポプリオイルは、精油とはまったくの別物です。
植物から精油を取り出すことを、抽出といいます。
精油の種類によって、原料のどの部位から抽出するかが違います。同じ植物でも部位が異なると、出来上がる精油も異なります。
主に使用する部位は、下記のとおりです。

●花・つぼみ
●葉
●樹木・樹脂
●果皮
●果実・種子
●根
●全草

また、香りは下記のように分類されています。

●ハーバル系
●フローラル系
●柑橘系
●オリエンタル系
●スパイス系
●樹脂系
●樹木系

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精油の抽出方法
精油を抽出する方法はいくつかあり、精油によって異なります。原料の希少性、精油量などにより、一回の抽出で得られる精油の量は異なります。また、同じ原料でも、栽培地や収穫時期などによって異なることがあり、これをケモタイプと呼んでいます。お米やワインの味や香りが、産地によって異なるのと同じです。

水蒸気蒸留法−もっとも一般的な抽出方法です。わかりやすく言うと、原材料を釜で蒸して、水蒸気に精油を含ませ、その後冷却することによって水分(芳香蒸留水という)と精油に分離させる、というもの。

有機溶剤法−花や樹脂の芳香成分を溶剤で溶かして抽出する方法です。水蒸気蒸留法では抽出されにくい成分や色素などを抽出することができます。

冷浸法(アンフルラージュ法)−ラードが、芳香成分を吸着する性質を利用した方法で、現在はあまり利用されていません。

圧搾法−柑橘系の果実の皮を搾って芳香成分を抽出する方法です。。加熱をしないので、自然な香りをそのまま抽出できます。圧搾法で抽出されたものは、性格には精油ではなくエッセンスといいます。

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精油を購入する際
精油を購入する際は、以下のことに注意して購入します。

●原料植物の学名、栽培方法、抽出部位、抽出方法、原産地など
●100%天然精油か
●射光ビンに入っている
●ケモタイプの確認

以上のことが、パッケージなどにちきんと表記されているものを購入しましょう。極端に安価だったりすと、100%天然じゃない可能性があります。

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精油の効能とは?
精油には、本当に様々な効能があります。種類によっては、まだ未知の成分があり、まだまだ解明されていない効能もあるのだとか。ほんとに奥が深いですね!
そういった効能は、もともと植物が、害虫や害獣に、自分を食べられまいと、相手の嫌がる香りを発したり、受粉を助ける虫を寄せ付ける香りを発したりするためのものだと言われています。
それを、人は利用させてもらっているんですね。自然って偉大です!
具体的にどんな効能=作用があるのかというと、

●抗菌作用 ●抗ウイルス作用 ●強壮刺激作用 ●免疫強化作用 ●鎮静作用 ●抗うつ作用 ●自律神経調整作用 ●多幸作用 ●精神高揚作用 ●血流促進作用 ●脂肪溶解 ●解毒作用 ●筋肉弛緩作用 ●鎮痛作用 ●抗炎症作用 ●皮膚軟化作用 ●消化促進作用 ●昆虫忌避作用

●神経毒性 ●光毒性 ●肝毒性

まだまだいっぱいあるのですが、読んで字の如くな作用を挙げました。最後の3つは、あきらかによくない作用です。光毒性とは、紫外線をあびると毒性がでるもので、柑橘類に含まれています。
精油の種類により、効能は異なります。そのため、単品での使用ではなく、いくつかの精油をまぜて=ブレンドさせてアロマテラピーを楽しむこともおすすめです。
ブレンドの良いところは、香りに深みが増すことと、ブレンドによって各精油の効能が、相乗的に良くなることです。

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あいかわらず、奥の深さに驚きます。アロマセラピストは、これらの作用を理解し、応用を利かしながら、その人に合った香りを作るんですね。オンリーワンな感じがいいですね!

しかしあいかわらず長くなってしまいました。。。
次回は、「精油を希釈するための基材」をテーマに勉強します。

アロマテラピーの楽しみ方

今日のテーマは、「アロマテラピーの楽しみ方」について。
基材の話より順番で言ったらこっちが先だと思ったので。

アロマテラピーには様々な利用方法があります。その応用力もアロマの魅力と言えます。
まず、アロマ=精油(エッセンシャルオイル)がどのようにわたしたちの体に入り、どんな作用をもたらすのかを少しだけ解説します。

@皮膚から吸収する
精油の成分は分子量が小さいので、肌に簡単に浸透していきます。皮膚から吸収されたアロマ成分は、皮膚の下にある毛細血管やリンパ管を通じて体内に入り、血流に乗って全身へ運ばれ、組織や器官に働きかけます。

A呼吸器から吸収する
空気と一緒に取り込まれたアロマ成分は、鼻、気管、気管支、肺の粘膜から毛細血管を通じて体内に入り、血流に乗って全身へと運ばれます。

B経口による吸収
口から直接体内に入る方法ですが、リスクが高く、日本では推奨されていないやり方です。家庭ではやめましょう。

C直腸などからの吸収
座薬などで体内に入れる方法ですが、これもリスクが高く家庭には不向きです。

血管を通って体内を循環した精油は、最終的には汗、尿、便、息などと一緒に排泄されます。精油は確かに体に良いものですが、ずっと体内に留まってよいものでもないので、しっかり排泄されなければなりません。


ポイントは、「精油の成分はとても小さいので吸収率が良い」ということと、「毛細血管やリンパ管を通って体内に循環される」ことですね。
家庭で手軽に楽しむ方法としては、@とAになるでしょう。

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で実際、毎日の生活の中で、アロマテラピーを手軽に楽しむ方法です。

@精油を拡散させて香りを楽しむ
お部屋の空気の殺菌や浄化、リラクゼーション効果が期待できます。
もっとも簡単な方法はお湯を入れたボウルに精油を数滴垂らす方法です。他には、アロマデフューザーやアロマポット、アロマキャンドルなども有効です。その際は空焚きなどに注意が必要です。

A吸入
アロマ成分の吸収、気分転換、のどや鼻のケア、フェイシャルケアなどの目的で行います。
簡単な方法はお湯を張った洗面器に精油を垂らし、バスタオルを頭からかぶってミストで顔を保湿する方法です。水分と一緒にアロマ成分も肌に吸収されるので、精油を選べばスキンケアにもなります。そのほか、風邪や花粉症の季節には鼻やのどのケアにも有効です。※顔ミストをする際は、目は閉じてくださいね。

Bアロマバス
筋肉の弛緩やこりをほぐす、リラクゼーションの目的で行います。精油をバスタブに数滴落としてかき混ぜてから入浴すると、血行が促進されアロマ成分の皮膚吸収もよくなり、呼吸からもアロマ成分が体内に吸収されます。
プラスアルファとしてソルトやミルク、オイルで入浴剤をつくるのもおすすめです。
アロマバスには全身浴と部分浴の2パターンがあります。※詳細はまた別の機会に…。

C湿布(冷・温)
痛みや腫れ、こりや疲れの緩和が目的です。冷たいのとあったかいのがありますが、冷たいのは主に炎症が出た直後(捻挫とか)、あったかいのは慢性的な疾患に向いています。
タオルを使って肩や腰、目元などに乗せます。温湿布の場合は、タオルの上にラップ、乾いたタオルを乗せると長時間温かさが持続します。

Dオイルトリートメント(アロママッサージ)
トリートメントには、筋肉のこりをほぐしたり、リラクゼーションや心身の刺激と強壮などに効果があります。全身のトリートメントのほかに、フェイシャル、ハンドなど部分的なトリートメントも可能です。

Eアロマクラフト
精油を、石鹸やシャンプー、ハンドクリーム、ローション、化粧水、香水など手作りします。既製品に比べ、添加物などが入らないので肌にも優しいですし、香りも自分好みのものを作れます。


自分の状態、好みに合わせて、いろいろな楽しみ方がありますね。
ちなみにわたしは、アロマディフューザーで香りを楽しむのが好きです。どこがいいのかというと、いい意味で香りが残らないのでその日、そのときの気分によって香りを変えることができるところですね。今15種類くらい精油を持っているのですが、面白いのは、昨日は「この香りがいいな」、と思ってたのに、今日かいだら「ん?なんか違うなー」って感じることがあるところ。
アロマの本質は、「自分が心地良いって感じる香りで楽しむ」こと。
アロマセラピストは、自分はもちろん、相手の好みやそのときの状態に合わせて香りやマッサージ方法を決める能力も必要になってくるんだな、と、思います。


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なんか毎度毎度長くなりますね。
全部読んでくれてる人っているのかな(笑)
でもこのブログは自分のためでもあるのであまり気にせずがんばります(笑)

次回は、「精油についてもう少し詳しく」勉強します。

我が家の子犬さま

さて、洗濯も終わったし、今日もアロマの勉強始めますか!
と、その前に、今回は我が家の子犬さまのお話。

今月15日に生後60日ほどの子犬がやってきました。
犬種は「ミニチュアシュナウザー」の女の子で、名前は「マカロン」といいます。


これは、来た次の日くらいに撮った写真です。
毛が全身黒いので、どこに眼があるのかよくわかんない(笑)
ちなみに寝てるのでよけいわかりにくいんですが…。
成長するにつれて毛色はシルバーっぽい色に変わっていくそうです。

まだまだ赤ちゃんなのでめっちゃ寝る。
一日の半分は寝てます。

今一番の困りごとは、トイレの躾。
まだ躾って月齢じゃないのかもしれないけど、ほんとにどこでもするので掃除が大変です(汗)

でも、ごはんはいっぱい食べてくれるし、元気いっぱい遊ぶし、とってもいい子です♪
ミニチュアシュナウザーは頭も良くてキャンキャンほえたりもしないそうなので、大きくなればそこまで大変にはならないと言われました。
今2回目のワクチンも済んで、1ヶ月後にワクチンをうったら、晴れて外にお散歩に行けるそうです。
マカロンと一緒に散歩するの楽しみやなぁ♪

犬にもヒーリング効果ってあるみたいですね。
東北の震災のときには、精神的なケアが目的で、犬も被災地の仮設住宅をまわっていたとか。
わたしもアロマセラピストになって、そういった災害で心の傷を負った人たちのケアもしたいとも思っています。

マカロンに癒されながら(カリカリ甘噛みされながら)わたしも勉強がんばろうっと!

↓今日のマカロン。
だいぶ毛色が薄くなってきました



アロマテラピーを楽しむ前に

アロマテラピーは、基本誰でも楽しめて、心身ともに癒しを与えるものですが、楽しむためにはいくつか守らないといけないルールがあります。

今回は、今日勉強した、「精油を安全に使用するための注意点」についてのお話です。

精油=エッセンシャルオイルは、植物の花、果実、葉、樹脂など様々な部位から抽出された芳香成分の混合体で、成分の一つ一つが薬理的な作用をもっています。それらは植物が自分を守り種を繁栄させるためだと言われています。例えば虫を誘うため、虫を遠ざけるため、乾燥の予防、癒傷、細菌やウイルスからの防御などです。
精油は、植物によって抽出部位は異なります。同じ植物でも違う部位から抽出された精油はまったく違う香りや効能があります。
また、精油の抽出方法も様々で、精油により異なります。

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さて、そんな精油を扱う際の注意点ですが、

●原液を直接肌に塗らない
抽出された精油の原液はとても高濃度なので、希釈せずそのまま肌へ塗布すると刺激が強すぎて逆に肌を傷めてしまいます。また香りも、原液のままでは強すぎて逆に気分が悪くなったりするので、直接の塗布はぜったいにダメです。
誤って肌についた場合は、すぐに大量の水で洗い流します。

●飲用しない
アメリカでは治療の一環として希釈した精油を飲んだりするみたいですが、日本では推奨されていません。

●目に入れない
誤って入った場合は、すぐに大量の水で洗い流しましょう。

●火気厳禁
あるエステ店舗で、バスタオルに引火した事故がありました。

●保存方法に注意
キャップをしっかりと閉め、子どもやペットの手の届かない、冷暗所に保管します。

●お年寄りや既往症のある方への注意
お年寄りや既往症のある方は香りに反応しやすいので、希釈濃度を低くします。とくに精油の種類によっててんかんや緑内障の方へは使用できないものもあるので注意が必要です。

●妊婦さんへの注意点
妊娠初期は精油の使用を避け、安定に入っても精油の種類によって使用を避けるべき精油があるので注意が必要。全身トリートメントは控え、アロマバスや芳香浴中心にすると安心です。

●授乳期の注意点
授乳期は、赤ちゃんがお母さんのにおいを覚える時期なので、精油は低濃度で使用する。

●子どもへの注意点
3歳未満の子どもには、芳香浴以外のセラピーは行わない(刺激が強すぎるので)。3歳以上でも、精油は低濃度で使用する(大人の1/10〜1/2程度)。

●精油に似た商品に注意
合成香料と間違えないように注意する。購入の際は天然原料であるかをちきんと確認する。

●光毒性に注意
レモンやオレンジ、グレープフルーツなどの柑橘系の精油に含まれるベルガプテンという成分には、紫外線を浴びると毒性を発する成分が含まれています。
アロマオイルでトリートメントをする際は十分気をつけましょう。

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以上のことをちゃんと守れば、アロマテラピーは安全で、わたしたちの生活を豊かにしてくれる力を持っています。


次回は「アロマテラピーの基材について」です。

アロマセラピストが活躍できる場所

アロマテラピーといえば、エステ
というイメージが強いのはわたしだけでしょうか?
最初はそう思っていました。
でも、アロマテラピーや、アロマセラピストという職種が利用されているのは、エステだけではないということがわかってきました。
今回は、現代社会の中でアロマテラピーがいかに利用されているか、アロマセラピストの活躍範囲のお話です。

@エステなどのリラクゼーション施設
所謂アロマオイルやハーブなどを使用してトリートメントを施し、心身を健康に導いてくれる場所ですね。なんだか、セレブさま達が通う場所、みたいなイメージ(ただの偏見ですスミマセン)。

A福祉や医療施設
昨今では入院されている方や介護施設に入居されている方たちへのアロマテラピーを取り入れている施設も増えてきました。そうした場所へ職員として、またボランティアで行っているセラピストさんも多くいます。
アロマテラピーのよいところは、面倒な準備も手間もかけず、最低限の材料と自分の手があればどこでもしてあげることができる点にあります。
また、看護や介護で疲れている他の職員や家族の方にも同じように癒しを与えられることができることも魅力だと思っています。

B妊婦さんのケア
妊娠初期などはアロマを控えたほうが良い時期もありますが、つわりやむくみ、腰痛や便秘などの身体的なケアから、出産前後の精神ケアのためにアロマテラピーは効果的です。全身のトリートメントなどは難しいですが、部分的なトリートメントや芳香浴、アロマバスなどで妊婦さんのケアをアロマが担います。

Cカルチャースクールなどのインストラクターになって
例えば、アロマセラピストの資格と並行して、アロマテラピーインストラクターの資格を取得し、スクールのインストラクターになり、アロマの魅力をたくさんの人に広めることも立派な活躍ですよね。

Dスポーツ選手のケア
アロマテラピーで使用される精油の中には、血流をよくし、筋肉をほぐしたり、炎症を抑えたりする効果があるものもあります。
そういった精油をマッサージに利用することが増えています。プロのアスリートの筋肉疲労は一般のそれとは比べ物にならないほどなので、マッサージで使用する際の精油の濃度は通常より高くなるんだとか。

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ざっと挙げてみましたが、まだまだアロマテラピーが活躍できる場所はいたるところにあると思います。
アロマの基本は、「その人に合った香りと方法で癒しを与える」ことだと思うので、癒しを求めるすべての場所が活動場所であると考えます。

わたしも将来は自分のサロンを開きたいですが、色々な場所で活動し、経験を積んで知識を増やし、見識を広げたいと考えています。

次回は、「アロマテラピーをするうえで注意する点」を書きます。

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