2012年12月16日
アロマテラピーを楽しむ前に
アロマテラピーは、基本誰でも楽しめて、心身ともに癒しを与えるものですが、楽しむためにはいくつか守らないといけないルールがあります。
今回は、今日勉強した、「精油を安全に使用するための注意点」についてのお話です。
精油=エッセンシャルオイルは、植物の花、果実、葉、樹脂など様々な部位から抽出された芳香成分の混合体で、成分の一つ一つが薬理的な作用をもっています。それらは植物が自分を守り種を繁栄させるためだと言われています。例えば虫を誘うため、虫を遠ざけるため、乾燥の予防、癒傷、細菌やウイルスからの防御などです。
精油は、植物によって抽出部位は異なります。同じ植物でも違う部位から抽出された精油はまったく違う香りや効能があります。
また、精油の抽出方法も様々で、精油により異なります。
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さて、そんな精油を扱う際の注意点ですが、
●原液を直接肌に塗らない
抽出された精油の原液はとても高濃度なので、希釈せずそのまま肌へ塗布すると刺激が強すぎて逆に肌を傷めてしまいます。また香りも、原液のままでは強すぎて逆に気分が悪くなったりするので、直接の塗布はぜったいにダメです。
誤って肌についた場合は、すぐに大量の水で洗い流します。
●飲用しない
アメリカでは治療の一環として希釈した精油を飲んだりするみたいですが、日本では推奨されていません。
●目に入れない
誤って入った場合は、すぐに大量の水で洗い流しましょう。
●火気厳禁
あるエステ店舗で、バスタオルに引火した事故がありました。
●保存方法に注意
キャップをしっかりと閉め、子どもやペットの手の届かない、冷暗所に保管します。
●お年寄りや既往症のある方への注意
お年寄りや既往症のある方は香りに反応しやすいので、希釈濃度を低くします。とくに精油の種類によっててんかんや緑内障の方へは使用できないものもあるので注意が必要です。
●妊婦さんへの注意点
妊娠初期は精油の使用を避け、安定に入っても精油の種類によって使用を避けるべき精油があるので注意が必要。全身トリートメントは控え、アロマバスや芳香浴中心にすると安心です。
●授乳期の注意点
授乳期は、赤ちゃんがお母さんのにおいを覚える時期なので、精油は低濃度で使用する。
●子どもへの注意点
3歳未満の子どもには、芳香浴以外のセラピーは行わない(刺激が強すぎるので)。3歳以上でも、精油は低濃度で使用する(大人の1/10〜1/2程度)。
●精油に似た商品に注意
合成香料と間違えないように注意する。購入の際は天然原料であるかをちきんと確認する。
●光毒性に注意
レモンやオレンジ、グレープフルーツなどの柑橘系の精油に含まれるベルガプテンという成分には、紫外線を浴びると毒性を発する成分が含まれています。
アロマオイルでトリートメントをする際は十分気をつけましょう。
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以上のことをちゃんと守れば、アロマテラピーは安全で、わたしたちの生活を豊かにしてくれる力を持っています。
次回は「アロマテラピーの基材について」です。
今回は、今日勉強した、「精油を安全に使用するための注意点」についてのお話です。
精油=エッセンシャルオイルは、植物の花、果実、葉、樹脂など様々な部位から抽出された芳香成分の混合体で、成分の一つ一つが薬理的な作用をもっています。それらは植物が自分を守り種を繁栄させるためだと言われています。例えば虫を誘うため、虫を遠ざけるため、乾燥の予防、癒傷、細菌やウイルスからの防御などです。
精油は、植物によって抽出部位は異なります。同じ植物でも違う部位から抽出された精油はまったく違う香りや効能があります。
また、精油の抽出方法も様々で、精油により異なります。
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さて、そんな精油を扱う際の注意点ですが、
●原液を直接肌に塗らない
抽出された精油の原液はとても高濃度なので、希釈せずそのまま肌へ塗布すると刺激が強すぎて逆に肌を傷めてしまいます。また香りも、原液のままでは強すぎて逆に気分が悪くなったりするので、直接の塗布はぜったいにダメです。
誤って肌についた場合は、すぐに大量の水で洗い流します。
●飲用しない
アメリカでは治療の一環として希釈した精油を飲んだりするみたいですが、日本では推奨されていません。
●目に入れない
誤って入った場合は、すぐに大量の水で洗い流しましょう。
●火気厳禁
あるエステ店舗で、バスタオルに引火した事故がありました。
●保存方法に注意
キャップをしっかりと閉め、子どもやペットの手の届かない、冷暗所に保管します。
●お年寄りや既往症のある方への注意
お年寄りや既往症のある方は香りに反応しやすいので、希釈濃度を低くします。とくに精油の種類によっててんかんや緑内障の方へは使用できないものもあるので注意が必要です。
●妊婦さんへの注意点
妊娠初期は精油の使用を避け、安定に入っても精油の種類によって使用を避けるべき精油があるので注意が必要。全身トリートメントは控え、アロマバスや芳香浴中心にすると安心です。
●授乳期の注意点
授乳期は、赤ちゃんがお母さんのにおいを覚える時期なので、精油は低濃度で使用する。
●子どもへの注意点
3歳未満の子どもには、芳香浴以外のセラピーは行わない(刺激が強すぎるので)。3歳以上でも、精油は低濃度で使用する(大人の1/10〜1/2程度)。
●精油に似た商品に注意
合成香料と間違えないように注意する。購入の際は天然原料であるかをちきんと確認する。
●光毒性に注意
レモンやオレンジ、グレープフルーツなどの柑橘系の精油に含まれるベルガプテンという成分には、紫外線を浴びると毒性を発する成分が含まれています。
アロマオイルでトリートメントをする際は十分気をつけましょう。
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以上のことをちゃんと守れば、アロマテラピーは安全で、わたしたちの生活を豊かにしてくれる力を持っています。
次回は「アロマテラピーの基材について」です。
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