2012年12月17日
アロマテラピーの楽しみ方
今日のテーマは、「アロマテラピーの楽しみ方」について。
基材の話より順番で言ったらこっちが先だと思ったので。
アロマテラピーには様々な利用方法があります。その応用力もアロマの魅力と言えます。
まず、アロマ=精油(エッセンシャルオイル)がどのようにわたしたちの体に入り、どんな作用をもたらすのかを少しだけ解説します。
@皮膚から吸収する
精油の成分は分子量が小さいので、肌に簡単に浸透していきます。皮膚から吸収されたアロマ成分は、皮膚の下にある毛細血管やリンパ管を通じて体内に入り、血流に乗って全身へ運ばれ、組織や器官に働きかけます。
A呼吸器から吸収する
空気と一緒に取り込まれたアロマ成分は、鼻、気管、気管支、肺の粘膜から毛細血管を通じて体内に入り、血流に乗って全身へと運ばれます。
B経口による吸収
口から直接体内に入る方法ですが、リスクが高く、日本では推奨されていないやり方です。家庭ではやめましょう。
C直腸などからの吸収
座薬などで体内に入れる方法ですが、これもリスクが高く家庭には不向きです。
血管を通って体内を循環した精油は、最終的には汗、尿、便、息などと一緒に排泄されます。精油は確かに体に良いものですが、ずっと体内に留まってよいものでもないので、しっかり排泄されなければなりません。
ポイントは、「精油の成分はとても小さいので吸収率が良い」ということと、「毛細血管やリンパ管を通って体内に循環される」ことですね。
家庭で手軽に楽しむ方法としては、@とAになるでしょう。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
で実際、毎日の生活の中で、アロマテラピーを手軽に楽しむ方法です。
@精油を拡散させて香りを楽しむ
お部屋の空気の殺菌や浄化、リラクゼーション効果が期待できます。
もっとも簡単な方法はお湯を入れたボウルに精油を数滴垂らす方法です。他には、アロマデフューザーやアロマポット、アロマキャンドルなども有効です。その際は空焚きなどに注意が必要です。
A吸入
アロマ成分の吸収、気分転換、のどや鼻のケア、フェイシャルケアなどの目的で行います。
簡単な方法はお湯を張った洗面器に精油を垂らし、バスタオルを頭からかぶってミストで顔を保湿する方法です。水分と一緒にアロマ成分も肌に吸収されるので、精油を選べばスキンケアにもなります。そのほか、風邪や花粉症の季節には鼻やのどのケアにも有効です。※顔ミストをする際は、目は閉じてくださいね。
Bアロマバス
筋肉の弛緩やこりをほぐす、リラクゼーションの目的で行います。精油をバスタブに数滴落としてかき混ぜてから入浴すると、血行が促進されアロマ成分の皮膚吸収もよくなり、呼吸からもアロマ成分が体内に吸収されます。
プラスアルファとしてソルトやミルク、オイルで入浴剤をつくるのもおすすめです。
アロマバスには全身浴と部分浴の2パターンがあります。※詳細はまた別の機会に…。
C湿布(冷・温)
痛みや腫れ、こりや疲れの緩和が目的です。冷たいのとあったかいのがありますが、冷たいのは主に炎症が出た直後(捻挫とか)、あったかいのは慢性的な疾患に向いています。
タオルを使って肩や腰、目元などに乗せます。温湿布の場合は、タオルの上にラップ、乾いたタオルを乗せると長時間温かさが持続します。
Dオイルトリートメント(アロママッサージ)
トリートメントには、筋肉のこりをほぐしたり、リラクゼーションや心身の刺激と強壮などに効果があります。全身のトリートメントのほかに、フェイシャル、ハンドなど部分的なトリートメントも可能です。
Eアロマクラフト
精油を、石鹸やシャンプー、ハンドクリーム、ローション、化粧水、香水など手作りします。既製品に比べ、添加物などが入らないので肌にも優しいですし、香りも自分好みのものを作れます。
自分の状態、好みに合わせて、いろいろな楽しみ方がありますね。
ちなみにわたしは、アロマディフューザーで香りを楽しむのが好きです。どこがいいのかというと、いい意味で香りが残らないのでその日、そのときの気分によって香りを変えることができるところですね。今15種類くらい精油を持っているのですが、面白いのは、昨日は「この香りがいいな」、と思ってたのに、今日かいだら「ん?なんか違うなー」って感じることがあるところ。
アロマの本質は、「自分が心地良いって感じる香りで楽しむ」こと。
アロマセラピストは、自分はもちろん、相手の好みやそのときの状態に合わせて香りやマッサージ方法を決める能力も必要になってくるんだな、と、思います。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
なんか毎度毎度長くなりますね。
全部読んでくれてる人っているのかな(笑)
でもこのブログは自分のためでもあるのであまり気にせずがんばります(笑)
次回は、「精油についてもう少し詳しく」勉強します。
基材の話より順番で言ったらこっちが先だと思ったので。
アロマテラピーには様々な利用方法があります。その応用力もアロマの魅力と言えます。
まず、アロマ=精油(エッセンシャルオイル)がどのようにわたしたちの体に入り、どんな作用をもたらすのかを少しだけ解説します。
@皮膚から吸収する
精油の成分は分子量が小さいので、肌に簡単に浸透していきます。皮膚から吸収されたアロマ成分は、皮膚の下にある毛細血管やリンパ管を通じて体内に入り、血流に乗って全身へ運ばれ、組織や器官に働きかけます。
A呼吸器から吸収する
空気と一緒に取り込まれたアロマ成分は、鼻、気管、気管支、肺の粘膜から毛細血管を通じて体内に入り、血流に乗って全身へと運ばれます。
B経口による吸収
口から直接体内に入る方法ですが、リスクが高く、日本では推奨されていないやり方です。家庭ではやめましょう。
C直腸などからの吸収
座薬などで体内に入れる方法ですが、これもリスクが高く家庭には不向きです。
血管を通って体内を循環した精油は、最終的には汗、尿、便、息などと一緒に排泄されます。精油は確かに体に良いものですが、ずっと体内に留まってよいものでもないので、しっかり排泄されなければなりません。
ポイントは、「精油の成分はとても小さいので吸収率が良い」ということと、「毛細血管やリンパ管を通って体内に循環される」ことですね。
家庭で手軽に楽しむ方法としては、@とAになるでしょう。
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で実際、毎日の生活の中で、アロマテラピーを手軽に楽しむ方法です。
@精油を拡散させて香りを楽しむ
お部屋の空気の殺菌や浄化、リラクゼーション効果が期待できます。
もっとも簡単な方法はお湯を入れたボウルに精油を数滴垂らす方法です。他には、アロマデフューザーやアロマポット、アロマキャンドルなども有効です。その際は空焚きなどに注意が必要です。
A吸入
アロマ成分の吸収、気分転換、のどや鼻のケア、フェイシャルケアなどの目的で行います。
簡単な方法はお湯を張った洗面器に精油を垂らし、バスタオルを頭からかぶってミストで顔を保湿する方法です。水分と一緒にアロマ成分も肌に吸収されるので、精油を選べばスキンケアにもなります。そのほか、風邪や花粉症の季節には鼻やのどのケアにも有効です。※顔ミストをする際は、目は閉じてくださいね。
Bアロマバス
筋肉の弛緩やこりをほぐす、リラクゼーションの目的で行います。精油をバスタブに数滴落としてかき混ぜてから入浴すると、血行が促進されアロマ成分の皮膚吸収もよくなり、呼吸からもアロマ成分が体内に吸収されます。
プラスアルファとしてソルトやミルク、オイルで入浴剤をつくるのもおすすめです。
アロマバスには全身浴と部分浴の2パターンがあります。※詳細はまた別の機会に…。
C湿布(冷・温)
痛みや腫れ、こりや疲れの緩和が目的です。冷たいのとあったかいのがありますが、冷たいのは主に炎症が出た直後(捻挫とか)、あったかいのは慢性的な疾患に向いています。
タオルを使って肩や腰、目元などに乗せます。温湿布の場合は、タオルの上にラップ、乾いたタオルを乗せると長時間温かさが持続します。
Dオイルトリートメント(アロママッサージ)
トリートメントには、筋肉のこりをほぐしたり、リラクゼーションや心身の刺激と強壮などに効果があります。全身のトリートメントのほかに、フェイシャル、ハンドなど部分的なトリートメントも可能です。
Eアロマクラフト
精油を、石鹸やシャンプー、ハンドクリーム、ローション、化粧水、香水など手作りします。既製品に比べ、添加物などが入らないので肌にも優しいですし、香りも自分好みのものを作れます。
自分の状態、好みに合わせて、いろいろな楽しみ方がありますね。
ちなみにわたしは、アロマディフューザーで香りを楽しむのが好きです。どこがいいのかというと、いい意味で香りが残らないのでその日、そのときの気分によって香りを変えることができるところですね。今15種類くらい精油を持っているのですが、面白いのは、昨日は「この香りがいいな」、と思ってたのに、今日かいだら「ん?なんか違うなー」って感じることがあるところ。
アロマの本質は、「自分が心地良いって感じる香りで楽しむ」こと。
アロマセラピストは、自分はもちろん、相手の好みやそのときの状態に合わせて香りやマッサージ方法を決める能力も必要になってくるんだな、と、思います。
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なんか毎度毎度長くなりますね。
全部読んでくれてる人っているのかな(笑)
でもこのブログは自分のためでもあるのであまり気にせずがんばります(笑)
次回は、「精油についてもう少し詳しく」勉強します。
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